最大の注目馬ヤマニンウルスが復帰、そして圧勝。
レース結果と今後を考察する。
久々の競馬。
減量の恩恵は無くなり、負担重量は他馬と同じ。
それでも、もっと人気するかと思ってました。
みんな半信半疑のところが大きかったのかも。
それを裏付けるように複勝の超大量投票は無かった。
9頭立てなので、複勝は1.0-になるかと思っていたが、そうはならなかった。
パドックを見ましたが、まだ太目で緩い感じ。
坂路で速い時計は出ていますが、まだ乗り込みが足りていないのかな。
この状態で6馬身差の圧勝。時計も優秀。
レース結果、武豊騎手のジャッジ、今後を考察する。
2023年4月23日(日) 京都6R ダート1800m レース結果
京都6R 3歳1勝クラス レース結果
1着 ③ヤマニンウルス 1:52.3
2着 ⑥マリアナトレンチ 1:53.3 6馬身差
3着 ①バンドマスター 1:53.5 1 1/4馬身差
4着 ④イエスウィズキャン 1:53.5 頭差
5着 ⑤ロードラディウス 1:53.9 2 1/2馬身差
武豊騎手のジャッジ
『まだ緩い。和製フライトラインになって欲しい。』
以上が武豊騎手のジャッジ。
リップサービスもあるかと思う。
それにしても最大級の賛辞。
斉藤崇史厩舎の期待馬に、たまに騎乗している武豊騎手。
今回の騎乗はヤマニンの馬主、土井肇さんの意向が大きかったのかな?
数々のダート名馬に騎乗してきた武豊騎手。
成長過程や馬体の状態を見ながら、進路を進めていく上で
武豊騎手の助言が欲しかったはず。
陣営として、今回の武豊騎手への騎乗依頼の効果は得られた。
ヤマニンウルスの今後
京都グランドオープン。
開幕週、馬場改修後。
ダートは時計がかかっていた。
勝ちタイム1:52.3は優秀。
2勝クラスは即通過できるタイム。
ただ、馬体が緩く、馬体重も大きい。
今回は560㎏(+24㎏)。
直線、追って反応はしていたが、最後は脚が止まりかけて見えた。
大きすぎて調整が難しい?
まだ中身ができていないのかも。
4月後半に1勝クラスを突破。
この後、ユニコーンSに出走すれば、ジャパンダートダービーには出れるかも。
ただ、陣営のレース後のトーンを聞く限り、3歳春~3歳夏にかけては無理をしない感じ。
ダート馬は息の長い活躍をする馬が多い。
ヤマニンウルスはじっくり行く可能性が高いのかな?
一線級と走るようになるのは、4歳以降かもしれない。
ダートを速く走る。素質は確か。コーナリングが上手なのも良い。
次は間隔を開けて、2勝クラスに出走してくるかもしれない。
今後の動向に引き続き注目したい。