オッズ混戦で馬券的に妙味がある2022年キーンランドCを検討してみた。
結論はタイトルのとおり。ポイントは次のとおり。
ポイント
過去2年連続連対中
エイティーンガールのキーンランドC(GⅢ)成績。
2021年 2着 55.0㎏ 良馬場
2020年 1着 54.0㎏ 重馬場
後方からの追い込み競馬で当レースとは好相性。
武豊騎手と手が合う
2019年12月28日(土) 阪神12R 芝1200m 2019ファイナスS 1着
これが武豊騎手がエイティーンガールに騎乗した最後のレース。
この2019ファイナスSまでは前目につける競馬をしてきたが、
このレースで初めて後方から差し脚を活かす競馬をした。
結果、上り3F33.3を出して鮮やかな追い込みを決めた。
この時のスタイルが今のエイティーンガールの活躍に繋がっている。
武豊騎手の差し脚を活かすイメージの騎乗と手が合っている。
今回7枠⑭番で馬群のゴチャつきに巻き込まれない。
差し脚を活かすことに集中できるのがいい。
ヨハネスブルグ産駒
ヨハネスブルグ産駒の傾向
- 得意距離は芝1200m
- ローカル開催はとくに得意
- 馬場状態悪化(重・不良)が得意
エイティーンガールの好走条件に当てはまる要素ばかり。
ヨハネスブルグ産駒は芝1200mの重・不良で激走するイメージが強い。
馬場状態悪化すれば大注目になる。
ヨハネスブルグ産駒の重賞勝ちは全6勝、うち3勝が芝1200mの重馬場条件。
- ホウライアキコ 2013年小倉2歳S(GⅢ) 芝1200m 重馬場 2着と0.2秒差(着差1.1/4馬身)
- ネロ 2016年京阪杯(GⅢ) 芝1200m 重馬場 2着と0.7秒差(着差4馬身)
- エイティーンガール 2020年キーンランドC(GⅢ) 芝1200m 重馬場 2着と0.2秒差(着差1.1/4馬身)
混戦で単複に旨味
想定される単勝オッズ10倍未満の馬。
①ヴァトレニ
⑤ウインマーベル
⑩ロードマックス
⑪オパールシャルム
⑭エイティーンガール
⑯トウシンマカオ
オッズが割れるので、単複に十分な旨味が生まれる。
馬連・3連複等で相手を広げるより単複中心で注目したい。
とくに複勝は旨味がある。
臨戦過程が不安?
2022年の臨戦過程が過去2年と異なる。
今年は高松宮記念8着から、キーンランドCへ直行。
過去2年は札幌のオープン芝1200mUHB賞を使ってキーンランドに来ている。
一度、札幌芝1200mを叩いて本番キーンランドCの流れで来ていた。
今回の直行がどう出るのか?
やってみないと分からないが、高松宮記念での走りの内容や調教状態から
過去2年と変わらず良い状態で出走できそう。
むしろ無駄使いしないフレッシュな状態での走りに期待。
1週前追い切りに騎乗した武豊騎手から『大丈夫』というコメントがあったよう。
結論
エイティーンガールの単複のみ。
十分に旨味がある。
第17回 キーンランドC(GⅢ)
2022年8月28日(日) 札幌 芝1200m 15:35発走
出走馬
①ヴァトレニ
②ビリーバー
③サヴォワールエメ
④ジェネラーレウーノ
⑤ウインマーベル
⑥シゲルピンクルビー
⑦マウンテンムスメ
⑧ヴェントヴォーチェ
⑨ジュビリーヘッド
⑩ロードマックス
⑪オパールシャルム
⑫マイネルジェロディ
⑬メイショウミモザ
⑭エイティーンガール
⑮レイハリア
⑯トウシンマカオ