2024年の日経新春杯(G2)のレース回顧。
有力馬を中心にレース結果を振り返ります。
レース結果
2024年1月14日(日) 京都11R 15:35発走 芝2400m
タイム :2:23.7
上り3F:36.4
1着 ⑧ブローザホーン 牡5 57.0 菅原明良
2着 ⑬サヴォーナ 牡4 56.0 池添謙一
3着 ⑭サトノグランツ 牡4 57.5 川田将雅
4着 ⑦ハーツコンチェルト 牡4 55.0 松山弘平
5着 ⑨カレンルシェルブル 牡6 57.0 武豊
6着 ⑤レッドバリエンテ 牡5 55.0 西村淳也
7着 ②ナイママ 牡8 53.0 和田竜二
8着 ④リビアングラス 牡4 54.0 田口貫太
9着 ⑩ハーツイストワール 牡8 57.0 田辺裕信
10着 ⑫シンリョクカ 牝4 53.0 木幡初也
11着 ③インプレス 牡5 56.0 角田大河
12着 ⑪ヒンドゥタイムズ セ8 58.0 A.ルメートル
13着 ①リレーションシップ 牡7 54.0 高田潤
14着 ⑥ディアスティマ 牡7 57.5 北村友一
京都改修後の芝は時計を要する
やはり時計を要する馬場だった。
とくに上り3Fで速い脚を使える条件ではない。
35秒台~36秒台の決着が多い。
レースは重い馬場に適性のある⑧ブローザホーンが快勝。
2着⑬サヴォーナは大型馬でパワーがある。
⑭サトノグランツは負担重量と馬場適性を考えると内容のある走り。
上位入線と有力馬
1着 ⑧ブローザホーン
引退する中野栄治厩舎がここで重賞制覇。
速いペースで流れる展開。
中団待機から直線は馬場の真ん中に出て、最後までしっかり伸びきった。
道悪適性が抜群の馬。
上り3Fがかかる荒れた京都の馬場は合う。
もし、天皇賞春の日、雨が降った不良馬場なら、激走しておかしくない。
2着 ⑬サヴォーナ
8枠⑬から上手く内に潜り込んだ。
第4コーナーで⑭サトノグランツに蓋をされたところが痛かった。
直線は内側から脚を使って押し上げたが、結果は2着。
馬体が大きく、今後も成長を見込める。
3着 ⑭サトノグランツ
血統的に今の京都の馬場は不向きな印象。
距離とコース相性は良い。
負担重量57.5㎏は不利だった。
ここで3着は良く頑張っている。
菊花賞の内容からステイヤータイプとは思えない。
今後の進路に注目したい。
4着 ⑦ハーツコンチェルト
やはり右回りは苦手なよう。
負担重量55㎏は明らかに有利。
今後は左回りを中心にした進路選択を期待したい。