ドウデュース、国内最終追い切りの栗東CW6Fで自己ベスト

海外競馬

8月24日(水) 栗東CW 6F
78.2(14.2)-64.0(13.7)-50.3(14.5)-35.8(13.4)-22.4(11.2)-11.2

凄い時計。ホント調教で動く。

9月11日(日)ニエル賞で、どんな走りができるか注目。

小倉芝1800mでデビューした頃からパワーある。

ハーツクライ産駒で、芝をしっかりかきこんで踏みしめるタイプ。

ロンシャンの洋芝に適正はあるはず。

ドウデュースについて

ドウデュースは、あまりに調教で動くので芝1600mがベストな馬だと思っていました。

距離に不安があるから、皐月賞、日本ダービーでも後方一気の競馬をしている印象がありました。

しかし、これだけ調教で時計が出ることと、日本ダービーの時計がレースレコード2:21.9で優秀だったことがあります。

そこを考えると、クラシックディスタンスは十分にこなすスタミナはあると言えます。

母ダストアンドダイヤモンズは米国で活躍したスプリンターです。

母父ヴィンディケーション(Vindication)はブリーダーズCジュヴェナイルの勝ち馬で、2歳時に4戦4勝としました。

3歳をむかえて、調教中に左前肢の繋靭帯を痛め、引退種牡馬入りした馬です。

母系からくる完成度の早いスピード色の濃い血統に対して、ハーツクライの距離を持たせる血が上手くマッチしています。

3歳時に凱旋門賞に挑戦することは血統背景からは適しています。

少し気になるのは古馬になってからの成長力ですね。

2022年に挑戦する凱旋門賞は3歳で出走することになるので、負担重量が有利になります。

ここ最近は3歳牡馬の活躍が少ない凱旋門賞ですが、以前は3歳牡馬が多く勝っていました。

完成度の高さで3歳時に凱旋門賞を勝って欲しいですね。

3歳としては気性も安定しているので、海外遠征をそれほど苦にはしないはずです。

友道厩舎について

日本ダービーをマカヒキ、ワグネリアン、ドウデュースで3勝している実績十分の厩舎です。

特筆すべきは距離が長い印象のある血統の馬をクラシックディスタンスで勝負できるように仕上げていくところです。

とくに3歳春の日本ダービーから逆算して完成度を高めているようにみえます。

有力馬が多く、海外遠征の経験も豊富です。

アドマイヤマーズで香港マイル(GⅠ)、ヴィブロスでドバイターフ(GⅠ)、マカヒキでニエル賞(GⅡ)を勝っています。

ドウデュースのフランス遠征でも上手い調整を期待できます。