2025年の安田記念(G1)を有力馬を中心に展望します。
出走馬

2025年6月8日(日) 東京11R 15:40発走 芝1600m
①シックスペンス 牡4 58.0 C.ルメール (5-0-0-2)
②ダディーズビビッド 牡7 58.0 池添謙一 (5-5-3-18)
③マッドクール 牡6 58.0 坂井瑠星 (6-2-3-3)
④ウインマーベル 牡6 58.0 松山弘平 (7-4-4-11)
⑤レッドモンレーヴ 牡6 58.0 M.ディー (5-4-1-10)
⑥グラティアス 牡7 58.0 横山和生 (2-3-4-23)
⑦ガイアフォース 牡6 58.0 吉村誠之助 (3-4-0-9)
⑧エコロヴァルツ 牡4 58.0 M.デムーロ (3-2-1-5)
⑨シャンパンカラー 牡5 58.0 内田博幸 (3-0-1-7)
⑩ジャンタルマンタル 牡4 58.0 川田将雅 (4-1-1-0)
⑪サクラトゥジュール セ8 58.0 D.レーン (7-7-1-12)
⑫ロングラン セ7 58.0 岩田康誠 (7-1-1-16)
⑬ソウルラッシュ 牡7 58.0 浜中俊 (8-3-3-8)
⑭ウォーターリヒト 牡4 58.0 菅原明良 (4-2-3-4)
⑮ホウオウリアリティ 牡7 58.0 丹内祐次 (4-3-4-27)
⑯トロヴァトーレ 牡4 58.0 横山武史 (6-2-0-2)
⑰ジュンブロッサム 牡6 58.0 武豊 (5-7-1-9)
⑱ブレイディヴェーグ 牝5 56.0 戸崎圭太 (4-2-0-2)
時計の速い決着に対応できるかが鍵

2025年の安田記念は天候に恵まれそうだ。
前週までは雨の影響を受ける競馬開催が多かった。
しかし、安田記念の開催週、東京競馬場周辺の天気は晴れ模様。
6月に入って気温も上昇している。
芝はかなりの高速トラックになりそうだ。
今回、GⅠ級の力を持ったマイル戦線の実力馬が集結してきた。
おそらく、時計は1分31秒台の決着になるのではないだろうか。
速い時計に対応できるマイル適性、ここの見極めは重要になりそうだ。
有力馬

シックスペンス
前走は大阪杯7着。
本馬にとっては芝2000m以上は長い印象。
芝1600mへの距離短縮は良い。
芝1800m以下では、5戦5勝。
あとはGⅠ級のマイルの速い流れ、時計の速い決着への対応力。
時計実績はないだけに、東京芝1600m得意のルメール騎手の手腕に期待したい。
ウインマーベル
前走は海外のサウジアラビアの1351TSを2着。
昨年のマイルCSでは3着に入っている。
芝1600mへの対応は可能だ。
当日の馬場状態次第では十分に上位入線の可能性がある。
展開次第では一発あって驚けない地力の持ち主。
海外明けの初戦だけに、当日のパドック気配はしっかり確認したい。
ジャンタルマンタル
前走は海外の香港マイルを13着。
思わぬ大敗を喫してしまった。
立て直しがどこまで進んでいるのか。
調教内容はしっかり確認したい。
昨年2024年のNHKマイルCの勝ち馬。
東京芝1600mの適性は申し分なし。
あとは状態と速い時計への対応。
センスが良い馬だけに状態が良く、メンタル面がしっかりしていれば、
自身の力は十分に出し切れるはずだ。
ロングラン
前哨戦のマイラーズCの勝ち馬。
岩田康誠騎手と手が合う印象だ。
上手くイン突きの追い込みが決まれば面白い。
1分31秒台の勝ち時計があるのも強み。
ソウルラッシュ
海外のドバイターフの勝ち馬。
ロマンチックウォリアーを負かした競馬は見事だった。
昨年のマイルCSの勝ち馬でもある。
時計の速い芝1600mの決着にも対応している。
ここでは実績が頭一つ抜けている。
ただ、唯一不安な点がある。
東京の芝1600mでは勝ちがない。
2着、3着はある、安定はしている。
ただ、勝ち切れていない、ここは注目ポイントになる。
ウォーターリヒト
前走は東京新聞杯を1着。
東京芝1600mの高い適性がある。
多少、馬場が荒れてもこなせるタイプ。
今回はGⅠ級のメンバー相手のレース。
これまでよりも時計を詰めることが求められる。
4歳の夏を迎えて、さらなる成長があれば、面白い存在。
トロヴァトーレ
前走はダービー卿チャレンジトロフィーを1着。
芝1600m路線に的を絞って、好成績を上げてきた。
正直なところ、東京よりも中山で好成績。
東京だと長い直線の伸び脚、ここの勝負で見劣る印象。
展開と馬場状態が本馬に有利に働いて欲しいところ。
ブレイディヴェーグ
前走はドバイターフを7着。
非凡な瞬発力を持ち、東京芝適性は抜群の馬。
ただ、牝馬限定戦では圧倒してきたが、牡馬混合の重賞戦では4着が最高。
状態一息や初めての芝1600m出走だった、など、言い訳材料はある。
今回の東京芝1600mは力を十分に出せる舞台。
ポイントは速い時計の決着に対応できるかどうか。
出遅れたりすると、かなり痛恨となってしまう。
どんなに速い上り3Fを出せても、32秒の後半が限界と思われる。
前半1000mの流れに乗り遅れると、厳しい面が出てしまう。
マイルの速い流れに乗れるかが鍵になる。
最後に
様々な予想を考慮された上で、馬券検討の助けになればと思います。
馬券は自己責任でお願いします(*人>ω<)。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。