2021年の日本ダービ馬シャフリヤールが札幌記念に参戦します。
鞍上は横山武史騎手に決まりました。
エフフォーリアにハナ差先着した因縁の馬。
シャフリヤールに騎乗することは、無いだろうと思っていました。
横山武史騎手は順調に勝ち星を重ねていますが、伸び悩んでいるようにも見えます。
騎手育成に熱心な藤原英昭調教師の判断でしょうか。
今回の騎乗依頼は競馬ファンとしては大注目です。
札幌記念について
札幌記念は毎年夏に札幌競馬場で行われる伝統のGⅡ競争です。
今年は2023年8月20日(日)に施行されます。
1着賞金は7000万とGⅡの中でも高額。
次回、GⅠ昇格の最有力とも言われているレース。
毎年、有力馬が揃いレベルの高いレースになります。
前年の1着馬ジャックドール、2着馬パンサラッサ,3着馬ウインマリリン。
ジャックドールは2023年の大阪杯GⅠ優勝。
パンサラッサは2023年のサウジカップGⅠ優勝。
ウインマリリンは2022年の香港ヴァーズGⅠ優勝。
その後にGⅠ勝利しています。それだけレベルが高い。
洋芝で行われるので、海外競馬で成績が出ています。
藤原英昭調教師について
今回の騎乗依頼は、誰の意見が反映されたものなのか。。。
あえて横山武史騎手に依頼したというところがポイント。
明らかに横山武史騎手にもう一皮むけて欲しいという意図が強く感じとれる騎乗依頼。
サンデーレーシング側がこのような依頼をするとは思えず。
騎手育成に熱心な藤原英昭調教師の判断に思えます。
鹿戸雄一厩舎に所属していた西塚洸二騎手を大抜擢しています。
若手騎手もとても良く見ている藤原英昭調教師です。
作戦をしっかり立てて、騎手としっかりコンタクトを取る人です。
2021年日本ダービーのVTRを見ながら、シャフリヤールの走りの質を説明したりするのか。
それを横山武史騎手は見ない、聞かない、そんなわけにはいかない。
横山武史騎手について
はっきり言って、伸び悩んでいます。
騎手としての資質、騎乗馬の質を考えると、もっと勝って欲しいところ。
コンスタントに勝ち星をあげていますが、もっと勝てる騎手です。
今年2023年の日本ダービーのソールオリエンスも、正直、乗り方一つで勝てました。
2021年の日本ダービーでエフフォーリアでハナ差やぶれた2着がトラウマ。
今もレース映像を見れないと、各所のインタビューで応えています。
それでは、ダメだというジャッジを藤原英昭調教師はしたのかもしれません。
武豊騎手、デットーリ騎手、有力騎手は誰しも競馬は負けること方が多いと言います。
負けをどう消化するかが、騎手として成長していくポイントなのかもしれません。
横山武史騎手は、まだ「2021年の日本ダービーを消化できていない」。
今回のシャフリヤールの騎乗が、どんな変化をもたらすのか、一競馬ファンをして大注目です。