2022年12月18(日)に、朝日杯FS(GⅠ)が行われます。
当記事では、過去10年の1着馬~3着馬を検証します。
父、母父、前走を振り返えると
気になる3つのポイントが出てきました。
先に3つのポイントを書きます。
- 前走、1着馬が圧倒的に強い
- デイリー杯2歳SまたはサウジアラビアRCの出走組みが中心
- 過去5年、馬番⑪から外の馬が3着内に来ていない
何故なのか?
そこは以下に記載しました。
過去10年の結果をまとめているので、
参考になればと思います。
昨年はドウデュースが優勝。
後に日本ダービー馬となりました。
注目のレースになります。
まずは過去10年のレース結果をご覧ください。
過去10年のレース結果
過去10年ごとに以下の項目をまとめました。
タイム、1着馬~3着馬、性齢、負担重量、騎手。
丸印内の数字は馬番になります。
2021年 晴・良 15頭立て タイム 1:33.5
1着 ⑨ドウデュース 牡2 55.0㎏ 武豊
2着 ④セリフォス 牡2 55.0㎏ C.デムーロ
3着 ⑦ダノンスコーピオン 牡2 55.0㎏ 松山弘平
2020年 晴・良 16頭立て タイム 1:32.3
1着 ②グレナディアガーズ 牡2 55.0㎏ 川田将雅
2着 ⑦ステラヴェローチェ 牡2 55.0㎏ 横山典弘
3着 ⑧レッドベルオーブ 牡2 55.0㎏ 福永祐一
2019年 晴・良 16頭立て タイム 1:33.0
1着 ⑥サリオス 牡2 55.0㎏ R.ムーア
2着 ⑧タイセイビジョン 牡2 55.0㎏ 武豊
3着 ⑨グランレイ 牡2 55.0㎏ 池添謙一
2018年 小雨・良 15頭立て タイム 1:33.9
1着 ⑥アドマイヤマーズ 牡2 55.0㎏ M.デムーロ
2着 ①クリノガウディー 牡2 55.0㎏ 藤岡佑介
3着 ②グランアレグリア 牝2 54.0㎏ ルメール
2017年 晴・良 16頭立て タイム 1:33.3
1着 ①ダノンプレミアム 牡2 55.0㎏ 川田将雅
2着 ⑩ステルヴィオ 牡2 55.0㎏ C.デムーロ
3着 ③タワーオブロンドン 牡2 55.0㎏ ルメール
2016年 晴・良 18頭立て タイム 1:35.4
1着 ⑰サトノアレス 牡2 55.0㎏ 四位洋文
2着 ⑩モンドキャンノ 牡2 55.0㎏ バルザローナ
3着 ④ボンセルヴィーソ 牡2 55.0㎏ 松山弘平
2015年 晴・良 16頭立て タイム 1:34.4
1着 ⑮リオンディーズ 牡2 55.0㎏ M.デムーロ
2着 ⑪エアスピネル 牡2 55.0㎏ 武豊
3着 ⑬シャドウアプローチ 牡2 55.0㎏ 中谷雄太
2014年 晴・稍 18頭立て タイム 1:35.9
1着 ②ダノンプラチナ 牡2 55.0㎏ 蛯名正義
2着 ⑥アルマワイオリ 牡2 55.0㎏ 勝浦正樹
3着 ⑭クラリティスカイ 牡2 55.0㎏ 岩田康誠
2013年 晴・良 16頭立て タイム 1:34.7 ※中山芝1600mで施行
1着 ⑥アジアエクスプレス 牡2 55.0㎏ R.ムーア
2着 ⑪ショウナンアチーヴ 牡2 55.0㎏ 後藤浩輝
3着 ⑭ウインフルブルーム 牡2 55.0㎏ 和田竜二
2012年 晴・良 16頭立て タイム 1:33.4 ※中山芝1600mで施行
1着 ⑭ロゴタイプ 牡2 55.0㎏ M.デムーロ
2着 ⑤コディーノ 牡2 55.0㎏ 横山典弘
3着 ③ゴットフリート 牡2 55.0㎏ スミヨン
過去10年の1着馬~3着馬の父、母父
父、母父をまとめました。
2021年
1着 ⑨ドウデュース 父ハーツクライ 母父Vindication
2着 ④セリフォス 父ダイワメジャー 母父Le Havre
