落鉄のアクシデント。
それが原因で出遅れることになりました。
競馬の流れは厳しかったはずです。
そこを最後方から上がり3F33.1で全馬差し切りました。
結果として、ここでは力が違ったということになります。
馬格は約500㎏あり将来性があります。
距離延びて今後どうなっていくのか注目ですね。
グレーターロンドンは新種牡馬になります。
ディープインパクトを父に持っています。
同じくディープインパクトを父に持つリアルスティールの方が
何かと話題を呼びセールで高額取引されていました。
新種牡馬の中ではダークホース的な存在でしたが、
最も早く重賞勝ち馬を出すことになりました。
小倉2歳Sでの豪快な追い込み、速い上りを使えるところは現役時の父親譲りですね。
ブリーダーズ・スタリオンで繋養されており2歳世代は約40頭います。
恵まれているとは言えない中でこの結果は素晴らしい。
グレーターロンドンの母ロンドンブリッジの血脈は走るので、
今後注目されて繁殖が集まれば、さらに楽しみな馬を輩出できそうです。
その他、注目していたメイショウコギクは8着。
ここで勝ち負けするには力不足でした。
ただ素質はあるので牝馬限定の芝1200m~芝1400mでは楽しみな存在です。
グレーターロンドン産駒について
確認できる2歳馬の頭数は44頭です。
中央在籍馬と地方在籍馬が半々くらいになっています。
中央デビューできそうなのは20頭前後になります。
ロンドンプランを含めて、中央競馬で勝ち上がっている馬は2頭になります。
2022/07/03 小倉 2歳新馬 芝1200m ロンドンプラン
2022/08/21 新潟 2歳新馬 芝1800m ロードプレイヤー
現状、それ以外の馬で中央で勝ち上がれそうな馬はいません。
小倉2歳Sを勝ったロンドンプランは馬体重が約500㎏あって馬格があります。
生産者の評価が高まれば、今後のグレーターロンドンの種付け頭数が伸びる可能性があります。
サンデーサイレンス系のディープインパクトの直仔が種牡馬現役の頃は、孫世代が厳しい印象がありました。
しかし、今はどこから活躍馬が登場するか分からない時代に突入したと考えています。
現役時にはとても切れたグレーターロンドンです。
配合次第では、今後より楽しみな馬が登場してくるかもしれません。