8月25日(木)に佐賀で行われた交流重賞ダート1400m。
負担重賞57.0㎏のシャマルが2着に2馬身の差を付けて勝利。
スタートで躓き、川須栄彦騎手が少しバランスを崩す場面があった。
大外12番枠にいたので態勢を立て直して、すぐにスムーズに流れに乗れた。
中央競馬ではワンターンのダート1200mで強い競馬してきた。
地方の小回り1周するダート条件にも適応。
4歳馬で力を付けている最中かな。
父スマートファイルコン、母父アグネスデジタル。
交流重賞のダート1200m~1400m路線で、タフに活躍しそう。
スマートファルコン産駒について
中央競馬の実績では、ほとんどがダートでの勝ち鞍になります。
明らかにダート種牡馬を言えるでしょう。
現役時に地方交流競走を勝ちまくってきたスマートファルコンの実績どおりの産駒傾向と言えます。
スマートファルコンの父はダートで活躍したゴールドアリュールになるのでダート傾向は必然かもしれません。
中央のダート重賞を勝っているオーヴェルニュ(東海S、平安S)が代表産駒です。
ダートに関しては短距離から長距離まで問題なく対応できます。
スマートファルコン自身が地方交流競走を19勝しており、すべて重賞競走になります。
地方競馬で9億以上を稼ぐ、ものすごいタフネスぶりでした。
スマートの冠名で知られる大川徹オーナーが資金繰りがピンチの時があったようです。
そんな時を救ったのが、スマートファルコンと言われています。
シャマルが地方交流競走で強い。
どこの競馬場に行っても強いのは父親譲りです。
母父アグネスデジタルについて
現役時は、父Crafty Prospectorの外国産馬として芝・ダートでGⅠを勝ちました。
香港で海外GⅠ制覇もしています。
芝に関しては比較的に力を要するコンディションが得意だったようです。
種牡馬として、ブルードメアサイアーとしても芝・ダート問わずに活躍できます。
傾向としては芝よりダートでの勝ち数の方が多く、ダートの方が得意と言えそうです。
古馬になっても能力を維持し続け、高齢でも走る産駒が多くいます。
種牡馬としては中央競馬のダート重賞勝ち馬を出しています。
・ユビキタス (ユニコーンS)
・ヤマニンキングリー(シリウスS)
・ダイシンオレンジ (アンタレスS、平安S)
・アスカノロマン (東海S、平安S)
ブルードメアサイアーとしての代表産駒がシャマルになります。
現在は主に地方交流競走を中心に走っていますが、2023年のフェブラリーSあたりに挑戦してくることは考えられます。
アグネスデジタル自身がフェブラリーSを勝っているだけに、ダート1600mをこなしてもおかしくないです。