【京都大賞典 2022】過去10年の傾向とデータを検証した結果、気になるポイントが出てきた

中央競馬

2022年10月10日(祝・月)に京都大賞典(GⅡ)が行われます。

クラシックディスタンスの芝2400mになるレースです。

今回は京都競馬場が改修工事中のため、阪神競馬場で行われます。

秋のGⅠ戦線を占う上で見逃せないレースになります。

過去10年の1着馬~3着馬の傾向とデータを検証します。

まずは過去10年のレース結果をご覧ください。

過去10年のレース結果

2021年 晴・良 14頭立て タイム 2:24.5 ※阪神芝2400mで施行
1着 ⑧マカヒキ      牡8 57.0㎏ 藤岡康太 父ディープインパクト 母父フレンチデピュティ
2着 ⑨アリストテレス   牡4 57.0㎏ M.デム 父エピファネイア   母父ディープインパクト
3着 ⑪キセキ       牡7 57.0㎏ 和田竜二 父ルーラーシップ   母父ディープインパクト

2020年 晴・稍 17頭立て タイム 2:25.6
1着 ⑬グローリーヴェイズ 牡5 58.0㎏ 川田将雅 父ディープインパクト 母父スウェプトオーヴァーボード
2着 ②キセキ       牡6 57.0㎏ 浜中俊  父ルーラーシップ   母父ディープインパクト
3着 ⑰キングオブコージ  牡4 57.0㎏ 横山典弘 父ロードカナロア   母父Galileo

2019年 曇・良 17頭立て タイム 2:23.5
1着 ⑦ドレッドノータス  セ6 56.0㎏ 坂井瑠星 父ハービンジャー   母父サンデーサイレンス
2着 ⑭ダンビュライト   牡5 57.0㎏ 松若風馬 父ルーラーシップ   母父サンデーサイレンス
3着 ⑥シルヴァンシャー  牡4 56.0㎏ 浜中俊  父ディープインパクト 母父ジェイドハンター

2018年 晴・良 11頭立て タイム 2:25.4
1着 ②サトノダイヤモンド 牡5 57.0㎏ 川田将雅 父ディープインパクト 母父Orpen
2着 ④レッドジェノヴァ  牝4 54.0㎏ 池添謙一 父シンボリクリスエス 母父ホワイトマズル
3着 ⑤アルバート     牡7 57.0㎏ モレイラ 父アドマイヤドン   母父ダンスインザダーク

2017年 晴・良 15頭立て タイム 2:23.0
1着 ④スマートレイアー  牝7 54.0㎏ 武豊   父ディープインパクト 母父ホワイトマズル
2着 ⑧トーセンバジル   牡5 56.0㎏ 岩田康誠 父ハービンジャー   母父フジキセキ
3着 ③シュヴァルグラン  牡5 57.0㎏ M.デム 父ハーツクライ    母父Machiavellian

2016年 晴・良 10頭立て タイム 2:25.5
1着 ①キタサンブラック  牡4 58.0㎏ 武豊   父ブラックタイド   母父サクラバクシンオー
2着 ③アドマイヤデウス  牡5 56.0㎏ 岩田康誠 父アドマイヤドン   母父サンデーサイレンス
3着 ⑩ラブリーデイ    牡6 58.0㎏ ルメール 父キングカメハメハ  母父ダンスインザダーク

2015年 晴・良 10頭立て タイム 2:23.6
1着 ①ラブリーデイ    牡5 58.0㎏ 川田将雅 父キングカメハメハ  母父ダンスインザダーク
2着 ⑩サウンズオブアース 牡4 56.0㎏ 浜中俊  父ネオユニヴァース  母父Dixieland Band
3着 ⑦カレンミロティック セ7 56.0㎏ 蛯名正義 父ハーツクライ    母父A.P. Indy

2014年 曇・良 12頭立て タイム 2:24.2
1着 ⑦ラストインパクト  牡4 56.0㎏ 川田将雅 父ディープインパクト 母父ティンバーカントリー
2着 ⑩タマモベストプレイ 牡4 56.0㎏ 津村明秀 父フジキセキ     母父ノーザンテースト
3着 ②トーセンラー    牡6 58.0㎏ 武豊   父ディープインパクト 母父Lycius

2013年 晴・良 13頭立て タイム 2:22.9
1着 ②ヒットザターゲット 牡5 56.0㎏ 北村友一 父キングカメハメハ  母父タマモクロス
2着 ①アンコイルド    牡4 56.0㎏ 吉田隼人 父Giant’s Causeway  母父Alzao
3着 ⑪トーセンラー    牡5 57.0㎏ 幸英明  父ディープインパクト 母父Lycius