3着 ⑦ダノンスコーピオン 父ロードカナロア 母父Sligo Bay
2020年
1着 ②グレナディアガーズ 父Frankel 母父Harlington
2着 ⑦ステラヴェローチェ 父バゴ 母父ディープインパクト
3着 ⑧レッドベルオーブ 父ディープインパクト 母父Unbridled’s Song
2019年
1着 ⑥サリオス 父ハーツクライ 母父Lomitas
2着 ⑧タイセイビジョン 父タートルボウル 母父スペシャルウィーク
3着 ⑨グランレイ 父ルーラーシップ 母父ファルブラヴ
2018年
1着 ⑥アドマイヤマーズ 父ダイワメジャー 母父Medicean
2着 ①クリノガウディー 父スクリーンヒーロー 母父ディアブロ
3着 ②グランアレグリア 父ディープインパクト 母父Tapit
2017年
1着 ①ダノンプレミアム 父ディープインパクト 母父Intikhab
2着 ⑩ステルヴィオ 父ロードカナロア 母父ファルブラヴ
3着 ③タワーオブロンドン 父Raven’s Pass 母父Dalakhani
2016年
1着 ⑰サトノアレス 父ディープインパクト 母父デインヒル
2着 ⑩モンドキャンノ 父キンシャサノキセキ 母父サクラバクシンオー
3着 ④ボンセルヴィーソ 父ダイワメジャー 母父サクラローレル
2015年
1着 ⑮リオンディーズ 父リオンディーズ 母父スペシャルウィーク
2着 ⑪エアスピネル 父キングカメハメハ 母父サンデーサイレンス
3着 ⑬シャドウアプローチ 父ジャングルポケット 母父フレンチデピュティ
2014年
1着 ②ダノンプラチナ 父ディープインパクト 母父Unbridled’s Song
2着 ⑥アルマワイオリ 父マツリダゴッホ 母父ピルサドスキー
3着 ⑭クラリティスカイ 父クロフネ 母父スペシャルウィーク
2013年
1着 ⑥アジアエクスプレス 父ヘニーヒューズ 母父Running Stag
2着 ⑪ショウナンアチーヴ 父ショウナンカンプ 母父サンデーサイレンス
3着 ⑭ウインフルブルーム 父スペシャルウィーク 母父サクラユタカオー
2012年
1着 ⑭ロゴタイプ 父ローエングリン 母父サンデーサイレンス
2着 ⑤コディーノ 父キングカメハメハ 母父サンデーサイレンス
3着 ③ゴットフリート 父ローエングリン 母父ローエングリン
過去10年の1着馬~3着馬の前走
1着馬~3着馬の前走をまとめました。
2021年
1着 ⑨ドウデュース 東京 芝1800m アイビーS(OP)1着
2着 ④セリフォス 阪神 芝1600m デイリー杯2歳S(GⅡ)1着
3着 ⑦ダノンスコーピオン 阪神 芝1800m 萩S(OP)1着
2020年
1着 ②グレナディアガーズ 阪神 芝1400m 2歳未勝利 1着
2着 ⑦ステラヴェローチェ 東京 芝1600m サウジアラビアRC(GⅢ)1着
3着 ⑧レッドベルオーブ 阪神 芝1600m デイリー杯2歳S(GⅡ)1着
2019年
1着 ⑥サリオス 東京 芝1600m サウジアラビアRC(GⅢ)1着
2着 ⑧タイセイビジョン 東京 芝1400m 京王杯2歳S(GⅡ)1着
3着 ⑨グランレイ 京都 芝1400m 2歳未勝利 1着
2018年
1着 ⑥アドマイヤマーズ 京都 芝1600m デイリー杯2歳S(GⅡ)1着
2着 ①クリノガウディー 東京 芝1800m 東京スポーツ杯2歳S(GⅢ)7着
3着 ②グランアレグリア 東京 芝1600m サウジアラビアRC(GⅢ)1着
2017年
1着 ①ダノンプレミアム 東京 芝1600m サウジアラビアRC(GⅢ)1着
2着 ⑩ステルヴィオ 東京 芝1600m サウジアラビアRC(GⅢ)2着
