2022年11月5(土)に京王杯2歳S(GⅡ)が行われます。
当記事では、過去10年の1着馬~3着馬を検証します。
父、母父、前走を振り返えると
気になる3つのポイントが出てきました。
2歳の芝1400mの重賞競走です。
後々、スプリントからマイル路線で
活躍する馬が集結する。
注目のレースになります。
まずは過去10年のレース結果をご覧ください。
過去10年のレース結果
過去10年ごとに以下の項目をまとめました。
タイム、1着馬~3着馬、性齢、負担重量、騎手。
丸印内の数字は馬番になります。
2021年 晴・良 14頭立て タイム 1:21.3
1着 ③キングエルメス 牡2 55.0㎏ 坂井瑠星
2着 ⑧トウシンマカオ 牡2 55.0㎏ 戸崎圭太
3着 ⑪ラブリイユアアイズ 牝2 54.0㎏ 団野大成
2020年 曇・良 18頭立て タイム 1:21.8
1着 ⑥モントライゼ 牡2 55.0㎏ ルメール
2着 ⑰ロードマックス 牡2 55.0㎏ 岩田望来
3着 ⑯ユングヴィ 牡2 55.0㎏ 柴田善臣
2019年 晴・良 10頭立て タイム 1:20.8
1着 ④タイセイビジョン 牡2 55.0㎏ ルメール
2着 ⑧ビアンフェ 牡2 55.0㎏ 藤岡佑介
3着 ⑤ヴァルナ 牡2 55.0㎏ スミヨン
2018年 晴・良 8頭立て タイム 1:24.7
1着 ①ファンタジスト 牡2 55.0㎏ 武豊
2着 ⑤アウィルアウェイ 牝2 54.0㎏ M.デムーロ
3着 ⑥カルリーノ 牡2 55.0㎏ 三浦皇成
2017年 曇・良 11頭立て タイム 1:21.9
1着 ①タワーオブロンドン 牡2 55.0㎏ ルメール
2着 ⑥カシアス 牡2 55.0㎏ 浜中俊
3着 ⑧アサクサゲンキ 牡2 55.0㎏ 武豊
2016年 晴・良 13頭立て タイム 1:21.9
1着 ⑬モンドキャンノ 牡2 55.0㎏ ルメール
2着 ⑧レーヌミノル 牝2 54.0㎏ 浜中俊
3着 ⑨ディバインコード 牡2 55.0㎏ 柴田善臣
2015年 曇・良 18頭立て タイム 1:22.6
1着 ⑱ボールライトニング 牡2 55.0㎏ 蛯名正義
2着 ⑮アドマイヤモラール 牡2 55.0㎏ 田辺裕信
3着 ④シャドウアプローチ 牡2 55.0㎏ C.デムーロ
2014年 曇・良 12頭立て タイム 1:21.5
1着 ③セカンドテーブル 牡2 55.0㎏ 戸崎圭太
2着 ①サフィロス 牡2 55.0㎏ 三浦皇成
3着 ⑨ニシノラッシュ 牡2 55.0㎏ 田辺裕信
2013年 曇・良 14頭立て タイム 1:23.1
1着 ⑬カラダレジェンド 牡2 55.0㎏ 田辺裕信
2着 ⑦クインズハリジャン 牡2 55.0㎏ 藤田伸二
3着 ⑥ラブリープラネット 牡2 55.0㎏ 福永祐一
2012年 晴・良 16頭立て タイム 1:21.2
1着 ⑫エーシントップ 牡2 55.0㎏ 浜中俊
2着 ①ラブリーデイ 牡2 55.0㎏ 川田将雅
3着 ⑮カオスモス 牡2 55.0㎏ 内田博幸
過去10年の1着馬~3着馬の父、母父
スピード血統が目立ちます。
2021年
1着 ③キングエルメス 父ロードカナロア 母父スペシャルウィーク
2着 ⑧トウシンマカオ 父ビッグアーサー 母父スペシャルウィーク
3着 ⑪ラブリイユアアイズ 父ロゴタイプ 母父ヴィクトワールピサ
2020年
1着 ⑥モントライゼ 父ダイワメジャー 母父Nayef
2着 ⑰ロードマックス 父ディープインパクト 母父Dubawi
3着 ⑯ユングヴィ 父ミュゼスルタン 母父ディープインパクト
2019年
1着 ④タイセイビジョン 父タートルボウル 母父スペシャルウィーク
2着 ⑧ビアンフェ 父キズナ 母父サクラバクシンオー
3着 ⑤ヴァルナ 父エピファネイア 母父ダンスインザダーク
2018年
1着 ①ファンタジスト 父ロードカナロア 母父ディープインパクト
2着 ⑤アウィルアウェイ 父ジャスタウェイ 母父キングカメハメハ
3着 ⑥カルリーノ 父マツリダゴッホ 母父ショウナンカンプ
2017年
1着 ①タワーオブロンドン 父Raven’s Pass 母父Dalakhani
2着 ⑥カシアス 父キンシャサノキセキ 母父ディラントーマス
3着 ⑧アサクサゲンキ 父Stormy Atlantic 母父Dixieland Band
2016年
1着 ⑬モンドキャンノ 父キンシャサノキセキ 母父サクラバクシンオー
2着 ⑧レーヌミノル 父ダイワメジャー 母父タイキシャトル
3着 ⑨ディバインコード 父マツリダゴッホ 母父ヘクタープロテクター
2015年
1着 ⑱ボールライトニング 父ダイワメジャー 母父デヒア
2着 ⑮アドマイヤモラール 父キンシャサノキセキ 母父ニホンピロウイナー
3着 ④シャドウアプローチ 父ジャングルポケット 母父フレンチデピュティ
