2022年9月25日(日)に菊花賞トライアルの神戸新聞杯(GⅡ)が行われます。
京都競馬場の改修工事に伴う変則開催の影響を受けます。
例年は阪神芝外回り2400mを舞台に行われますが、今年は中京芝2200mを舞台に行われます。
過去10年の1着馬~3着馬の傾向とデータを検証したいと思います。
まずは過去10年のレース結果をご覧ください。
過去10年のレース結果
2021年 雨・不 10頭立て タイム 2:18.0 ※中京芝2200mで施行
1着 ⑤ステラヴェローチェ 牡3 56.0㎏ 吉田隼人 父バゴ 母父ディープインパクト ※菊花賞4着
2着 ⑦レッドジェネシス 牡3 56.0㎏ 藤岡康太 父ディープインパクト 母父Storm Cat ※菊花賞13着
3着 ④モンテディオ 牡3 56.0㎏ 池添謙一 父ジャスタウェイ 母父Tejano Run ※菊花賞14着
2020年 晴・良 18頭立て タイム 2:12.5 ※中京芝2200mで施行
1着 ②コントレイル 牡3 56.0㎏ 福永祐一 父ディープインパクト 母父Unbridled’s Song ※菊花賞1着
2着 ⑱ヴェルトライゼンデ 牡3 56.0㎏ 池添謙一 父ドリームジャーニー 母父Acatenango ※菊花賞7着
3着 ⑤ロバートソンキー 牡3 56.0㎏ 伊藤工真 父ルーラーシップ 母父サンデーサイレンス ※菊花賞6着
2019年 小雨・良 8頭立て タイム 2:26.8
1着 ③サートゥルナーリア 牡3 56.0㎏ ルメール 父ロードカナロア 母父スペシャルウィーク ※菊花賞不出走
2着 ⑤ヴェロックス 牡3 56.0㎏ 川田将雅 父ジャスタウェイ 母父Monsun ※菊花賞3着
3着 ⑧ワールドプレミア 牡3 56.0㎏ 武豊 父ディープインパクト 母父Acatenango ※菊花賞1着
2018年 曇・良 10頭立て タイム 2:25.6
1着 ③ワグネリアン 牡3 56.0㎏ 藤岡康太 父ディープインパクト 母父キングカメハメハ ※菊花賞不出走
2着 ②エタリオウ 牡3 56.0㎏ M.デム 父ステイゴールド 母父Cactus Ridge ※菊花賞2着
3着 ⑥メイショウテッコン 牡3 56.0㎏ 松山弘平 父マンハッタンカフェ 母父Lemon Drop Kid ※菊花賞14着
2017年 晴・良 14頭立て タイム 2:24.6
1着 ⑧レイデオロ 牡3 56.0㎏ ルメール 父キングカメハメハ 母父シンボリクリスエス ※菊花賞不出走
2着 ⑤キセキ 牡3 56.0㎏ M.デム 父ルーラーシップ 母父ディープインパクト ※菊花賞1着
3着 ②サトノアーサー 牡3 56.0㎏ 川田将雅 父ディープインパクト 母父Redoute’s Choice ※菊花賞11着
2016年 曇・良 15頭立て タイム 2:25.7
1着 ⑭サトノダイヤモンド 牡3 56.0㎏ ルメール 父ディープインパクト 母父Orpen ※菊花賞1着
2着 ⑮ミッキーロケット 牡3 56.0㎏ 和田竜二 父キングカメハメハ 母父Pivotal ※菊花賞5着
3着 ⑫レッドエルディスト 牡3 56.0㎏ 四位洋文 父ゼンノロブロイ 母父Darshaan ※菊花賞9着
2015年 晴・良 15頭立て タイム 2:26.7
1着 ⑥リアファル 牡3 56.0㎏ ルメール 父ゼンノロブロイ 母父エルコンドルパサー ※菊花賞3着
2着 ⑤リアルスティール 牡3 56.0㎏ 福永祐一 父ディープインパクト 母父Storm Cat ※菊花賞2着
3着 ⑨トーセンバジル 牡3 56.0㎏ 四位洋文 父ハービンジャー 母父フジキセキ ※菊花賞不出走
2014年 晴・良 16頭立て タイム 2:24.4
1着 ⑩ワンアンドオンリー 牡3 56.0㎏ 横山典弘 父ハーツクライ 母父タイキシャトル ※菊花賞9着
2着 ⑪サウンズオブアース 牡3 56.0㎏ 藤岡佑介 父ネオユニヴァース 母父Dixieland Band ※菊花賞2着
3着 ②トーホウジャッカル 牡3 56.0㎏ 酒井学 父スペシャルウィーク 母父Unbridled’s Song ※菊花賞1着
2013年 晴・良 18頭立て タイム 2:24.8
1着 ⑩エピファネイア 牡3 56.0㎏ 福永祐一 父シンボリクリスエス 母父スペシャルウィーク ※菊花賞1着
2着 ⑮マジェスティハーツ 牡3 56.0㎏ 森一馬 父ハーツクライ 母父ボストンハーバー ※菊花賞13着
3着 ④サトノノブレス 牡3 56.0㎏ 岩田康誠 父ディープインパクト 母父トニービン ※菊花賞2着
2012年 晴・良 15頭立て タイム 2:25.2
1着 ⑭ゴールドシップ 牡3 56.0㎏ 内田博幸 父ステイゴールド 母父メジロマックイーン ※菊花賞1着
2着 ⑥ロードアクレイム 牡3 56.0㎏ 福永祐一 父ディープインパクト 母父トニービン ※菊花賞6着
3着 ⑪マウントシャスタ 牡3 56.0㎏ 川田将雅 父ディープインパクト 母父フレンチデピュティ ※菊花賞9着
気になるポイント
菊花賞につながる重要なトライアル
神戸新聞杯のレース結果は菊花賞を検討する上でとても重要な要素になります。
過去10年で7頭の菊花賞馬を輩出しています。
神戸新聞杯組みが菊花賞で馬券内にこなかったのは1回だけ、他9回はすべて馬券内にきています。
神戸新聞杯の6着以下は菊花賞で馬券内に一度も来ていません。
ここで大敗すると、本番の菊花賞で逆転することは難しいでしょう。
クラシック出走の上位組が強い
3歳秋初戦とトライアルになります。
夏の上り馬より、クラシック出走の上位組が強いです。
クラシックの出走歴・好走歴があれば重要視したいです。
過去10年と比較して今年のメンバーはレベルは高くない
過去10年と今年で決定的に異なることがあります。
それはクラシックで好走した馬がいないことです。
過去10年は皐月賞、日本ダービーで3着内を経験している馬が必ずいました。
今年はいません。
プラダリアの日本ダービー5着が最高の成績です。
神戸新聞杯は春クラシックの上位組が順当勝ちするレースです。
今年に限っては、過去10年の傾向をそのまま鵜呑みにしない方がいいかもしれません。
ポイントまとめ
- 菊花賞につながる重要なトライアル
- クラシック出走組が強い
- 過去10年と比較して今年のメンバーはレベルは高くない
最後に
様々な予想を考慮された上で、馬券検討の助けになればと思います。
馬券は自己責任でお願いします(*人>ω<)。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。