【富士S 2022】過去10年の傾向とデータを検証した結果、気になるポイントが出てきた

中央競馬
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2022年10月22日(土)に富士S(GⅡ)が行われます。

当記事では、過去10年の1着馬~3着馬を検証します。
父、母父、前走を振り返えると
気になる3つのポイントが出てきました。

富士Sは東京競馬場で行われる芝1600mのレースです。

秋競馬のマイル戦線に繋がる重要なステップレースになります。

まずは過去10年のレース結果をご覧ください。

過去10年のレース結果

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過去10年ごとに以下の項目をまとめました。

タイム、1着馬~3着馬、性齢、負担重量、騎手。

丸印内の数字は馬番になります。

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6歳以上の馬は青色マークしています。

2021年 晴・良 17頭立て タイム 1:33.2

1着 ①ソングライン    牝3 52.0㎏ 池添謙一
2着 ⑰サトノウィザード  牡5 56.0㎏ 戸崎圭太
3着 ⑦タイムトゥヘヴン  牡3 54.0㎏ 柴田善臣

2020年 晴・良 12頭立て タイム 1:33.4

1着 ⑤ヴァンドギャルド  牡4 56.0㎏ 福永祐一
2着 ⑪ラウダシオン    牡3 56.0㎏ M.デムーロ
3着 ⑨ケイアイノーテック 牡5 57.0㎏ 津村明秀

2019年 曇・稍 18頭立て タイム 1:33.0

1着 ⑯ノームコア     牝4 56.0㎏ ルメール
2着 ⑨レイエンダ     牡4 57.0㎏ スミヨン
3着 ②レッドオルガ    牝5 54.0㎏ 福永祐一

2018年 晴・良 18頭立て タイム 1:31.7

1着 ⑧ロジクライ     牡5 56.0㎏ ルメール
2着 ⑪ワントゥワン    牝5 54.0㎏ モレイラ
3着 ⑭レッドアヴァンセ  牝5 54.0㎏ 北村友一

2017年 雨・不 15頭立て タイム 1:34.8

1着 ⑥エアスピネル    牡4 57.0㎏ 武豊
2着 ⑮イスラボニータ   牡6 58.0㎏ ルメール
3着 ⑬クルーガー     牡5 57.0㎏ 内田博幸

2016年 曇・良 11頭立て タイム 1:34.0

1着 ③ヤングマンパワー  牡4 57.0㎏ 戸崎圭太
2着 ④イスラボニータ   牡5 58.0㎏ ルメール
3着 ②ダノンプラチナ   牡4 57.0㎏ 蛯名正義

2015年 晴・良 16頭立て タイム 1:32.7

1着 ③ダノンプラチナ   牡3 54.0㎏ 蛯名正義
2着 ⑪サトノアラジン   牡4 56.0㎏ ルメール
3着 ⑭ロゴタイプ     牡5 58.0㎏ M.デムーロ

2014年 晴・良 16頭立て タイム 1:33.2

1着 ⑯ステファノス    牡3 54.0㎏ 戸崎圭太
2着 ⑦シャイニープリンス 牡4 56.0㎏ 柴田大知
3着 ⑪レッドアリオン   牡4 56.0㎏ 小牧太

2013年 曇・良 15頭立て タイム 1:33.5

1着 ⑨ダノンシャーク   牡5 57.0㎏ 内田博幸
2着 ⑫リアルインパクト  牡5 58.0㎏ 戸崎圭太
3着 ④シャイニープリンス 牡3 54.0㎏ 北村宏司

2012年 晴・良 18頭立て タイム 1:32.4

1着 ⑱クラレント     牡3 54.0㎏ 岩田康誠
2着 ⑩ファイナルフォーム 牡3 55.0㎏ 福永祐一
3着 ⑪ヒットジャポット  牡5 56.0㎏ 松岡正海

過去10年の1着馬~3着馬の父、母父

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ディープインパクト系(自身を含む)の産駒は黄色マークしています。

