2022年12月24(土)に、中山大障害(J・GⅠ)が行われます。
当記事では、過去10年の1着馬~3着馬を検証します。
父、母父、前走を振り返えると
気になる3つのポイントが出てきました。
先に3つのポイントを書きます。
- 前走、東京ハイジャンプ(J・GⅡ)の出走組みが好成績
- 過去5年、6歳以上の高齢馬が強い
- サンデーサイレンスまたはクロフネの血を持つ馬は好成績
何故なのか?
そこは以下に記載しました。
過去10年の結果をまとめているので、
参考になればと思います。
中山の障4100mを舞台に行われる
日本国内で最もタフなJ・GⅠです。
注目のレースになります。
まずは過去10年のレース結果をご覧ください。
過去10年のレース結果
過去10年ごとに以下の項目をまとめました。
タイム、1着馬~3着馬、性齢、負担重量、騎手。
丸印内の数字は馬番になります。
2021年 晴・稍 14頭立て タイム 4:46.6
1着 ③オジュウチョウサン 牡10 63.0㎏ 石神深一
2着 ⑩ブラゾンダムール 牡6 63.0㎏ 西谷誠
3着 ②レオビヨンド 牡5 63.0㎏ 植野貴也
2020年 晴・良 16頭立て タイム 4:40.7
1着 ⑭メイショウダッサイ 牡7 63.0㎏ 森一馬
2着 ③ケンホファヴァルト 牡7 63.0㎏ 熊沢重文
3着 ⑪タガノエスプレッソ 牡8 63.0㎏ 平沢健治
2019年 曇・良 15頭立て タイム 4:38.9
1着 ⑦シングンマイケル セ5 63.0㎏ 金子光希
2着 ⑤ブライトクォーツ 牡5 63.0㎏ 熊沢重文
3着 ⑫メイショウダッサイ 牡6 63.0㎏ 森一馬
2018年 小雨・良 13頭立て タイム 4:40.8
1着 ⑤ニホンピロバロン 牡8 63.0㎏ 石神深一
2着 ⑥タイセイドリーム 牡8 63.0㎏ 平沢健治
3着 ④マイネルプロンプト セ6 63.0㎏ 森一馬
2017年 晴・良 15頭立て タイム 4:36.1
1着 ⑦オジュウチョウサン 牡6 63.0㎏ 石神深一
2着 ⑥アップトゥデイト 牡7 63.0㎏ 林満明
3着 ⑮ルペールノエル 牡7 63.0㎏ 高田潤
2016年 曇・良 11頭立て タイム 4:45.6
1着 ⑨オジュウチョウサン 牡5 63.0㎏ 石神深一
2着 ⑫アップトゥデイト 牡6 63.0㎏ 林満明
3着 ⑪ルペールノエル 牡6 63.0㎏ 高田潤
2015年 晴・良 14頭立て タイム 4:37.9
1着 ⑬アップトゥデイト 牡5 63.0㎏ 林満明
2着 ④エイコーンパス 牡6 63.0㎏ 高田潤
3着 ⑧サナシオン 牡6 63.0㎏ 西谷誠
2014年 小雨・良 13頭立て タイム 4:41.0
1着 ⑥レッドキングダム 牡5 63.0㎏ 北沢伸也
2着 ⑧アポロマーベリック 牡5 63.0㎏ 五十嵐雄祐
3着 ③サンレイデューク 牡6 63.0㎏ 難波剛健
2013年 晴・稍 16頭立て タイム 4:45.8
1着 ②アポロマーベリック 牡4 63.0㎏ 五十嵐雄祐
2着 ⑥ハッピーティア 牝5 61.0㎏ 平沢健治
3着 ⑤メイショウブシドウ 牡4 63.0㎏ 熊沢重文
2012年 曇・稍 15頭立て タイム 4:48.8
1着 ⑤マーベラスカイザー 牡4 63.0㎏ 熊沢重文
2着 ⑭バアゼルリバー 牡6 63.0㎏ 小坂忠士
3着 ⑨マジェスティバイオ 牡5 63.0㎏ 山本康志
過去10年の1着馬~3着馬の父、母父
父、母父をまとめました。
2021年
