2022年10月8日(土)にサウジアラビアRC(GⅢ)が行われます。
東京芝1600mを舞台に行われる2歳重賞です。
後々、GⅠ競争で活躍する馬を輩出しています。
2015年に新設されたため、過去7年の1着馬~3着馬の傾向とデータを検証します。
まずは過去7年のレース結果をご覧ください。
過去7年のレース結果
2021年 曇・良 7頭立て タイム 1:36.4
1着 ⑥コマンドライン 牡2 55.0㎏ ルメール 父ディープインパクト 母父Tiz Wonderful
2着 ③ステルナティーア 牝2 54.0㎏ 福永祐一 父ディープインパクト 母父ファルブラヴ
3着 ①スタニングローズ 牝2 54.0㎏ 戸崎圭太 父キングカメハメハ 母父クロフネ
2020年 雨・不 10頭立て タイム 1:39.6
1着 ⑨ステラヴェローチェ 牡2 55.0㎏ 横山典弘 父バゴ 母父ディープインパクト
2着 ⑤インフィナイト 牝2 54.0㎏ 北村友一 父モーリス 母父アグネスデジタル
3着 ⑥セイウンダイモス 牡2 55.0㎏ 内田博幸 父ローエングリン 母父マーベラスサンデー
2019年 晴・良 9頭立て タイム 1:32.7
1着 ③サリオス 牡2 55.0㎏ 石橋脩 父ハーツクライ 母父Lomitas
2着 ⑥クラヴァシュドール 牝2 54.0㎏ 藤岡佑介 父ハーツクライ 母父Giant’s Causeway
3着 ⑧アブソルティスモ 牡2 55.0㎏ 戸崎圭太 父ダイワメジャー 母父シンボリクリスエス
2018年 晴・良 8頭立て タイム 1:34.0
1着 ④グランアレグリア 牝2 54.0㎏ ルメール 父ディープインパクト 母父Tapit
2着 ⑤ドゴール 牡2 55.0㎏ 津村明秀 父サクラプレジデント 母父ブラックタイアフェアー
3着 ②アマーティ 牝2 54.0㎏ 三浦皇成 父ルーラーシップ 母父フレンチデピュティ
2017年 曇・稍 18頭立て タイム 1:33.0
1着 ②ダノンプレミアム 牡2 55.0㎏ 川田将雅 父ディープインパクト 母父Intikhab
2着 ⑯ステルヴィオ 牡2 55.0㎏ ルメール 父ロードカナロア 母父ファルブラヴ
3着 ⑬カーボナード 牡2 55.0㎏ 岩田康誠 父ディープインパクト 母父Seeking the Gold
2016年 曇・稍 9頭立て タイム 1:34.5
1着 ⑥ブレスジャーニー 牡2 55.0㎏ 柴田善臣 父バトルプラン 母父タニノギムレット
2着 ⑦ダンビュライト 牡2 55.0㎏ ルメール 父ルーラーシップ 母父サンデーサイレンス
3着 ③クライムメジャー 牡2 55.0㎏ M.デム 父ダイワメジャー 母父トニービン
2015年 曇・良 12頭立て タイム 1:34.2
1着 ⑥ブレイブスマッシュ 牡2 55.0㎏ 横山典弘 父トーセンファントム 母父トウカイテイオー
2着 ⑫イモータル 牡2 55.0㎏ 戸崎圭太 父マンハッタンカフェ 母父Acatenango
3着 ⑪アストラエンブレム 牡2 55.0㎏ 浜中俊 父ダイワメジャー 母父ウォーエンブレム
過去7年の1着馬~3着馬の生年月日、生産者
2021年
1着 ⑥コマンドライン 生年月日2019年02月20日、ノーザンファーム生産
2着 ③ステルナティーア 生年月日2019年01月26日、ノーザンファーム生産
3着 ①スタニングローズ 生年月日2019年01月18日、ノーザンファーム生産
2020年
1着 ⑨ステラヴェローチェ 生年月日2018年02月19日、ノーザンファーム生産
2着 ⑤インフィナイト 生年月日2018年01月22日、ノーザンファーム生産
3着 ⑥セイウンダイモス 生年月日2018年05月05日、棚川光男生産
2019年
1着 ③サリオス 生年月日2017年01月23日、ノーザンファーム生産
2着 ⑥クラヴァシュドール 生年月日2017年02月01日、下河辺牧場生産
3着 ⑧アブソルティスモ 生年月日2017年01月20日、ノーザンファーム生産
2018年
1着 ④グランアレグリア 生年月日2016年01月24日、ノーザンファーム生産
2着 ⑤ドゴール 生年月日2016年03月15日、豊洋牧場生産
3着 ②アマーティ 生年月日2016年01月24日、ノーザンファーム生産
2017年
1着 ②ダノンプレミアム 生年月日2015年04月03日、ケイアイファーム生産
2着 ⑯ステルヴィオ 生年月日2015年01月15日、ノーザンファーム生産
3着 ⑬カーボナード 生年月日2015年04月27日、下屋敷牧場生産
2016年
1着 ⑥ブレスジャーニー 生年月日2014年04月02日、競優牧場生産
2着 ⑦ダンビュライト 生年月日2014年03月03日、ノーザンファーム生産
3着 ③クライムメジャー 生年月日2014年03月31日、レイクヴィラファーム生産
2015年
1着 ⑥ブレイブスマッシュ 生年月日2013年03月22日、エスティファーム生産
2着 ⑫イモータル 生年月日2013年01月29日、ノーザンファーム生産
3着 ⑪アストラエンブレム 生年月日2013年04月06日、ノーザンファーム生産
気になるポイント
血統の良い素質馬より、現時点の完成度が高い馬を重要視
過去7年の3着内に来た馬の父・母父は、マイナー血統の馬が多いです。
他の重賞競走には無い特徴が出ています。
血統の良い素質馬より、完成度が高いマイナー血統馬の方が、当レースでは上回るようです。
早く生まれた馬が有利、とくに1月生まれが強い
2歳秋に行われる東京芝1600mが舞台になります。
スピード、スタミナ、瞬発力を問われます。
生まれが早い方が現時点の馬体ができている可能性が必然的に高くなります。
過去のレース結果を見ても、1月生まれが圧倒的に強いです。
1月生まれの出走馬は要注目になります。
過去7年の間、ノーザンファーム生産馬が毎年必ず3着以内に来る
ノーザンファーム生産馬が圧倒的に強いです。
日本ナンバー1の育成技術を誇るノーザンファーム。
2歳秋の段階で完成度を求められる舞台、しっかり結果を出します。
過去7年、毎年ノーザンファーム生産馬が3着以内に来ています。
2018年、2019年、2020年、2021年の勝ち馬はノーザンファーム生産馬です。
ノーザンファーム生産馬は要注目になります。
この3つめのポイントは、絶対に押さえておくべき傾向です。
ポイントまとめ
- 血統の良い素質馬より、現時点の完成度が高い馬を重要視
- 早く生まれた馬が有利、とくに1月生まれが強い
- 過去7年の間、ノーザンファーム生産馬が毎年必ず3着以内に来る
最後に
様々な予想を考慮された上で、馬券検討の助けになればと思います。
馬券は自己責任でお願いします(*人>ω<)。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。