2022年12月11(日)に、阪神JF(GⅠ)が行われます。
当記事では、過去10年の1着馬~3着馬を検証します。
父、母父、前走を振り返えると
気になる3つのポイントが出てきました。
先に3つのポイントを書きます。
- 前走、アルテミスS(GⅢ)出走組みが好成績
- 前走、1勝クラス以上を勝って出走してきた馬が好成績
- ダイワメジャーの血を持つ馬は要注目
何故なのか?
そこは以下に記載しました。
過去10年の結果をまとめているので、
参考になればと思います。
阪神芝1600mを舞台に行われる
2歳牝馬限定のGⅠです。
来年のクラシック路線に繋がる
注目のレースになります。
まずは過去10年のレース結果をご覧ください。
過去10年のレース結果
過去10年ごとに以下の項目をまとめました。
タイム、1着馬~3着馬、性齢、負担重量、騎手。
丸印内の数字は馬番になります。
2021年 晴・良 18頭立て タイム 1:33.8
1着 ⑩サークルオブライフ 牝2 54.0㎏ M.デムーロ
2着 ⑪ラブリイユアアイズ 牝2 54.0㎏ 団野大成
3着 ⑬ウォーターナビレラ 牝2 54.0㎏ 武豊
2020年 曇・良 18頭立て タイム 1:33.1
1着 ⑥ソダシ 牝2 54.0㎏ 吉田隼人
2着 ⑦サトノレイナス 牝2 54.0㎏ ルメール
3着 ⑪ユーバーレーベン 牝2 54.0㎏ M.デムーロ
2019年 曇・良 16頭立て タイム 1:32.7
1着 ④レシステンシア 牝2 54.0㎏ 北村友一
2着 ⑨マルターズディオサ 牝2 54.0㎏ 田辺裕信
3着 ⑩クラヴァシュドール 牝2 54.0㎏ 藤岡佑介
2018年 晴・良 18頭立て タイム 1:34.1
1着 ⑬ダノンファンタジー 牝2 54.0㎏ C.デムーロ
2着 ⑨クロノジェネシス 牝2 54.0㎏ 北村友一
3着 ⑪ビーチサンバ 牝2 54.0㎏ 福永祐一
2017年 晴・良 18頭立て タイム 1:34.3
1着 ⑪ラッキーライラック 牝2 54.0㎏ 石橋脩
2着 ⑦リリーノーブル 牝2 54.0㎏ 川田将雅
3着 ④マウレア 牝2 54.0㎏ 戸崎圭太
2016年 晴・良 18頭立て タイム 1:34.0
1着 ②ソウルスターリング 牝2 54.0㎏ ルメール
2着 ⑱リスグラシュー 牝2 54.0㎏ 戸崎圭太
3着 ④レーヌミノル 牝2 54.0㎏ 蛯名正義
2015年 晴・良 18頭立て タイム 1:34.5
1着 ②メジャーエンブレム 牝2 54.0㎏ ルメール
2着 ⑬ウインファビラス 牝2 54.0㎏ 松岡正海
3着 ⑪ブランボヌール 牝2 54.0㎏ 岩田康誠
2014年 晴・良 18頭立て タイム 1:34.4
1着 ⑯ショウナンアデラ 牝2 54.0㎏ 蛯名正義
2着 ⑪レッツゴードンキ 牝2 54.0㎏ 浜中俊
3着 ④ココロノアイ 牝2 54.0㎏ 横山典弘
2013年 曇・良 18頭立て タイム 1:33.9
1着 ⑧レッドリヴェール 牝2 54.0㎏ 戸崎圭太
2着 ⑩ハープスター 牝2 54.0㎏ 川田将雅
3着 ⑥フォーエバーモア 牝2 54.0㎏ 蛯名正義
2012年 晴・良 18頭立て タイム 1:34.2
1着 ①ローブティサージュ 牝2 54.0㎏ 秋山真一郎
2着 ⑦クロフネサプライズ 牝2 54.0㎏ 柴山雄一
3着 ⑩レッドセシリア 牝2 54.0㎏ 三浦皇成
過去10年の1着馬~3着馬の父、母父
父、母父をまとめました。
2021年
