【ローズS 2022】難解なレースが予想される

中央競馬

2022年9月18日(日)に中京芝2000mで行われるローズSが行われます。

3歳牝馬限定の秋華賞トライアルです。

今年の出走メンバーを確認しつつ、レースのポイントを検証したいと思います。

出走メンバー

出走頭数は14頭です。

①セントカメリア   福永祐一 (2勝クラス)
②ブルトンクール   浜中俊  (2勝クラス)
③ミナモトフェイス  鮫島克駿 (1勝クラス)
④パーソナルハイ   吉田豊  (重賞連対)
⑤ラリュエル     坂井瑠星 (2勝クラス)
⑥サリエラ      C.ルメ (2勝クラス)
⑦メモリーレゾン   古川吉洋 (2勝クラス)
⑧アートハウス    川田将雅 (オープン勝ち)
⑨エグランタイン   池添謙一 (2勝クラス)
⑩マイシンフォニー  武豊   (1勝クラス)
⑪ヴァンルーラー   小沢大仁 (2勝クラス)
⑫ヒヅルジョウ    菱田裕二 (2勝クラス)
⑬ベリーヴィーナス  藤岡康太 (1勝クラス)
⑭ルージュリナージュ 松山弘平 (2勝クラス)

オープン勝ち馬が1頭
重賞連対実績馬が1頭
2勝クラスの馬が9頭
1勝クラスの馬が3頭

力差がそれほど無い

実績上位は忘れな草賞(OP)を勝ったアートハウス。

フローラS(GⅡ)で2着に入ったパーソナルハイ。

この2頭です。

桜花賞、オークスで勝ち負けをする力はありませんでした。

それ以外の馬は1勝クラスを勝った馬がほとんどになります。

時計面で取り分け優れた内容で走っている馬はいません。

各馬の力差はそれほど無いと思われます。

中京芝2000mの経験がある馬

差のないメンバーが想定される場合には、経験値を重要視します。

中京競馬場の芝コースは特徴のある左回りコースです。

このコースを経験している馬は、リズムよく流れに乗れるアドバンテージがあります。

とくに繊細な3歳牝馬限定のレースです。

一度走ったことのあるコースは大きく結果に影響します。

中京芝2000mの実績は決して無視できない材料になります。

<今年の出走メンバーで中京芝2000mを走ったことがある馬>

セントカメリア  中京芝2000mを2回(1着×2)
ヒヅルジョウ   中京芝2000mを2回(2着、4着)
ベリーヴィーナス 中京芝2000mを2回(1着、2着)
パーソナルハイ  中京芝2000mを1回(1着)
ミナモトフェイス 中京芝2000mを1回(5着)

以上の5頭になります。

セントカメリアとパーソナルハイは、中京芝2000mで負けなしです。

もう少し範囲を広げて、中京芝コースを経験している馬たちを確認します。

<今年の出走メンバーで中京芝コースを走ったことがある馬>

・セントカメリア  中京芝2000mを2回、中京芝1600mを2回
・ヒヅルジョウ   中京芝2000mを2回、中京芝2200mを1回
・ベリーヴィーナス 中京芝2000mを2回
・パーソナルハイ  中京芝2000mを1回
・マイシンフォニー 中京芝1600mを1回
・ミナモトフェイス 中京芝2000mを1回
・メモリーレゾン  中京芝1600mを1回
・ヴァンルーラー  中京芝1600mを1回

以上の8頭になります。

これ以外の馬たちは中京芝コースの経験はありません。

当日の中京芝コースの状態に注意

2022年9月10日(土)から中京競馬5回が開催されました。

芝コースの状態がとても良いです。

9月11日(日)に行われたセントウルS(GⅡ)芝1200mの勝ち時計は1:06.2のコースレコードとなりました。

時計がとても早いです。

当日、時計の早い状態かと言われると、そうならない可能性があります。

現在、台風14号が日本列島に接近しています。

9月17日(土)には九州南部に接近すると予想されています。

当日の中京に雨が降れば、馬場状態に影響を及ぼすことは必至でしょう。

天候が中京芝コースの状態にどんな変化をもたらすでしょうか。

どんな特徴が出るのか?

枠の有利不利があるのか?

ローズSの前に行われる芝コースのレースを見て、しっかり特徴と傾向を確認したいですね。

ポイントまとめ

  • 力差がそれほど無い
  • 中京芝2000mの経験がある馬
  • 当日の中京芝コースの状態

最後に

様々な予想を考慮された上で、馬券検討の助けになればと思います。

馬券は自己責任でお願いします(*人>ω<)。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。