短期免許で来日しているアレクシ・バデル騎手が上手い。
関西の栗東を拠点に中京競馬で大活躍。
馬券面でも期待値の大きい活躍を見せている。
当記事ではアレクシ・バデル騎手の生い立ち。
加えて、これまでの実績を確認。
そして、馬券面での期待値がどれほどか。
単勝・複勝の目線で確認していく。
実際に中京競馬場でアレクシ・バデル騎手を直に見た印象も記載します。
アレクシ・バデル騎手の生い立ち
出身はフランス。
生年月日は1989年12月5日。(当記事の掲載時点で35歳)
父親はアラン・バデル元騎手。
母親はフランス初の女性調教師のミリアム・ボラックバデル調教師。
競馬一家の出身です。
これまでの実績
2006年にフランスで見習騎手。
2007年のフランスで見習騎手チャンピオン。
2015年には、アガ・カーン殿下のセカンドジョッキーになります。
但し、しばらくGⅠタイトルには恵まれなかったよう。
初めてのGⅠタイトルは、2018年のノンザ(Nonza)に騎乗して勝ったジャンロマネ賞。
(フランス、ドーヴィル競馬場、芝2000m)
その後、2020年に香港騎手免許を取得しています。
香港では、GⅠタイトルを3勝しています。
ウェリントン(Wellington)に騎乗して芝1200mのGⅠタイトルを3つ勝っています。
2021年:チェアマンズスプリントプライズ
2022年:チェアマンズスプリントプライズ、クイーンズシルバージュビリーカップ
GⅠタイトルは合計すると4勝。
例年、秋に来日してくるライアン・ムーア騎手等は超一流の実績を残しています。
そこと比較すると見劣りますが、香港競馬を経験していることは強みになる印象。
香港競馬のモレイラ騎手が日本で好成績をのこしていることから、
日本競馬への適性は高い騎手と言えそうです。
短期免許の交付期間
交付期間は、2025年7月26日(土曜)から2025年8月25日(月曜)まで。
今回が初めての短期免許の交付になる。
身元引受調教師は、栗東の高野友和調教師。
契約馬主は、ノーザンファームの吉田勝己氏。
馬券面での期待値(単勝・複勝の目線)
単勝・複勝の目線で、今回の短期免許の交付期間の期待値を確認します。
2025年7月26日(土曜)から2025年8月3日(日曜)までの期待値になります。
これまで22レースに騎乗。
着順成績(6、1、2、13)
勝率:0.273(約27%)
連対率:0.318(約32%)
3着内率:0.409(約41%)
1レースたりの単勝の期待値:約340円
1レースたりの複勝の期待値:約130円
かなりの好成績を残しています。
ハッキリ言って、めちゃくちゃ美味しい騎手です。
目だった海外実績がないだけに、過剰人気はしていません。
現状、旨味たっぷりな印象です。
これまでのレース結果一覧は以下画像を参照ください。

アレクシ・バデル騎手を直に見た印象(写真あり)
中京競馬場で実際にアレクシ・バデル騎手を直に見ました。
背は低いけど、ずんぐりしていて、筋肉質な印象を受けました。
若くて、乗れていた頃のミルコ・デムーロ騎手の印象が近いかもしれない。
日本での騎手免許を取得して間もない、一番乗れていた頃のミルコ・デムーロ騎手ですね。
2025年の札幌開催には、レイチェル・キング騎手が短期免許で来日中。
ここに来て、外国人なら誰でもというわけではなく、
日本の競馬の流れ、コース形態に合っている外国人騎手を
連れて来る流れが出てきた印象です。
実際にアレクシ・バデル騎手を写真に撮った画像を添付しました。













バデル騎手の直線追い姿勢 3枠6番 サッカレッロ(写真あり)
今回の短期免許期間中の初勝利となったレース。
直線でバデル騎手が追っているシーンを写真に撮った画像です。
頭部がブレず、安定した姿勢で馬に推進力を伝えている。
3枠6番、サッカレッロ、赤帽がバデル騎手。































最後に
様々な予想を考慮された上で、馬券検討の助けになればと思います。
馬券は自己責任でお願いします(*人>ω<)。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。