ドーヴィル大賞、ステイフーリッシュ直前追い切り好感触

海外競馬

シャンティイ調教場の清水裕夫厩舎に滞在中。

8月24日(水)に直前追い切りが行われた。

フランス遠征している大野拓弥騎手が調教を手伝い、好感触だったよう。

ドーヴィル競馬場は、トラックの外側が芝コース・内側がオールウェザーコース。

トラック1周する途中にオールウェザーコース部分がある。

過去レースをYoutubeで見ると、内外のオールウェザーと芝の間に小さなコーンが置かれているだけ。

逃げる可能性が高いステイフーリッシュが内側のオールウェザーコースに入ってしまわないか心配。

C.デムーロ騎手が上手く乗ってくれることを期待。

ステイゴールド産駒はフランス洋芝に適正が高い。

8月28日(日)のレース当日が楽しみ。

ドーヴィル競馬場について

ドーヴィル大賞が行われるドーヴィル競馬場は、ノルマンディー地方にあります。

第二次世界大戦で有名なノルマンディー上陸作戦の地名にもなっています。

映画プライベートライアンでの上陸作戦の壮絶な様相が思い起こされます。

ノルマンディー地方は海岸沿いにあり、フランスの避暑地になっています。

ドーヴィル競馬場は平坦コースになっていて人口的に作られたトラックコースを走ってきた日本馬にとって走り易いはずです。

但し、日本のように人口的に作られた路盤とは違っているので、雨が降ってしまうとかなり馬場状態が柔らかくタフなコンディションになります。

2022年は欧州干ばつの影響で時計の早いコンディションが続いています。

レース当日も日本馬にとって有利な条件になって欲しいです。

清水裕夫厩舎について

2017年にフランスの調教師試験に合格された清水裕夫調教師が開業された厩舎です。

2018年からシャンティイ地区で厩舎をかまえています。

日本人のフランス競馬の調教師としては、小林智調教師に次ぐ2人目になります。

まだ開業してから数年になりますが、フランスのクラシック競争に管理馬を出走させています。

清水裕夫調教師は1981年生まれで、若くして調教師になっています。

今後、フランスを拠点とした活躍が見込まれます。

日本馬のフランス遠征の際にサポートしてくれる拠点としても頼もしい存在になってきそうです。

やはり、日本人スタッフと現地のコミュニケーション・言葉の問題を解決できた方がいいですから。

先輩調教師の小林智調教師は、トウキョウゴールド(Tokyo Gold)で伊ダービー(GⅠ)を勝っています。

清水裕夫厩舎も近いうちにGⅠ制覇できる日が来るはずです。