2024年のチューリップ賞(G2)のレース回顧。
有力馬を中心にレース結果を振り返ります。
レース結果
2024年3月2日(土) 阪神11R 15:35発走 芝1600m
タイム :1:33.1
上り3F:35.4
1着 ⑥スウィープフィート 牝3 55.0 武豊
2着 ⑧セキトバイースト 牝3 55.0 藤岡佑介
3着 ⑪ハワイアンティアレ 牝3 55.0 西村淳也
4着 ⑯タガノエルピーダ 牝3 55.0 団野大成
5着 ③エポックヴィーナス 牝3 55.0 和田竜二
6着 ⑤ミラビリスマジック 牝3 55.0 田辺裕信
7着 ⑭ラヴァンダ 牝3 55.0 松若風馬
8着 ⑩ガルサブランカ 牝3 55.0 C.ルメール
9着 ⑬エラトー 牝3 55.0 B.ムルザバエフ
10着 ⑨スティールブルー 牝3 55.0 川田将雅
11着 ②ラーンザロープス 牝3 55.0 横山典弘
12着 ①ブルーアイドガール 牝3 55.0 松山弘平
13着 ④ワイドラトゥール 牝3 55.0 北村友一
14着 ⑫ショウナンマヌエラ 牝3 55.0 石橋脩
15着 ⑮イツモニコニコ 牝3 55.0 田中健
16着 ⑦フルレゾン 牝3 55.0 鮫島克駿
前走芝1600m出走組みを中心視
上位1着馬~3着馬までの前走は以下のとおり。
1着 ⑥スウィープフィート 前走は京都芝1600mのエルフィンS 2着
2着 ⑧セキトバイースト 前走は京都芝1400mの紅梅S 2着
3着 ⑪ハワイアンティアレ 前走は京都芝1600mの3歳未勝利 1着
結果を見ると、芝1600m組みが優勢。
この傾向は次回も覚えておきたい。
上位入線と有力馬
1着 ⑥スウィープフィート
さすがの騎乗。
この日は阪神芝が前日雨の影響で重い時計の掛かる稍重になっていたことも味方しました。
ゲート内で落ち着きなく、スタートは一息。
その後、慌てることなく後方から追走。
外枠の有力馬たちは権利獲りのため、早め早めに先手を取る形に。
その動きを見てからの差し脚を生かす仕掛け。
直線で⑮イツモニコニコが進路に入るフラっとした動きにも冷静に対処。
有力馬たちが直線で反応が鈍くなったところ、全馬を抜き去りました。
この日は時計のかかる阪神芝。
それを考えると時計は優秀。
本番の桜花賞が楽しみになりました。
スワーヴリチャード産駒というだけでなく、
母父ディープスカイも効いている。
雨で渋ったタフコンディションの芝1600mは合う。
2着 ⑧セキトバイースト
これまでの出走歴から雨の影響ある渋い芝は得意としていた。
今回の阪神芝コンディションは得意条件。
あえて逃げる選択をした藤岡佑介騎手も冴えていた。
これで桜花賞の権利獲得。
当日、雨の影響あれば面白い。
3着 ⑪ハワイアンティアレ
後方から差し脚を生かす形。
直線では内側を縫うように抜けてきた。
有力馬が権利獲得のため、積極的に動いて最後疲れたところを差しきり。
西村淳也騎手の冷静な騎乗が光った。
4着 ⑯タガノエルピーダ
久々の8枠。
権利獲りを意識した早めの動き。
レース条件的に苦しい競馬になりました。
力は出し切っての4着。
桜花賞出走は厳しい。
今後の進路に注目。