1着 ⑩サークルオブライフ 父エピファネイア 母父アドマイヤジャパン
2着 ⑪ラブリイユアアイズ 父ロゴタイプ 母父ヴィクトワールピサ
3着 ⑬ウォーターナビレラ 父シルバーステート 母父キングヘイロー
2020年
1着 ⑥ソダシ 父クロフネ 母父キングカメハメハ
2着 ⑦サトノレイナス 父ディープインパクト 母父Not For Sale
3着 ⑪ユーバーレーベン 父ゴールドシップ 母父ロージズインメイ
2019年
1着 ④レシステンシア 父ダイワメジャー 母父Lizard Island
2着 ⑨マルターズディオサ 父キズナ 母父Grand Slam
3着 ⑩クラヴァシュドール 父ハーツクライ 母父Giant’s Causeway
2018年
1着 ⑬ダノンファンタジー 父ディープインパクト 母父Not For Sale
2着 ⑨クロノジェネシス 父バゴ 母父クロフネ
3着 ⑪ビーチサンバ 父クロフネ 母父サンデーサイレンス
2017年
1着 ⑪ラッキーライラック 父オルフェーヴル 母父Flower Alley
2着 ⑦リリーノーブル 父ルーラーシップ 母父クロフネ
3着 ④マウレア 父ディープインパクト 母父Storm Cat
2016年
1着 ②ソウルスターリング 父Frankel 母父Monsun
2着 ⑱リスグラシュー 父ハーツクライ 母父American Post
3着 ④レーヌミノル 父ダイワメジャー 母父タイキシャトル
2015年
1着 ②メジャーエンブレム 父ダイワメジャー 母父オペラハウス
2着 ⑬ウインファビラス 父ステイゴールド 母父アドマイヤコジーン
3着 ⑪ブランボヌール 父ディープインパクト 母父サクラバクシンオー
2014年
1着 ⑯ショウナンアデラ 父ディープインパクト 母父Elusive Quality
2着 ⑪レッツゴードンキ 父キングカメハメハ 母父マーベラスサンデー
3着 ④ココロノアイ 父ステイゴールド 母父デインヒル
2013年
1着 ⑧レッドリヴェール 父ステイゴールド 母父Dixieland Band
2着 ⑩ハープスター 父ディープインパクト 母父ファルブラヴ
3着 ⑥フォーエバーモア 父ネオユニヴァース 母父Pentelicus
2012年
1着 ①ローブティサージュ 父ウォーエンブレム 母父シングスピール
2着 ⑦クロフネサプライズ 父クロフネ 母父トニービン
3着 ⑩レッドセシリア 父ハーツクライ 母父Selkirk
過去10年の1着馬~3着馬の前走
1着馬~3着馬の前走をまとめました。
2021年
1着 ⑩サークルオブライフ 東京 芝1600m アルテミスS(GⅢ)1着
2着 ⑪ラブリイユアアイズ 東京 芝1400m 京王杯2歳S(GⅡ)3着
3着 ⑬ウォーターナビレラ 阪神 芝1400m ファンタジーS(GⅢ)1着
2020年
1着 ⑥ソダシ 東京 芝1600m アルテミスS(GⅢ)1着
2着 ⑦サトノレイナス 中山 芝1600m サフラン賞(1勝クラス)1着
3着 ⑪ユーバーレーベン 東京 芝1600m アルテミスS(GⅢ)9着
2019年
1着 ④レシステンシア 京都 芝1400m ファンタジーS(GⅢ)1着
2着 ⑨マルターズディオサ 中山 芝1600m サフラン賞(1勝クラス)1着
3着 ⑩クラヴァシュドール 東京 芝1600m サウジアラビアRC(GⅢ)2着
2018年
1着 ⑬ダノンファンタジー 京都 芝1400m ファンタジーS(GⅢ)1着
2着 ⑨クロノジェネシス 東京 芝1800m アイビーS(OP)1着
