【京都2歳S 2022】過去10年の傾向とデータを検証した結果、気になるポイントが出てきた

中央競馬
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2022年11月26(土)に、京都2歳S(GⅢ)が行われます。
当記事では、過去10年の1着馬~3着馬を検証します。
父、母父、前走を振り返えると
気になる3つのポイントが出てきました。

先に3つのポイントを書きます。

  • 前走、芝1800mに出走した馬が好成績
  • 荒れた馬場の芝2000mに適した血が強い
  • 武豊騎手が好成績

何故なのか?

そこは以下に記載しました。

過去10年の結果をまとめているので、

参考になればと思います。

京都競馬場の改修工事のため、

今回、阪神芝2000mで行われます。

毎年、素質馬が揃います。

注目のレースになります。

まずは過去10年のレース結果をご覧ください。

過去10年のレース結果

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過去10年ごとに以下の項目をまとめました。
タイム、1着馬~3着馬、性齢、負担重量、騎手。
丸印内の数字は馬番になります。

2021年 曇・良 10頭立て タイム 2:03.3 ※阪神芝2000mで施行

1着 ⑧ジャスティンロック 牡2 55.0㎏ 松山弘平
2着 ③ビーアストニッシド 牡2 55.0㎏ 岩田康誠
3着 ⑦フィデル      牡2 55.0㎏ 川田将雅

2020年 晴・良 10頭立て タイム 2:01.6 ※阪神芝2000mで施行

1着 ⑧ワンダフルタウン  牡2 55.0㎏ 和田竜二
2着 ⑨ラーゴム      牡2 55.0㎏ 武豊
3着 ⑥マカオンドール   牡2 55.0㎏ 岩田康誠

2019年 晴・良 9頭立て タイム 2:01.5

1着 ⑧マイラプソディ   牡2 55.0㎏ 武豊
2着 ⑥ミヤマザクラ    牝2 54.0㎏ マーフィー
3着 ④ロールオブサンダー 牡2 55.0㎏ 松山弘平

2018年 晴・良 9頭立て タイム 2:01.5

1着 ①クラージュゲリエ  牡2 55.0㎏ モレイラ
2着 ⑥ブレイキングドーン 牡2 55.0㎏ 福永祐一
3着 ②ワールドプレミア  牡2 55.0㎏ 武豊

2017年 晴・良 9頭立て タイム 2:01.6

1着 ⑥グレイル      牡2 55.0㎏ 武豊
2着 ②タイムフライヤー  牡2 55.0㎏ C.デムーロ
3着 ①ケイティクレバー  牡2 55.0㎏ 小林徹弥

2016年 曇・良 10頭立て タイム 2:02.6

1着 ③カデナ       牡2 55.0㎏ 福永祐一
2着 ⑨ヴァナヘイム    牡2 55.0㎏ シュタルケ
3着 ⑩ベストアプローチ  牡2 55.0㎏ 川田将雅

2015年 晴・良 12頭立て タイム 2:01.3

1着 ④ドレッドノータス  牡2 55.0㎏ 武豊
2着 ①リスペクトアース  牡2 55.0㎏ 戸崎圭太
3着 ③アドマイヤエイカン 牡2 55.0㎏ 岩田康誠

2014年 晴・稍 8頭立て タイム 2:04.8

1着 ⑥ベルラップ     牡2 55.0㎏ ビュイック
2着 ③ダノンメジャー   牡2 55.0㎏ 小牧太
3着 ⑤シュヴァルグラン  牡2 55.0㎏ 内田博幸

2013年 晴・良 9頭立て タイム 2:00.8

1着 ⑨トーセンスターダム 牡2 55.0㎏ 武豊
2着 ⑥アグネスドリーム  牡2 55.0㎏ 川田将雅
3着 ⑦サトノロブロイ   牡2 55.0㎏ 松田大作

2012年 曇・良 10頭立て タイム 2:03.0

1着 ①エピファネイア   牡2 55.0㎏ 福永祐一
2着 ④ダンツアトラス   牡2 55.0㎏ 藤田伸二
3着 ③テイエムダイパワー 牡2 55.0㎏ 太宰啓介

過去10年の1着馬~3着馬の父、母父

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当レースは開催後半に行われます。
荒れた馬場の芝2000mという条件。
力を要する芝に強い血が目立ちます。
サンデーサイレンス系であれば、
ハーツクライが好成績。

2021年
1着 ⑧ジャスティンロック 父リオンディーズ   母父アッミラーレ
2着 ③ビーアストニッシド 父アメリカンペイトリオット 母父ネオユニヴァース
3着 ⑦フィデル      父ハーツクライ    母父Bernstein

2020年
1着 ⑧ワンダフルタウン  父ルーラーシップ   母父ディープインパクト
2着 ⑨ラーゴム      父オルフェーヴル   母父Candy Ride
3着 ⑥マカオンドール   父ゴールドシップ   母父Darshaan

2019年
1着 ⑧マイラプソディ   父ハーツクライ    母父Salt Lake
2着 ⑥ミヤマザクラ    父ディープインパクト 母父Mr. Greeley
3着 ④ロールオブサンダー 父エピファネイア   母父アドマイヤムーン

2018年
1着 ①クラージュゲリエ  父キングカメハメハ  母父タニノギムレット
2着 ⑥ブレイキングドーン 父ヴィクトワールピサ 母父ホワイトマズル
3着 ②ワールドプレミア  父ディープインパクト 母父Acatenango

2017年
1着 ⑥グレイル      父ハーツクライ    母父ロックオブジブラルタル
2着 ②タイムフライヤー  父ハーツクライ    母父ブライアンズタイム
3着 ①ケイティクレバー  父ハービンジャー   母父ディープインパクト

