2022年11月27(日)に、ジャパンCが行われました。
当記事では、過去10年の傾向とデータから出た
気になる3つのポイントの結果を検証をします。
過去10年の振り返りは役立ったのか?
- 前走、天皇賞秋組みが好成績
- 父ディープインパクトと父ハーツクライが強い
- 内枠有利、とくに馬番①②が有利
気になる3つのポイントをまとめた記事は
以下リンク先を参照ください。
気になる3つのポイント
気になる3つのポイントをそれぞれ
A、B、Cとして該当馬を検証します。
A.前走、天皇賞秋組みが好成績
B.父ディープインパクトと父ハーツクライが強い
C.内枠有利、とくに馬番①②が有利
馬番⑦から内側の馬をピックアップ。
3つ、すべて該当した馬
今回、該当馬はいませんでした。
1着馬~5着馬までの該当有無
5着馬までの該当有無を確認しました。
2022年11月27日(日) 東京12R ジャパンC 15:40発走 芝2400m
1着馬 ⑥ヴェラアズール 該当1つ(C)
2着馬 ⑮シャフリヤール 該当2つ(A、B)
3着馬 ③ヴェルトライゼンデ 該当1つ(C)
4着馬 ⑧デアリングタクト 該当なし
5着馬 ⑭ダノンベルーガ 該当2つ(A、B)
結果検証まとめ
まず、今回のジャパンCを見ていて思ったことは、
C.内枠有利、とくに馬番①②が有利
これは、間違いなくありますね。
1着馬⑥ヴェラアズール、3着馬③ヴェルトライゼンデは、
スタートを上手くきり、馬群の中で脚を溜めていました。
それと比較して、⑮シャフリヤール、⑭ダノンベルーガは
終始外目を回り続けました。
勝った⑥ヴェラアズールは、もちろん強いです。
ただ、枠順の影響は明らかにあったはずです。
次に、血統によるジャパンCへの適性です。
B.父ディープインパクトと父ハーツクライが強い
これは確かにあると思います。
但し、芝2000mを超える距離の
GⅠもしくはGⅡで勝っていること、
という条件が付くと強く感じました。
ここを確認しなかったことは、今回の大きな反省点です。
距離不安のある馬はジャパンCを勝てない。
あって、2着までと思います。
過去10年の勝ち馬について、
ジャパンCを勝つまでに芝2000mを超える距離の
GⅠもしくはGⅡで勝っているのか、確認をしました。
確認結果は、以下になります。
過去10年のジャパンCの勝ち馬
すべての勝ち馬が芝2000mを超える距離の
GⅠもしくはGⅡで勝っていました。
そして、今回の勝ち馬、ヴェラアズールも該当します。
来年のジャパンCを検討する上では、
重要なポイントとして押さえておきたいです。
該当なしだった⑧デアリングタクトの
4着には、やはり力があると思いました。
今回は馬番⑧は内目に含めませんでした。
馬番⑧が良かったこと、そして、
先に書いた芝2000mを超える距離の
GⅠもしくはGⅡで勝っている馬であること。
この2点が揃っていたので、
好走できる条件は揃っていました。
ここからは、余談になります。
今回から新たに東京競馬場の国際厩舎が使用されました。
外国馬のコンディションは良かったと思います。
ただ、今回のジャパンC当日の馬場状態は、
明らかに外国馬向きじゃなかった。
上り3Fが速くても34秒台になるような
条件になれば、外国馬は走れるはずです。
渋った馬場コンディションになれば、
次回以降のジャパンCで外国馬が勝ち負けすることは、
十分にあると思います。
来年のジャパンCを楽しみにしたいです。