3着 ⑪ビーチサンバ 東京 芝1600m アルテミスS(GⅢ)2着
2017年
1着 ⑪ラッキーライラック 東京 芝1600m アルテミスS(GⅢ)1着
2着 ⑦リリーノーブル 京都 芝1600m 白菊賞(500万下)1着
3着 ④マウレア 東京 芝1600m 赤松賞(500万下)1着
2016年
1着 ②ソウルスターリング 東京 芝1800m アイビーS(OP)1着
2着 ⑱リスグラシュー 東京 芝1600m アルテミスS(GⅢ)1着
3着 ④レーヌミノル 東京 芝1400m 京王杯2歳S(GⅡ)2着
2015年
1着 ②メジャーエンブレム 東京 芝1600m アルテミスS(GⅢ)2着
2着 ⑬ウインファビラス 東京 芝1600m アルテミスS(GⅢ)5着
3着 ⑪ブランボヌール 京都 芝1400m ファンタジーS(GⅢ)3着
2014年
1着 ⑯ショウナンアデラ 東京 芝1400m からまつ賞(500万下)1着
2着 ⑪レッツゴードンキ 東京 芝1600m アルテミスS(GⅢ)2着
3着 ④ココロノアイ 東京 芝1600m アルテミスS(GⅢ)1着
2013年
1着 ⑧レッドリヴェール 函館 芝1800m 札幌2歳S(GⅢ)1着
2着 ⑩ハープスター 新潟 芝1600m 新潟2歳S(GⅢ)1着
3着 ⑥フォーエバーモア 東京 芝1400m サフラン賞(500万下)1着
2012年
1着 ①ローブティサージュ 京都 芝1400m ファンタジーS(GⅢ)2着
2着 ⑦クロフネサプライズ 京都 芝1400m りんどう賞(500万下)1着
3着 ⑩レッドセシリア 東京 芝1600m 2歳新馬 1着
気になるポイント
過去10年の傾向とデータから
気になる3つのポイントが出ました。
前走、アルテミスS(GⅢ)出走組みが好成績
過去10年、アルテミスS(GⅢ)出走組みが
3着内に10回きています。
東京芝1600mの2歳牝馬限定のGⅢです。
素質馬の揃う舞台を経てきた馬は、
本番の阪神JFでも好走します。
前走、1勝クラス以上を勝って出走してきた馬が好成績
過去10年、1勝クラス以上を勝って出走してきた馬は
3着内に19回きています。
3着内のうち、2頭は前走1勝クラス以上を
勝っていた馬ということになります。
勢いと、現時点の完成度は重要になります。
ダイワメジャーの血を持つ馬は要注目
2歳牝馬限定の多頭数レース。
それが時計の速いマイル戦の決着になります。
現時点の完成度では対応しきれず、
人気を背負って崩れるケースが多いです。
やはり、スピードの持続力・タフさを求められるようです。
スローペースから直線での切れや瞬発力に秀でた馬より、
血統的にスピードの持続力・タフさに強い馬に注目したい。
過去10年、最も時計の速く、持続力・タフさを
見せた勝ち馬は2019年のレシステンシア。
勝ちタイムは1:32.7。
いかにもダイワメジャー産駒らしい馬です。
今回、血統表にダイワメジャーの血を持つ馬は要注目です。
ポイントまとめ
気になる3つのポイントをまとめました。
- 前走、アルテミスS(GⅢ)出走組みが好成績
- 前走、1勝クラス以上を勝って出走してきた馬が好成績
- ダイワメジャーの血を持つ馬は要注目
最後に
様々な予想を考慮された上で、馬券検討の助けになればと思います。
馬券は自己責任でお願いします(*人>ω<)。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。