2024年の東京新聞杯(G3)のレース回顧。
有力馬を中心にレース結果を振り返ります。
レース結果
2024年2月4日(日) 東京11R 15:45発走 芝1600m
タイム :1:32.1
上り3F:34.3
1着 ①サクラトゥジュール 牡7 57.0 R.キング
2着 ⑤ウインカーネリアン 牡7 58.0 三浦皇成
3着 ⑧ホウオウビスケッツ 牡4 57.0 岩田康誠
4着 ②アスクコンナモンダ 牡5 57.0 横山武史
5着 ⑪マテンロウスカイ セ5 57.0 横山典弘
6着 ⑥マスクトディーヴァ 牝4 56.0 岩田望来
7着 ⑯アヴェラーレ 牝6 56.0 R.キングスコート
8着 ④ルージュリナージュ 牝5 55.0 横山和生
9着 ⑨ウンブライル 牝4 55.0 C.ルメール
10着 ⑬トゥードジボン 牡5 57.0 藤岡佑介
11着 ⑮フリームファクシ 牡4 58.0 菅原明良
12着 ⑦ジャスティンカフェ 牡6 58.0 坂井瑠星
13着 ③ドルチェモア 牡4 57.0 石橋脩
14着 ⑭サウンドビバーチェ 牝5 56.0 浜中俊
15着 ⑩ダノンタッチダウン 牡4 57.0 北村友一
16着 ⑫コナコースト 牝4 55.0 戸崎圭太
芝1600mの速い走破タイム経験
東京新聞杯までの上位3頭の芝1600mの最速タイムは以下のとおり。
1着①サクラトゥジュール 1:31.7
2着⑤ウインカーネリアン 1:31.8
3着⑧ホウオウビスケッツ 1:34.9
1分31秒台の時計を持っていた馬が1着・2着に入った。
時計の速い、内枠有利の傾向が強い東京新聞杯。
時計の裏付けは重要なポイント。
ここは次回も覚えておきたい。
3着馬の⑧ホウオウビスケッツは新馬以来の競馬で、時計の速い決着に対応した。
マインドユアビスケッツ産駒で本来はこれぐらいの距離がベストなのかもしれません。
上位入線と有力馬
1着 ①サクラトゥジュール
最内枠からロスない競馬。
R.キング騎手の好騎乗が光った。
東京芝1600mの速い走破タイム経験があった馬。
今回の勝利は全く驚けない。
適性のある舞台なら、今後も活躍を期待できる。
2着 ⑤ウインカーネリアン
逃げて先手を取るまでに少し脚を使ったのが痛かった。
馬場状態、展開ともに味方しましたが、
最後は苦しくなったところを交わされた。
この時期の東京芝1600mは合っている。
3着 ⑧ホウオウビスケッツ
芝2000m以上で結果が出なくなり、距離短縮してきたレース。
3着という結果が出たことは大きい。
今後は芝1600m付近に照準を絞っていきそう。
元々の地力は高い馬。
このまま力を付けて行けば重賞に手が届く。
6着 ⑥マスクトディーヴァ
スタートで致命的な出遅れ。
時計の速い芝1600mは初経験。
スタート後、脚を使って押し上げながら、
最後の3F33.2秒でまとめているのは凄い。
負担重量は56㎏を背負っていた。
馬の力は一番だった。
ルーラーシップ産駒だけに出遅れ癖が出てくると怖いところ。
能力は高い馬。GⅠに手が届いて良い。
国内に限らず、海外挑戦してみても面白い存在。
香港芝2000mあたり良いかも。
12着 ⑦ジャスティンカフェ
東京芝1600mは適性ある舞台。
但し、東京新聞杯は苦手の印象。
安田記念にどれだけ良い状態で出走できるか。
今後の調整過程に注目したい。