2024年のAJCC(G2)のレース回顧。
有力馬を中心にレース結果を振り返ります。
レース結果
2024年1月21日(日) 中山11R 15:45発走 芝2200m
タイム :2:16.6
上り3F:37.8
1着 ⑪チャックネイト セ6 57.0 R.キング
2着 ⑫ボッケリーニ 牡8 57.0 浜中俊
3着 ②クロミナンス 牡7 57.0 C.ルメール
4着 ③モリアーナ 牝4 54.0 横山典弘
5着 ①マイネルウィルトス 牡8 57.0 横山武史
6着 ⑧シルブロン 牡6 57.0 R.ピーヒュレク
7着 ⑥サンストックトン 牡5 57.0 R.キングスコート
8着 ⑩ラーグルフ 牡5 57.0 三浦皇成
9着 ④ショウナンバシット 牡4 56.0 横山和生
10着 ⑨カラテ 牡8 57.0 菅原明良
11着 ⑤ホウオウリアリティ 牡6 57.0 大野拓弥
12着 ⑦アドマイヤハレー 牡6 57.0 田辺裕信
重賞の好走実績が重要
1着馬⑪チャックネイトは、前走アルゼンチン共和国杯(G2)で3着。
2着馬⑫ボッケリーニは、直近2走の重賞でともに2着。
やはり重賞の好走実績がある馬が有利な結果となった。
冬の中山開催の最終週。
馬場は荒れて重くなる傾向。
速い脚や一瞬の決め手では誤魔化せない。
最後は地力が求められる舞台になる。
今後も重賞の好走実績が重要になりそうだ。
上位入線と有力馬
1着 ⑪チャックネイト
R.キング騎手が追える。
チャンスのある馬できっちり重賞初制覇。
この日は英国人騎手が活躍。
重い馬場に適した騎乗フォームになっているのだろう。
天候、馬場、騎手、馬の状態、すべて噛み合った勝利。
2着 ⑫ボッケリーニ
またも2着。
最後の勝ち切るところまで行かない。
馬場条件、枠順は恵まれた。
惜しい競馬だった。
3着 ②クロミナンス
前走は条件組みでは最先着。
決して、得意な馬場とは思えない。
距離の芝2200mに対応したことも良い。
7歳馬だが、とても良いレース内容だった。
5着 ①マイネルウィルトス
逃げてしまったのが痛かった。
元々、陣営・騎手の選択肢としてあったなら戦略ミスだったかもしれない。
馬郡を避けたい馬だが、この日は不良馬場。
第3コーナーから第4コーナーのパトロールを見ても、
他馬との間隔が開く競馬になっている。
勝負処で抜け出して来る進路ができる展開だっただけに、
逃げずに2番手・3番手に控える形にしておきたかった。