2021年
1着 ①ソングライン    父キズナ       母父シンボリクリスエス
2着 ⑰サトノウィザード  父ロードカナロア   母父アグネスタキオン
3着 ⑦タイムトゥヘヴン  父ロードカナロア   母父アドマイヤベガ

2020年
1着 ⑤ヴァンドギャルド  父ディープインパクト 母父Motivator
2着 ⑪ラウダシオン    父リアルインパクト  母父Songandaprayer
3着 ⑨ケイアイノーテック 父ディープインパクト 母父Smarty Jones

2019年
1着 ⑯ノームコア     父ハービンジャー   母父クロフネ
2着 ⑨レイエンダ     父キングカメハメハ  母父シンボリクリスエス
3着 ②レッドオルガ    父ディープインパクト 母父ダンシングブレーヴ

2018年
1着 ⑧ロジクライ     父ハーツクライ    母父Machiavellian
2着 ⑪ワントゥワン    父ディープインパクト 母父ファルブラヴ
3着 ⑭レッドアヴァンセ  父ディープインパクト 母父ダンシングブレーヴ

2017年
1着 ⑥エアスピネル    父キングカメハメハ  母父サンデーサイレンス
2着 ⑮イスラボニータ   父フジキセキ     母父Cozzene
3着 ⑬クルーガー     父キングカメハメハ  母父ディクタット

2016年
1着 ③ヤングマンパワー  父スニッツェル    母父サンデーサイレンス
2着 ④イスラボニータ   父フジキセキ     母父Cozzene
3着 ②ダノンプラチナ   父ディープインパクト 母父Unbridled’s Song

2015年
1着 ③ダノンプラチナ   父ディープインパクト 母父Unbridled’s Song
2着 ⑪サトノアラジン   父ディープインパクト 母父Storm Cat
3着 ⑭ロゴタイプ     父ローエングリン   母父サンデーサイレンス

2014年
1着 ⑯ステファノス    父ディープインパクト 母父クロフネ
2着 ⑦シャイニープリンス 父キングヘイロー   母父リンドシェーバー
3着 ⑪レッドアリオン   父アグネスタキオン  母父ダンシングブレーヴ

2013年
1着 ⑨ダノンシャーク   父ディープインパクト 母父Caerleon
2着 ⑫リアルインパクト  父ディープインパクト 母父Meadowlake
3着 ④シャイニープリンス 父キングヘイロー   母父リンドシェーバー

2012年
1着 ⑱クラレント     父ダンスインザダーク 母父ダンシングブレーヴ
2着 ⑩ファイナルフォーム 父ディープインパクト 母父O’Reilly
3着 ⑪ヒットジャポット  父フジキセキ     母父リアルシャダイ

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2017年を除き、ディープインパクト系は

必ず3着内に来ています。

次点でよく来ているのは

キングカメハメハ系になります。

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2022年の出走予定馬。

今年はディープインパクト系は厳しそう。

そうとなると、

キングカメハメハ系が活躍するかも。

過去10年の1着馬~3着馬の前走

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前走、距離1600m未満に出走している馬を赤色マークしています。

2021年
1着 ①ソングライン    新潟 芝1600m 関屋記念(GⅢ)3着
2着 ⑰サトノウィザード  新潟 芝1800m 関越S(OP)1着
3着 ⑦タイムトゥヘヴン  中山 芝2200m セントライト記念(GⅡ)14着

2020年
1着 ⑤ヴァンドギャルド  東京 芝1600m 安田記念(GⅠ)10着
2着 ⑪ラウダシオン    東京 芝1600m NHKマイルC(GⅠ)1着
3着 ⑨ケイアイノーテック 阪神 芝1600m 中京記念(GⅢ)4着

2019年
1着 ⑯ノームコア     東京 芝1600m ヴィクトリアマイル(GⅠ)1着
2着 ⑨レイエンダ     新潟 芝2000m 新潟記念(GⅢ)10着
3着 ②レッドオルガ    東京 芝1600m ヴィクトリアマイル(GⅠ)11着

