2022年11月6(日)にアルゼンチン共和国杯(GⅡ)が行われます。
当記事では、過去10年の1着馬~3着馬を検証します。
父、母父、前走を振り返えると
気になる3つのポイントが出てきました。
芝2500mのハンデ重賞です。
ジャパンC、有馬記念につながる。
注目のレースになります。
まずは過去10年のレース結果をご覧ください。
過去10年のレース結果
過去10年ごとに以下の項目をまとめました。
タイム、1着馬~3着馬、性齢、負担重量、騎手。
丸印内の数字は馬番になります。
2021年 晴・良 15頭立て タイム 2:32.4
1着 ⑩オーソリティ 牡4 57.5㎏ ルメール
2着 ⑫マイネルウィルトス 牡5 56.0㎏ M.デムーロ
3着 ⑤フライライクバード 牡4 55.0㎏ 岩田望来
2020年 曇・良 18頭立て タイム 2:31.6
1着 ⑱オーソリティ 牡3 54.0㎏ ルメール
2着 ②ラストドラフト 牡4 56.0㎏ 戸崎圭太
3着 ⑩サンアップルトン 牡4 55.0㎏ 柴田善臣
2019年 曇・良 13頭立て タイム 2:31.5
1着 ⑦ムイトオブリガード 牡5 56.0㎏ 横山典弘
2着 ②タイセイトレイル 牡4 55.0㎏ 戸崎圭太
3着 ①アフリカンゴールド セ4 55.0㎏ ルメール
2018年 曇・良 12頭立て タイム 2:33.7
1着 ⑥パフォーマプロミス 牡6 56.0㎏ オドノヒュー
2着 ⑦ムイトオブリガード 牡4 55.0㎏ 四位洋文
3着 ⑤マコトガラハッド セ5 51.0㎏ 石川裕紀人
2017年 晴・良 16頭立て タイム 2:30.0
1着 ④スワーヴリチャード 牡3 56.0㎏ M.デムーロ
2着 ⑦ソールインパクト 牡5 53.0㎏ 福永祐一
3着 ①セダブリランテス 牡3 54.0㎏ 戸崎圭太
2016年 晴・良 15頭立て タイム 2:33.4
1着 ⑪シュヴァルグラン 牡4 58.0㎏ 福永祐一
2着 ⑤アルバート 牡5 57.0㎏ 戸崎圭太
3着 ⑬ヴォルシェーブ 牡5 55.0㎏ M.デムーロ
2015年 雨・重 18頭立て タイム 2:34.0
1着 ⑮ゴールドアクター 牡4 56.0㎏ 吉田隼人
2着 ⑭メイショウカドマツ 牡6 55.0㎏ 蛯名正義
3着 ⑱レーヴミストラル 牡3 55.0㎏ 川田将雅
2014年 曇・良 18頭立て タイム 2:30.5
1着 ③フェイムゲーム 牡4 57.0㎏ 北村宏司
2着 ⑨クリールカイザー 牡5 56.0㎏ 吉田豊
3着 ⑪スーパームーン 牡5 55.0㎏ 内田博幸
2013年 晴・良 18頭立て タイム 2:30.9
1着 ⑫アスカクリチャン 牡6 56.0㎏ 戸崎圭太
2着 ⑯アドマイヤラクティ 牡5 57.5㎏ メンディザバル
3着 ③ルルーシュ 牡5 57.5㎏ 北村宏司
2012年 晴・良 15頭立て タイム 2:29.9
1着 ④ルルーシュ 牡4 56.0㎏ 横山典弘
2着 ⑦ムスカテール 牡4 55.0㎏ 内田博幸
3着 ③マイネルマーク 牡4 52.0㎏ 丹内祐次
過去10年の1着馬~3着馬の父、母父
近年、オルフェーヴル、スクリーンヒーロー、
ルーラーシップ、ハーツクライ、
の産駒たちが上位を占めています。
とくに、当レースでディープインパクト産駒の
成績不振は興味深いところです。
2021年
1着 ⑩オーソリティ 父オルフェーヴル 母父シンボリクリスエス
2着 ⑫マイネルウィルトス 父スクリーンヒーロー 母父ロージズインメイ
3着 ⑤フライライクバード 父スクリーンヒーロー 母父シンボリクリスエス
2020年
1着 ⑱オーソリティ 父オルフェーヴル 母父シンボリクリスエス
2着 ②ラストドラフト 父ノヴェリスト 母父ディープインパクト
3着 ⑩サンアップルトン 父ゼンノロブロイ 母父キングカメハメハ
2019年
1着 ⑦ムイトオブリガード 父ルーラーシップ 母父サンデーサイレンス
2着 ②タイセイトレイル 父ハーツクライ 母父シンボリクリスエス
3着 ①アフリカンゴールド 父ステイゴールド 母父Gone West
2018年
1着 ⑥パフォーマプロミス 父ステイゴールド 母父タニノギムレット
2着 ⑦ムイトオブリガード 父ルーラーシップ 母父サンデーサイレンス
3着 ⑤マコトガラハッド 父スズカマンボ 母父ブライアンズタイム
2017年
1着 ④スワーヴリチャード 父ハーツクライ 母父Unbridled’s Song
2着 ⑦ソールインパクト 父ディープインパクト 母父Exchange Rate
3着 ①セダブリランテス 父ディープブリランテ 母父ブライアンズタイム
2016年
1着 ⑪シュヴァルグラン 父ハーツクライ 母父Machiavellian
2着 ⑤アルバート 父アドマイヤドン 母父ダンスインザダーク
3着 ⑬ヴォルシェーブ 父ネオユニヴァース 母父サンダーガルチ
2015年
1着 ⑮ゴールドアクター 父スクリーンヒーロー 母父キョウワアリシバ
2着 ⑭メイショウカドマツ 父ダイワメジャー 母父Kris S.