1着 ③オジュウチョウサン 父ステイゴールド 母父シンボリクリスエス
2着 ⑩ブラゾンダムール 父ディープインパクト 母父Medaglia d’Oro
3着 ②レオビヨンド 父レオビヨンド 母父オレハマッテルゼ
2020年
1着 ⑭メイショウダッサイ 父スズカマンボ 母父スキャターザゴールド
2着 ③ケンホファヴァルト 父マーベラスサンデー 母父トニービン
3着 ⑪タガノエスプレッソ 父ブラックタイド 母父キングカメハメハ
2019年
1着 ⑦シングンマイケル 父シングンオペラ 母父トウカイテイオー
2着 ⑤ブライトクォーツ 父ワークフォース 母父クロフネ
3着 ⑫メイショウダッサイ 父スズカマンボ 母父スキャターザゴールド
2018年
1着 ⑤ニホンピロバロン 父フサイチリシャール 母父キャプテンスティーヴ
2着 ⑥タイセイドリーム 父ディープインパクト 母父Giant’s Causeway
3着 ④マイネルプロンプト 父マツリダゴッホ 母父マイネルラヴ
2017年
1着 ⑦オジュウチョウサン 父ステイゴールド 母父シンボリクリスエス
2着 ⑥アップトゥデイト 父クロフネ 母父トニービン
3着 ⑮ルペールノエル 父アドマイヤムーン 母父Lear Fan
2016年
1着 ⑨オジュウチョウサン 父ステイゴールド 母父シンボリクリスエス
2着 ⑫アップトゥデイト 父クロフネ 母父トニービン
3着 ⑪ルペールノエル 父アドマイヤムーン 母父Lear Fan
2015年
1着 ⑬アップトゥデイト 父クロフネ 母父トニービン
2着 ④エイコーンパス 父タイムパラドックス 母父ジェイドロバリー
3着 ⑧サナシオン 父シンボリクリスエス 母父サンデーサイレンス
2014年
1着 ⑥レッドキングダム 父ディープインパクト 母父デインヒル
2着 ⑧アポロマーベリック 父アポロキングダム 母父Theatrical
3着 ③サンレイデューク 父デュランダル 母父Cozzene
2013年
1着 ②アポロマーベリック 父アポロキングダム 母父Theatrical
2着 ⑥ハッピーティア 父ホワイトマズル 母父バブルガムフェロー
3着 ⑤メイショウブシドウ 父ディープインパクト 母父Storm Creek
2012年
1着 ⑤マーベラスカイザー 父マーベラスサンデー 母父Woodman
2着 ⑭バアゼルリバー 父フジキセキ 母父デインヒル
3着 ⑨マジェスティバイオ 父オペラハウス 母父ヘクタープロテクター
過去10年の1着馬~3着馬の前走
1着馬~3着馬の前走をまとめました。
2021年
1着 ③オジュウチョウサン 東京 障3110m 東京ハイジャンプ(J・GⅡ)3着
2着 ⑩ブラゾンダムール 中山 障3570m イルミネーションJS(OP)5着
3着 ②レオビヨンド 中山 障3570m イルミネーションJS(OP)1着
2020年
1着 ⑭メイショウダッサイ 東京 障3110m 東京ハイジャンプ(J・GⅡ)1着
2着 ③ケンホファヴァルト 東京 障3110m 秋陽ジャンプS(OP)3着
3着 ⑪タガノエスプレッソ 阪神 障3140m 京都ジャンプS(J・GⅢ)1着
2019年
1着 ⑦シングンマイケル 東京 障3110m 東京ハイジャンプ(J・GⅡ)1着
2着 ⑤ブライトクォーツ 中山 障3570m イルミネーションJS(OP)4着
3着 ⑫メイショウダッサイ 東京 障3110m 東京ハイジャンプ(J・GⅡ)2着
2018年
1着 ⑤ニホンピロバロン 中山 障4250m 中山グランドジャンプ(J・GⅠ)3着