3着 ③タワーオブロンドン 東京 芝1400m 京王杯2歳S(GⅡ)1着
2016年
1着 ⑰サトノアレス 東京 芝1600m ベゴニア賞(500万下)1着
2着 ⑩モンドキャンノ 東京 芝1400m 京王杯2歳S(GⅡ)1着
3着 ④ボンセルヴィーソ 京都 芝1600m デイリー杯2歳S(GⅡ)2着
2015年
1着 ⑮リオンディーズ 京都 芝2000m 2歳新馬 1着
2着 ⑪エアスピネル 京都 芝1600m デイリー杯2歳S(GⅡ)1着
3着 ⑬シャドウアプローチ 東京 芝1400m 京王杯2歳S(GⅡ)3着
2014年
1着 ②ダノンプラチナ 東京 芝1600m ベゴニア賞(500万下)1着
2着 ⑥アルマワイオリ 京都 芝1600m デイリー杯2歳S(GⅡ)4着
3着 ⑭クラリティスカイ 東京 芝1600m いちょうS(G)1着
2013年
1着 ⑥アジアエクスプレス 東京 ダ1600m オキザリス賞(500万下)1着
2着 ⑪ショウナンアチーヴ 東京 芝1400m からまつ賞(500万下)1着
3着 ⑭ウインフルブルーム 阪神 芝1600m 千両賞(500万下)1着
2012年
1着 ⑭ロゴタイプ 東京 芝1600m ベゴニア賞(500万下)1着
2着 ⑤コディーノ 東京 芝1800m 東京スポーツ杯2歳S(GⅢ)1着
3着 ③ゴットフリート 新潟 芝1600m きんもくせい特別(500万下)1着
気になるポイント
過去10年の傾向とデータから
気になる3つのポイントが出ました。
前走、1着馬が圧倒的に強い
過去10年、3着内に来た馬の前走着順を集計しました。
前走1着馬 25回
前走2着馬 2回
前走3着馬 1回
前走4着馬 1回
前走7着馬 1回
勝って、朝日杯FSに出走してきた馬が
圧倒的に好成績を残しています。
デイリー杯2歳SまたはサウジアラビアRCの出走組みが中心
過去10年、3着内に来た馬の前走を集計しました。
デイリー杯2歳S(GⅡ) 6回
サウジアラビアRC(GⅢ) 5回
京王杯2歳S(GⅡ) 4回
ベゴニア賞(500万下) 3回
東京スポーツ杯2歳S(GⅢ) 2回
2歳未勝利 2回
いちょうS(G) 1回
アイビーS(OP) 1回
萩S(OP) 1回
オキザリス賞(500万下) 1回
からまつ賞(500万下) 1回
きんもくせい特別(500万下) 1回
千両賞(500万下) 1回
2歳新馬 1回
デイリー杯2歳SまたはサウジアラビアRCの出走組みが
過去10年の3着内の3分の1を占めています。
但し、この2レースが前走で朝日杯FSを1着になった回数は
デイリー杯2歳S(GⅡ)が1回、
サウジアラビアRC(GⅢ)が2回、
となっています。
勝ち馬は別路線組みになる傾向が強いことも
注目すべきポイントかもしれません。
過去5年、馬番⑪から外の馬が3着内に来ていない
これが一番気になったポイントです。
直近5年、阪神芝1600mで施行されています。
馬番⑪から外の馬が全く来ていない。
これは、前週に行われる阪神JFにはない傾向です。
スピードの持続力を求められる
タフな消耗戦になると外側の馬番は不利なようです。
とくに完成度が低い2歳馬には影響あるのかもしれません。
ポイントまとめ
気になる3つのポイントをまとめました。
- 前走、1着馬が圧倒的に強い
- デイリー杯2歳SまたはサウジアラビアRCの出走組みが中心
- 過去5年、馬番⑪から外の馬が3着内に来ていない
最後に
様々な予想を考慮された上で、馬券検討の助けになればと思います。
馬券は自己責任でお願いします(*人>ω<)。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。