3着 ⑱レーヴミストラル 父キングカメハメハ 母父Highest Honor
2014年
1着 ③フェイムゲーム 父ハーツクライ 母父アレミロード
2着 ⑨クリールカイザー 父キングヘイロー 母父サッカーボーイ
3着 ⑪スーパームーン 父ブライアンズタイム 母父Sadler’s Wells
2013年
1着 ⑫アスカクリチャン 父スターリングローズ 母父ダイナレター
2着 ⑯アドマイヤラクティ 父ハーツクライ 母父エリシオ
3着 ③ルルーシュ 父ゼンノロブロイ 母父Highest Honor
2012年
1着 ④ルルーシュ 父ゼンノロブロイ 母父Highest Honor
2着 ⑦ムスカテール 父マヤノトップガン 母父サンデーサイレンス
3着 ③マイネルマーク 父ロージズインメイ 母父サッカーボーイ
過去10年の1着馬~3着馬の前走
前走、芝2000m以上を走った
馬がほとんどになります。
2021年
1着 ⑩オーソリティ 阪神 芝3200m 天皇賞春(GⅠ)10着
2着 ⑫マイネルウィルトス 札幌 芝2000m 札幌記念(GⅡ)4着
3着 ⑤フライライクバード 中京 芝2200m ムーンライトH(3勝クラス)1着
2020年
1着 ⑱オーソリティ 東京 芝2400m 青葉賞(GⅡ)1着
2着 ②ラストドラフト 中京 芝2000m ケフェウスS(OP)8着
3着 ⑩サンアップルトン 中山 芝2200m オールカマー(GⅡ)6着
2019年
1着 ⑦ムイトオブリガード 東京 芝2500m 目黒記念(GⅡ)5着
2着 ②タイセイトレイル 札幌 芝2600m 丹頂S(OP)3着
3着 ①アフリカンゴールド 東京 芝2400m 六社S(3勝クラス)1着
2018年
1着 ⑥パフォーマプロミス 阪神 芝2200m 宝塚記念(GⅠ)9着
2着 ⑦ムイトオブリガード 東京 芝2400m 六社S(1600万下)1着
3着 ⑤マコトガラハッド 東京 芝2400m 六社S(1600万下)3着
2017年
1着 ④スワーヴリチャード 東京 芝2400m 日本ダービー(GⅠ)2着
2着 ⑦ソールインパクト 東京 芝2400m 六社S(1600万下)3着
3着 ①セダブリランテス 福島 芝1800m ラジオNIKKEI賞(GⅢ)1着
2016年
1着 ⑪シュヴァルグラン 阪神 芝2200m 宝塚記念(GⅠ)9着
2着 ⑤アルバート 京都 芝3200m 天皇賞春(GⅠ)6着
3着 ⑬ヴォルシェーブ 新潟 芝2200m 日本海S(1600万下)1着
2015年
1着 ⑮ゴールドアクター 東京 芝2400m オクトーバーS(1600万下)1着
2着 ⑭メイショウカドマツ 中山 芝2200m オールカマー(GⅡ)7着
3着 ⑱レーヴミストラル 東京 芝2400m 日本ダービー(GⅠ)9着
2014年
1着 ③フェイムゲーム 新潟 芝2200m オールカマー(GⅡ)6着
2着 ⑨クリールカイザー 新潟 芝2200m オールカマー(GⅡ)3着
3着 ⑪スーパームーン 東京 芝2000m アイルランドT(OP)3着
2013年
1着 ⑫アスカクリチャン 東京 芝2000m アイルランドT(OP)4着
2着 ⑯アドマイヤラクティ 京都 芝2400m 京都大賞典(GⅡ)4着
3着 ③ルルーシュ 函館 芝2000m 札幌記念(GⅡ)15着
2012年
1着 ④ルルーシュ 中山 芝2200m オールカマー(GⅡ)4着
2着 ⑦ムスカテール 東京 芝2400m オクトーバーS(1600万下)1着
3着 ③マイネルマーク 東京 芝2400m 本栖湖特別(1000万下)1着
気になるポイント
過去10年の傾向とデータから
気になる3つのポイントが出ました。
ディープインパクト産駒の成績不振
過去10年、ディープインパクト産駒は
アルゼンチン共和国杯を勝っていません。
3着内に来たことがあるのは1度だけ。
東京芝2500mという舞台は、
芝2400mよりスタミナを要求されます。
直線の坂を上ってスタートするからです。
そのことが、よりスタミナに寄った
種牡馬の活躍につながっているようです。
当レースではディープインパクト産駒を
軽視するのは、ありかもしれません。
前走、相性の良い特別戦出走組みが来る
ハンデ重賞だけあって、前走が条件戦の馬も
よく3着内に来ています。
とくに、東京芝2400mの六社S(3勝クラス)とは
相性が良いようです。
前走が条件戦とはいえ、軽視は禁物です。
前走、右回り組みより、左回り組みが優勢
東京競馬場は広いコースです。
右、左の回りはそれほど影響ないようにみえます。
但し、過去10年の傾向では、
前走、左回り組みの方が好成績を残しています。
前走、東京・中京・新潟に出走していた馬は
注目が必要になります。
ポイントまとめ
気になる3つのポイントをまとめました。
- ディープインパクト産駒の成績不振
- 前走、相性の良い特別戦出走組みが来る
- 前走、右回り組みより、左回り組みが優勢
最後に
様々な予想を考慮された上で、馬券検討の助けになればと思います。
馬券は自己責任でお願いします(*人>ω<)。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。