キーンランドC(GⅢ)はタフな条件になる?

中央競馬

2022年8月28日(日)札幌芝1200mの条件で行われる。

8月21日(日)の札幌記念(GⅡ)ジャックドールの勝ち時計が2:01.2。
レースの上り3Fは37.7。上り3Fの最速は36.8。

雨の影響で時計のかかるタフな芝条件だった。

今週土日の札幌の雲行きが怪しい。

ベースとなる札幌芝コース自体の時計がかかり始めているように見える。

そこに雨による馬場悪化が拍車をかけると洋芝道悪適正が高い馬が来る。

エイティーンガール

ドはまりの条件になる可能性あり。

タフな条件で先行勢が辛くなったところを、大外から奇麗に追い込んでくる。

騎乗予定の武豊騎手の頭の中にイメージはできている?

当日の天候、エイティーンガールの状態に注目したい。

過去10年のキーンランドCの天候と馬場状態

2021年 晴・良  1:09.1 レイハリア     亀田温心
2020年 小雨・重 1:10.6 エイティーンガール 坂井瑠星
2019年 晴・稍  1:09.2 ダノンスマッシュ  川田将雅
2018年 晴・稍  1:09.4 ナックビーナス   モレイラ
2017年 晴・良  1:09.0 エポワス      ルメール
2016年 晴・良  1:08.5 ブランボヌール   戸崎圭太
2015年 晴・良  1:08.6 ウキヨノカゼ    四位洋文
2014年 晴・良  1:09.0 ローブティサージュ 三浦皇成
2013年 晴・稍  1:11.7 フォーエバーマーク 村田一誠 ※2013年は函館で開催
2012年 晴・良  1:07.6 パドトロワ     安藤勝己

札幌競馬場の洋芝は元来、時計を要するタフなコースになっています。

良馬場であっても1分9秒台の決着になることが多いです。

過去10年では重馬場になったのは、2020年の1度だけです。

レース当日にどのような馬場状態になるか分かりませんが、不良馬場になった場合は相当に時計を要するコンディションになります。

こういった馬場状態になった場合は、血統適性を考慮することは欠かせないです。

札幌競馬場は札幌市中央区にあります。

札幌市の降水量は8月と9月が最も多い時期になります。

丁度、キーンランドCが行われる時期です。

雨が降って時計がかかるようになると、距離によりますが、芝1200mでは3秒~4秒は時計が遅くなります。

エイティーンガールに重馬場の実績があるのは有利に働くと考えられます。