【展望】【G1】優駿牝馬 2025【雨の影響あり、馬場状態と距離適性が鍵】

中央競馬

2025年の優駿牝馬(G1)を有力馬を中心に展望します。

出走馬

2025年5月25日(日) 東京11R 15:40発走 芝2400m

①アルマヴェローチェ 牝3 55.0 岩田望来   (2-2-0-0)
②レーヴドロペラ   牝3 55.0 大野拓弥   (1-1-0-4)
③パラディレーヌ   牝3 55.0 丹内祐次   (2-1-1-0)
④アイサンサン    牝3 55.0 北村宏司   (1-1-1-1)
⑤リンクスティップ  牝3 55.0 M.デムーロ  (1-2-1-0)
⑥ビップデイジー   牝3 55.0 幸英明    (2-1-1-1)
⑦レーゼドラマ    牝3 55.0 坂井瑠星   (2-0-0-2)
⑧サタデーサンライズ 牝3 55.0 田辺裕信   (1-1-1-1)
⑨エンブロイダリー  牝3 55.0 C.ルメール  (4-1-0-1)
⑩タイセイプランセス 牝3 55.0 石橋脩    (1-0-1-2)
⑪ウィルサヴァイブ  牝3 55.0 団野大成   (2-2-1-2)
⑫ブラウンラチェット 牝3 55.0 D.レーン   (2-0-0-2)
⑬タガノアビー    牝3 55.0 藤岡佑介   (2-0-1-2)
⑭サヴォンリンナ   牝3 55.0 北村友一   (2-1-0-1)
⑮カムニャック    牝3 55.0 A.シュタルケ (2-0-0-2)
⑯ゴーソーファー   牝3 55.0 津村明秀   (2-0-1-2)
⑰ケリフレッドアスク 牝3 55.0 M.ディー   (1-1-3-1)
⑱エリカエクスプレス 牝3 55.0 戸崎圭太   (2-0-0-1)

雨の影響あり、馬場状態と距離適性が鍵

前日の土曜日、そして、当日の日曜日にかけて雨予報。

雨の影響は避けられそうにない。

当日の馬場状態はしっかりチェックしたい。

オークスまでの東京開催は雨の影響を受けている。

若干、例年より早く東京の芝が荒れ始めている。

馬場状態は今回のオークスを予想する上で重要なポイント。

そして、今回は馬場が重くなるだけに距離適性をとくに重要視したい。

芝2000m以上の距離に対する適応能力、実績。

ここは見逃せないポイントになりそうだ。

有力馬

アルマヴェローチェ

前走は桜花賞2着。

能力は勝ち馬とひけをとらない強い競馬をしていた。

桜花賞では雨の影響を受けた馬場でもしっかり対応していた。

デビューした札幌では芝1800mを2度経験。

洋芝で稍重、重の馬場状態を経験済み。

しっかりと折り合って競馬できれば、今回も勝ち負けを期待できる。

パラディレーヌ

前走はフラワーCを2着。

フラワーCでは今回のオークスを意識したような折り合い重視の競馬だった。

芝2400mになっても折り合いに心配は無さそう。

荒れた馬場でも苦にしないパワーがある。

今回は2枠に入ることができた。

上手く内々を立ち回ることができたら、面白い存在になる。

リンクスティップ

前走は桜花賞3着。

スタート一息から最高峰。

終始外を回っての3着は地力の高さを見せた。

桜花賞よりは、明らかにオークス向き。

気性が穏やかで折り合いや操作性が良いのも強み。

今回の条件変わりは間違いなく良い。

雨もそれほど苦にしなかった。

それほど、切れるというタイプではない。

当日の馬場状態が悪化して、上り3Fの時計を要する状態。

重い馬場状態になったら、一発合っていい存在。

ビップデイジー

桜花賞は11着。

阪神JFの2着馬。

430㎏~440㎏台の小柄な馬。

小柄な馬は比較的オークスとは相性が良い。

ただ、ここに来て桜花賞の上位組みとは地力の差が出始めた印象も。

レーゼドラマ

フラワーCを強い内容で1着。

ただ、決め手の面では心配。

東京芝2400mの出走経験はあるが、

上り3Fが33秒台になるレース展開には対応できなかった。

本馬にとっては、雨で馬場が重くなることはプラスに働きそうだ。

上り3Fの時計を要する馬場状態になって欲しいところ。

エンブロイダリー

2025年の桜花賞馬。

モレイラ騎手の絶妙なレース運びもあった。

今回は距離延長が課題となる。

血統背景からは芝1600mあたりがベストの印象。

馬場が重くなることには対応できるはず。

問題は距離延長の方。

折り合いは付きそうだが、

長く脚を使うスタミナ勝負になった時にどうなるか。

能力は間違いなく高いので、

オークス好成績のルメール騎手の手腕に期待したい。

カムニャック

フローラSの勝ち馬。

芝2000mで強い勝ち方をしている。

今回は相手強化になるが、

重馬場をこなせれば面白い存在。

エリカエクスプレス

桜花賞5着馬。

正直、ここまでの競馬内容からオークス向きには見えない。

前半60秒を切るペースで先行していた馬。

いかに前半をリラックスして折り合えるか。

戸崎騎手がどう乗って来るか注目したい。

最後に

様々な予想を考慮された上で、馬券検討の助けになればと思います。
馬券は自己責任でお願いします(*人>ω<)。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。