2012年 晴・良 13頭立て タイム 2:23.4
1着 ⑭メイショウカンパク 牡5 56.0㎏ 池添謙一 父グラスワンダー   母父ダンスインザダーク
2着 ⑨オウケンブルースリ 牡7 57.0㎏ 浜中俊  父ジャングルポケット 母父Silver Deputy
3着 ⑥ギュスターヴクライ 牡4 57.0㎏ 岩田康誠 父ハーツクライ    母父Fabulous Dancer

過去10年の1着馬~3着馬の人気と前走

2021年
1着 ⑧マカヒキ      9番人気 天皇賞春(GⅠ)8着
2着 ⑨アリストテレス   1番人気 宝塚記念(GⅠ)9着
3着 ⑪キセキ       4番人気 宝塚記念(GⅠ)5着

2020年
1着 ⑬グローリーヴェイズ 3番人気 宝塚記念(GⅠ)17着
2着 ②キセキ       1番人気 宝塚記念(GⅠ)2着
3着 ⑰キングオブコージ  2番人気 目黒記念(GⅠ)1着

2019年
1着 ⑦ドレッドノータス  11番人気 丹頂S(OP)5着
2着 ⑭ダンビュライト   6番人気 大阪杯(GⅠ)9着
3着 ⑥シルヴァンシャー  5番人気 御堂筋S(1600万下)1着

2018年
1着 ②サトノダイヤモンド 2番人気 宝塚記念(GⅠ)6着
2着 ④レッドジェノヴァ  4番人気 オールスターJ第2戦(1600万下)1着
3着 ⑤アルバート     3番人気 宝塚記念(GⅠ)13着

2017年
1着 ④スマートレイアー  4番人気 鳴尾記念(GⅢ)2着
2着 ⑧トーセンバジル   6番人気 新潟記念(GⅢ)7着
3着 ③シュヴァルグラン  1番人気 宝塚記念(GⅠ)8着

2016年
1着 ①キタサンブラック  1番人気 宝塚記念(GⅠ)3着
2着 ③アドマイヤデウス  6番人気 天皇賞春(GⅠ)9着
3着 ⑩ラブリーデイ    2番人気 宝塚記念(GⅠ)4着

2015年
1着 ①ラブリーデイ    1番人気 宝塚記念(GⅠ)1着
2着 ⑩サウンズオブアース 2番人気 天皇賞春(GⅠ)9着
3着 ⑦カレンミロティック 5番人気 宝塚記念(GⅠ)13着

2014年
1着 ⑦ラストインパクト  3番人気 新潟記念(GⅢ)3着
2着 ⑩タマモベストプレイ 6番人気 丹頂S(OP)1着
3着 ②トーセンラー    1番人気 安田記念(GⅠ)14着

2013年
1着 ②ヒットザターゲット 11番人気 宝塚記念(GⅠ)11着
2着 ①アンコイルド    7番人気 札幌記念(GⅡ)3着
3着 ⑪トーセンラー    2番人気 宝塚記念(GⅠ)5着

2012年
1着 ⑭メイショウカンパク 5番人気 オールカマー(GⅡ)6着
2着 ⑨オウケンブルースリ 7番人気 阪神大賞典(GⅡ)8着
3着 ⑥ギュスターヴクライ 2番人気 天皇賞春(GⅠ)5着

気になるポイント

過去10年、前走GⅠ出走組が必ず馬券内に来ている

GⅠに出走して二桁着順で惨敗した馬が、人気を落として京都大賞典で好走する例が散見されます。

やはり、GⅠ出走組みが底力があることと、多頭数の競馬経験が豊富です。

レースを上手く運ぶことが芝2400mで好走する上で重要になる面があるのかもしれません。

とくに前走が宝塚記念(GⅠ)になる組みが好走しています。

高齢(6歳以上)でも好走する

過去10年のうち、『9回』、6歳以上が3着以内に来ています。

高齢の実力馬が、ここで好走する例がとても多いです。

過去に実績のある高齢馬は要注目となります。

3着内に来る馬の人気に、ばらつきがある

人気馬が強い、穴馬が強い、そういった極端な傾向はありません。

結果論ですが、人気は気にせず過去の実績や実力を重視して、

後から見ると人気が無かったという方が良いのかもしれません。

ポイントまとめ

  • 過去10年、前走GⅠ出走組が必ず馬券内に来ている
  • 高齢(6歳以上)でも好走する
  • 3着内に来る馬の人気に、ばらつきがある

最後に

様々な予想を考慮された上で、馬券検討の助けになればと思います。

馬券は自己責任でお願いします(*人>ω<)。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。