2016年
1着 ③カデナ       父ディープインパクト 母父フレンチデピュティ
2着 ⑨ヴァナヘイム    父キングカメハメハ  母父ディープインパクト
3着 ⑩ベストアプローチ  父New Approach    母父Efisio

2015年
1着 ④ドレッドノータス  父ハービンジャー   母父サンデーサイレンス
2着 ①リスペクトアース  父マンハッタンカフェ 母父Street Cry
3着 ③アドマイヤエイカン 父ハーツクライ    母父フレンチデピュティ

2014年
1着 ⑥ベルラップ     父ハーツクライ    母父シンボリクリスエス
2着 ③ダノンメジャー   父ダイワメジャー   母父Azamour
3着 ⑤シュヴァルグラン  父ハーツクライ    母父Machiavellian

2013年
1着 ⑨トーセンスターダム 父ディープインパクト 母父エンドスウィープ
2着 ⑥アグネスドリーム  父マンハッタンカフェ 母父ケイムホーム
3着 ⑦サトノロブロイ   父ゼンノロブロイ   母父Distorted Humor

2012年
1着 ①エピファネイア   父シンボリクリスエス 母父スペシャルウィーク
2着 ④ダンツアトラス   父バゴ        母父フレンチデピュティ
3着 ③テイエムダイパワー 父アドマイヤジャパン 母父グラスワンダー

過去10年の1着馬~3着馬の前走

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以外にも前走芝2000mの馬より、
芝1800mに出走した馬の方が好成績。

2021年
1着 ⑧ジャスティンロック 阪神 芝1800m 2歳未勝利 1着
2着 ③ビーアストニッシド 阪神 芝1600m 2歳未勝利 1着
3着 ⑦フィデル      小倉 芝1800m 2歳新馬 1着

2020年
1着 ⑧ワンダフルタウン  京都 芝1800m 萩S(OP)3着
2着 ⑨ラーゴム      東京 芝1800m アイビーS(OP)2着
3着 ⑥マカオンドール   京都 芝2000m 紫菊賞(1勝クラス)3着

2019年
1着 ⑧マイラプソディ   阪神 芝1800m 野路菊S(OP)1着
2着 ⑥ミヤマザクラ    札幌 芝2000m 2歳未勝利 1着
3着 ④ロールオブサンダー 京都 芝2000m 紫菊賞(1勝クラス)1着

2018年
1着 ①クラージュゲリエ  札幌 芝1800m 札幌2歳S(GⅢ)3着
2着 ⑥ブレイキングドーン 阪神 芝1800m 2歳新馬 1着
3着 ②ワールドプレミア  京都 芝1800m 2歳新馬 1着

2017年
1着 ⑥グレイル      京都 芝2000m 2歳新馬 1着
2着 ②タイムフライヤー  京都 芝1800m 萩S(OP)1着
3着 ①ケイティクレバー  京都 芝2000m 黄菊賞(500万下)2着

2016年
1着 ③カデナ       東京 芝2000m 百日草特別(500万下)2着
2着 ⑨ヴァナヘイム    京都 芝1800m 萩S(OP)2着
3着 ⑩ベストアプローチ  京都 芝2000m 2歳新馬 1着

2015年
1着 ④ドレッドノータス  京都 芝2000m 2歳新馬 1着
2着 ①リスペクトアース  東京 芝2000m 2歳新馬 1着
3着 ③アドマイヤエイカン 札幌 芝1800m 札幌2歳S(GⅢ)1着

2014年
1着 ⑥ベルラップ     京都 芝2000m 黄菊賞(500万下)1着
2着 ③ダノンメジャー   阪神 芝1800m 野路菊S(OP)1着
3着 ⑤シュヴァルグラン  京都 芝2000m 2歳未勝利 1着

2013年
1着 ⑨トーセンスターダム 京都 芝1800m 2歳新馬 1着
2着 ⑥アグネスドリーム  京都 芝1800m 萩S(OP)9着
3着 ⑦サトノロブロイ   京都 芝1800m 2歳未勝利 1着

2012年
1着 ①エピファネイア   京都 芝1800m 2歳新馬 1着
2着 ④ダンツアトラス   京都 芝1600m デイリー杯2歳S(GⅡ)10着
3着 ③テイエムダイパワー 京都 芝2000m 2歳新馬 1着

気になるポイント

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過去10年の傾向とデータから
気になる3つのポイントが出ました。

前走、芝1800mに出走した馬が好成績

過去10年、3着内に来た馬の

前走距離別の集計結果です。

芝2000m 12回
芝1800m 16回
芝1600m 2回

新馬や未勝利の芝2000mは緩いペースになりがち。

ペースが上がる重賞競走に合うのは、

前走、芝1800m組みになります。

荒れた馬場の芝2000mに適した血が強い

きれいな馬場の瞬発力勝負にはならない。

荒れた馬場で力の要る条件。

長く良い脚を使って、押し切れる血が好成績。

サンデーサイレンス系であれば、

ハーツクライが強い舞台と言えます。

武豊騎手が好成績

過去10年、武豊騎手による当レースの3着までの成績です。

(4,1,1)

2歳馬の芝2000mの重賞競走。

掛かるタイプの馬は少なく、騎手の腕力より、

騎手の経験値で上手く誘導することが重要になります。

ポイントまとめ

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気になる3つのポイントをまとめました。

  • 前走、芝1800mに出走した馬が好成績
  • 荒れた馬場の芝2000mに適した血が強い
  • 武豊騎手が好成績

最後に

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様々な予想を考慮された上で、馬券検討の助けになればと思います。
馬券は自己責任でお願いします(*人>ω<)。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。