2着 ⑥タイセイドリーム 東京 障3110m 東京ハイジャンプ(J・GⅡ)3着
3着 ④マイネルプロンプト 中山 障3570m イルミネーションJS(OP)2着
2017年
1着 ⑦オジュウチョウサン 東京 障3110m 東京ハイジャンプ(J・GⅡ)1着
2着 ⑥アップトゥデイト 阪神 障3140m 阪神ジャンプS(J・GⅢ)1着
3着 ⑮ルペールノエル 阪神 障3140m 阪神ジャンプS(J・GⅢ)2着
2016年
1着 ⑨オジュウチョウサン 東京 障3110m 東京ハイジャンプ(J・GⅡ)1着
2着 ⑫アップトゥデイト 阪神 障3140m 阪神ジャンプS(J・GⅢ)2着
3着 ⑪ルペールノエル 東京 障3110m 秋陽ジャンプS(OP)2着
2015年
1着 ⑬アップトゥデイト 小倉 障3390m 小倉サマージャンプ(J・GⅢ)1着
2着 ④エイコーンパス 京都 障2910m 障害3歳以上未勝利 1着
3着 ⑧サナシオン 中山 障3570m イルミネーションJS(OP)1着
2014年
1着 ⑥レッドキングダム 中山 障3210m イルミネーションJS(OP)1着
2着 ⑧アポロマーベリック 中山 ダ1800m 3歳以上500万下 11着
3着 ③サンレイデューク 東京 障3110m 東京ハイジャンプ(J・GⅡ)1着
2013年
1着 ②アポロマーベリック 東京 障3110m 秋陽ジャンプS(OP)競走中止
2着 ⑥ハッピーティア 中山 障3570m イルミネーションJS(OP)3着
3着 ⑤メイショウブシドウ 中山 障3570m イルミネーションJS(OP)1着
2012年
1着 ⑤マーベラスカイザー 京都 障3170m 障害3歳以上OP 3着
2着 ⑭バアゼルリバー 京都 障3170m 京都ジャンプS(J・GⅢ)2着
3着 ⑨マジェスティバイオ 中山 障3570m イルミネーションJS(OP)1着
気になるポイント
過去10年の傾向とデータから
気になる3つのポイントが出ました。
前走、東京ハイジャンプ(J・GⅡ)の出走組みが好成績
障害競走は、レースが限られています。
その中では、過去5年、東京ハイジャンプ(J・GⅡ)の出走組みが
中山大障害(J・GⅠ)で好成績を残しています。
とくに、東京ハイジャンプ(J・GⅡ)を一度叩いて、
調子を上げて本番を迎えるタイプが強いです。
上り目のある馬は要注目です。
過去5年、6歳以上の高齢馬が強い
過去5年、3着内にきた15頭のうち、
じつに12頭が6歳以上の高齢馬です。
ここ最近、高齢馬が競走能力を維持できる傾向が強くなってきました。
経験と落ち着き、騎手との折り合い、
そういった要素が強く求められるタフな長丁場では、
高齢馬が強いです。
サンデーサイレンスまたはクロフネの血を持つ馬は好成績
サンデーサイレンスは言うまでもありません。
気性が強いところが障害に向きます。
そして、クロフネの血が強いです。
切れやスピードよりも、パワーとタフさを求められる障害競走では、
Deputy Minister系のクロフネが輝くのかもしれません。
ポイントまとめ
気になる3つのポイントをまとめました。
- 前走、東京ハイジャンプ(J・GⅡ)の出走組みが好成績
- 過去5年、6歳以上の高齢馬が強い
- サンデーサイレンスまたはクロフネの血を持つ馬は好成績
最後に
様々な予想を考慮された上で、馬券検討の助けになればと思います。
馬券は自己責任でお願いします(*人>ω<)。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。