2018年
1着 ⑧ロジクライ     中山 芝1600m 京成杯AH(GⅢ)3着
2着 ⑪ワントゥワン    中山 芝1600m 京成杯AH(GⅢ)2着
3着 ⑭レッドアヴァンセ  東京 芝1600m ヴィクトリアマイル(GⅠ)3着

2017年
1着 ⑥エアスピネル    札幌 芝2000m 札幌記念(GⅡ)5着
2着 ⑮イスラボニータ   東京 芝1600m 安田記念(GⅠ)8着
3着 ⑬クルーガー     京都 芝1600m マイラーズC(GⅡ)10着

2016年
1着 ③ヤングマンパワー  新潟 芝1600m 関屋記念(GⅢ)1着
2着 ④イスラボニータ   東京 芝1600m 安田記念(GⅠ)5着
3着 ②ダノンプラチナ   中山 芝1600m 京成杯AH(GⅢ)3着

2015年
1着 ③ダノンプラチナ   中山 芝2000m 皐月賞(GⅠ)11着
2着 ⑪サトノアラジン   東京 芝1800m エプソムC(GⅢ)2着
3着 ⑭ロゴタイプ     中山 芝2200m オールカマー(GⅡ)4着

2014年
1着 ⑯ステファノス    中山 芝2200m セントライト記念(GⅡ)4着
2着 ⑦シャイニープリンス 新潟 芝1600m 京成杯AH(GⅢ)6着
3着 ⑪レッドアリオン   阪神 芝1800m 西宮S(1600万下)1着

2013年
1着 ⑨ダノンシャーク   中山 芝1600m 京成杯AH(GⅢ)2着
2着 ⑫リアルインパクト  中山 芝1600m ダービー卿CT(GⅢ)12着
3着 ④シャイニープリンス 新潟 芝1400m 信越S(OP)14着

2012年
1着 ⑱クラレント     阪神 芝1600m ポートアイランドS(OP)8着
2着 ⑩ファイナルフォーム 福島 芝1800m ラジオNIKKEI賞(GⅢ)1着
3着 ⑪ヒットジャポット  阪神 芝1600m 六甲S(OP)6着

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距離延長組みは厳しい成績になっています。

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前走の距離で取捨選択ができるね。

気になるポイント

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過去10年の傾向とデータから
気になる3つのポイントが出ました。

負担重量の軽い3歳馬が有利

秋競馬を迎えて、3歳馬と古馬がぶつかるレースになります。

過去10年の傾向では、負担重量が軽い3歳馬が有利です。

とくに3歳牡馬54.0㎏、3歳牝馬52.0㎏で出走できる馬は要注目になります。

6歳以上の高齢馬は厳しい

過去10年で6歳以上の馬が3着以内に来たのは1回だけです。

2017年に行われた時の2着だった6歳牡馬のイスラボニータです。

イスラボニータには皐月賞勝ちのGⅠ勝ち実績がありました。

GⅠ勝ち実績がないと、富士Sで6歳以上の馬が好走することはできません。

前走、距離1600m以上の馬が圧倒的に有利

過去10年、前走の距離が1600m未満で3着以内に来たのは1回だけです。

2013年 3着馬 シャイニープリンス 新潟 芝1400m 信越S(OP)14着

それ以外はすべて芝1600m以上の馬が3着以内に来ています。

前走、1200m~1400mのスプリント路線から来た馬は厳しい結果となっています。

ポイントまとめ

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気になる3つのポイントをまとめました。

  • 負担重量の軽い3歳馬が有利
  • 6歳以上の高齢馬は厳しい
  • 前走、距離1600m以上の馬が圧倒的に有利

最後に

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様々な予想を考慮された上で、馬券検討の助けになればと思います。

馬券は自己責任でお願いします(*人>ω<)。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。