デビュー戦が印象的。
小柄だけど体全体を使いフットワークが大きくてスピードがある。
8月13日(土) 小倉芝1200m 2歳新馬を6馬身差で快勝。
新種牡馬サトノクラウン産駒の牝馬。馬体重は424㎏。
勝ちタイム1:08.6。上り3F34.3。
タイム面は他有力馬とも引けを取らない。
デビュー戦は逃げる形になったが、控えて差す競馬もできるはず。
ちょっと心配なのは、直線で寄れる面を見せたこと。
そこは、和田竜二騎手が上手く乗ってくれることを期待する。
8/31(水)に栗東CWで追い切りが行われた。調子は変わらず良さそう。
馬体が細くなりすぎていないか当日の状態には注意したい。
父サトノクラウンの産駒は8月28日(日)終了時点で6頭が勝ち上がる。
ここに来て産駒に勢いが出ている。
サトノクラウンは現役時に道悪馬場を得意とした馬。
とくに天皇賞(秋)は酷い雨の中の競馬だった。
道悪で好走した以下のレースは記憶に残っている。
・2017/10/29 天皇賞(秋) 不良 2着 2:08.3
・2017/06/25 宝塚記念 稍重 1着 2:11.4
・2017/02/12 京都記念 稍重 1着 2:14.1
・2016/02/14 京都記念 重 1着 2:17.7
・2015/03/08 弥生賞 稍重 2着 2:01.8
今週末の小倉開催は台風11号の影響が想定される。
非常に時計が早かった今開催も先週時点で芝の内側が荒れ、
芝が掘れて飛ぶようなシーンが見られるようになってる。
馬場悪化で父サトノクラウンの血が騒ぐかもしれない。
レース当日の天候・馬場状態・馬体重に注目したい。
サトノクラウン産駒 2022年8月28日(日)終了時点の成績まとめ
現在、6勝しています。
勝ち馬一覧
2022/06/05 東京 芝1400 クラックオブドーン
2022/08/06 新潟 芝1600 ニシノコウフク
2022/08/13 小倉 芝1200 メイショウコギク
2022/08/13 札幌 芝1500 アースビート
2022/08/28 新潟 芝1000 セイウンスイート
2022/08/28 札幌 芝1500 コスモフーレイ
気になるデータ
今年種牡馬デビューをしたばかり。
サンプル数が少ないですが、気なる傾向が見られます。
明らかに芝が得意、ダートは苦手そう
2歳戦の8月末時点ではダート競争は少ないです。
まだダートが苦手と決めつけるわけにはいきません。
しかし、明らかに芝の方が得意なようです。
産駒の馬体重が小さい傾向がある
ここが一番気になるデータです。
サトノクラウン産駒は比較的小柄な産駒が多いです。
現時点で馬体重500㎏以上で出走した馬は1頭だけです。
2022/08/14 小倉 芝1800 スパーキングブルー 504㎏ 10着
馬格が小さく出る傾向がある場合、ダート競争はかなり厳しいかもしれません。
産駒の好成績は芝に傾くはずです。