2014年
1着 ③セカンドテーブル 父トワイニング 母父サンデーサイレンス
2着 ①サフィロス 父キンシャサノキセキ 母父Out of Place
3着 ⑨ニシノラッシュ 父サクラバクシンオー 母父Silver Hawk
2013年
1着 ⑬カラダレジェンド 父フレンチデピュティ 母父サンデーサイレンス
2着 ⑦クインズハリジャン 父スペシャルウィーク 母父Storm Boot
3着 ⑥ラブリープラネット 父ダイワメジャー 母父トワイニング
2012年
1着 ⑫エーシントップ 父Tale of the Cat 母父Unbridled’s Song
2着 ①ラブリーデイ 父キングカメハメハ 母父ダンスインザダーク
3着 ⑮カオスモス 父マイネルラヴ 母父ファルブラヴ
過去10年の1着馬~3着馬の前走
前走、2歳新馬組みは成績がよくありません。
2021年
1着 ③キングエルメス 札幌 芝1500m クローバー賞(OP)5着
2着 ⑧トウシンマカオ 新潟 芝1600m 2歳新馬 1着
3着 ⑪ラブリイユアアイズ 札幌 芝1500m クローバー賞(OP)1着
2020年
1着 ⑥モントライゼ 小倉 芝1200m 小倉2歳S(GⅢ)2着
2着 ⑰ロードマックス 新潟 芝1600m 新潟2歳S(GⅢ)7着
3着 ⑯ユングヴィ 東京 芝1400m 2歳未勝利 1着
2019年
1着 ④タイセイビジョン 函館 芝1200m 函館2歳S(GⅢ)2着
2着 ⑧ビアンフェ 函館 芝1200m 函館2歳S(GⅢ)1着
3着 ⑤ヴァルナ 東京 芝1600m 2歳未勝利 1着
2018年
1着 ①ファンタジスト 小倉 芝1200m 小倉2歳S(GⅢ)1着
2着 ⑤アウィルアウェイ 新潟 芝1400m ダリア賞(OP)1着
3着 ⑥カルリーノ 函館 芝1200m 函館2歳S(GⅢ)3着
2017年
1着 ①タワーオブロンドン 阪神 芝1400m ききょうS(OP)1着
2着 ⑥カシアス 函館 芝1200m 函館2歳S(GⅢ)1着
3着 ⑧アサクサゲンキ 小倉 芝1200m 小倉2歳S(GⅢ)1着
2016年
1着 ⑬モンドキャンノ 函館 芝1200m 函館2歳S(GⅢ)2着
2着 ⑧レーヌミノル 小倉 芝1200m 小倉2歳S(GⅢ)1着
3着 ⑨ディバインコード 中山 芝1600m アスター賞(500万下)1着
2015年
1着 ⑱ボールライトニング 京都 芝1400m 2歳新馬 1着
2着 ⑮アドマイヤモラール 中山 芝1600m 2歳未勝利 1着
3着 ④シャドウアプローチ 阪神 芝1400m ききょうS(OP)1着
2014年
1着 ③セカンドテーブル 小倉 芝1200m 小倉2歳S(GⅢ)7着
2着 ①サフィロス 新潟 芝1200m カンナS(OP)1着
3着 ⑨ニシノラッシュ 東京 芝1400m くるみ賞(500万下)1着
2013年
1着 ⑬カラダレジェンド 東京 芝1400m 2歳新馬 1着
2着 ⑦クインズハリジャン 阪神 芝1400m 2歳未勝利 1着
3着 ⑥ラブリープラネット 小倉 芝1200m 小倉2歳S(GⅢ)3着
2012年
1着 ⑫エーシントップ 中京 芝1400m 中京2歳S(OP)1着
2着 ①ラブリーデイ 阪神 芝1800m 野路菊S(OP)1着
3着 ⑮カオスモス 京都 芝1600m デイリー杯2歳S(GⅡ)5着
気になるポイント
過去10年の傾向とデータから
気になる3つのポイントが出ました。
前走、2歳新馬は不利
新馬戦より、競馬の流れが速く、厳しくなります。
前走、2歳新馬組みは成績一息です。
レース経験を重ねた馬が好成績をおさめています。
2歳重賞の好走組みが強い
小倉2歳S(GⅢ)、函館2歳S(GⅢ)といった
芝1200mの2歳重賞で好成績を残した馬が強い。
距離延長で初めて1400mを経験する馬がほとんど。
にもかかわらず、好成績です。
重賞戦線の厳しい流れを経験したことが、
東京芝1400mの舞台で活きるようです。
短距離血統が強い
父、母父が1200m~1600mで活躍した馬が多い。
スピード色の濃い血統が、ここでは強いです。
出走予定のロンドンプランは1番人気が想定される
グレーターロンドン産駒です。
グレーターロンドンはマイル戦線で活躍した馬です。
東京芝コースで速い上りを使えた。
ロンドンプランは血統背景から
今回の条件に適性が高そうです。
ポイントまとめ
気になる3つのポイントをまとめました。
- 前走、2歳新馬は不利
- 2歳重賞の好走組みが強い
- 短距離血統が強い
最後に
様々な予想を考慮された上で、馬券検討の助けになればと思います。
馬券は自己責任でお願いします(*人>ω<)。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。