【荻野極】新潟記念はディアマンミノルの馬券内を期待【オルフェーブル産駒】

中央競馬

オッズ混戦で馬券的に妙味がある2022年の新潟記念を検討してみた。
結論はタイトルのとおり。

ポイント

新潟芝外回り2000m

新潟夏開催の最終日。
芝コースの内側は荒れて内側を避けるようになりました。
例年どおり馬場の外ラチ側まで全馬寄っての追い比べになりそうです。

荻野極騎手とディアマンミノルのコンビは後方から
追い込む競馬を得意としています。
とくに長く脚を使えるタイプですから、
今の新潟の馬場条件は合っています。

荻野極騎手

キャリア7年目の競馬学校32期生です。
同期には坂井瑠星騎手、木幡巧也騎手、藤田奈七子騎手、
菊沢一樹騎手、森祐太郎騎手がいます。

現時点で荻野騎手含め6名中5名が重賞を勝っています。
重賞未勝利の森祐太郎騎手も中京記念クリノガウディーで2着があります。
この世代は全員が乗れる印象です。

荻野極騎手はキタサンブラックを管理した清水久詞厩舎の所属で現在フリーになりました。
今もエージェントを付けていないのか不明ですが、
騎乗馬に恵まれているとは言えない現状です。

いろいろ性格面に難があるようなことが話題になります
そういったことも騎乗馬を集めるところで影響しているのかもしれません。
たしかに成績は伸びきれていないのですが、良い騎乗をしています。

今年はオーシャンSのジャンダルムで重賞初制覇を果たしました。
コンビを組んで手の内を把握している馬では必ず力を発揮する騎乗をします。

ディアマンミノルを管理している本田優調教師(元騎手)と性格は合いそうです。
思い切った騎乗を期待できます。

騎手としての素質は、同期で最も勝っている坂井瑠星騎手に引けを取らないと思っています。
ここを勝ってブレイクして欲しいですね。

オルフェーブル産駒

新潟芝コースの内回りの方が印象は良く外回りが得意とは言えません。
新潟芝コースの重賞勝ちの実績はありません。
ただ最終日の荒れた特殊な条件は向いていると考えられます。

母父はDeputyMinister系のデヒアになります。
父オルフェーブルはDeputyMinister系と好相性です。
他ではMr.Prospector系とも好相性で、スピード系の血を主流とする母系が合うようです。

母系を辿ると母母イソノルーブルでありテスコボーイの血を持っています。
距離短縮となる芝2000mでも十分に適応できるものを持っています。

混戦で単複に旨味

想定される単勝オッズ10倍未満の馬。
④サンレイポケット
⑤ヒートオンビート
⑨エヒト
⑮スカーフェイス
⑯カイザーバローズ
⑱フェーングロッテン

大混戦です。各馬の単複に十分な旨味が生まれています。
相手関係は堅実に上位に来るが、勝ちきれない印象の馬が多いです。
最後の直線は大接戦になりそうです。

距離短縮は?

ディアマンミノルはここまで5勝しています。
うち4勝は芝2000mを超えるレースです。
芝2000m以下の勝利はデビュー戦を勝利した芝2000mのみになります。

開幕週と時計の速い芝2000mでは対応できないと思われますが、
最終日の新潟芝コースという特殊条件であれば走ってくると考えられます。

前走の目黒記念芝2500mで4着と上位に来ていますが、
負担重量は55.0㎏と据え置きになっています。

長い東京の直線で良い伸び脚を見せていました。
年齢は5歳と充実してきた印象があります。

新潟芝外回りのコース形態はディアマンミノルに合っているので、
距離短縮の芝2000mもこなしてくれるはずです。
馬券内に来れないかもしれませんが、掲示板内は十分にあります。

結論

⑧ディアマンミノルの単複。
安定して重賞で上位に来る馬と8枠に入った実力馬を含めた
④⑤⑯⑱の3連複ボックス。

第58回 新潟記念(GⅢ)
2022年9月4日(日) 新潟 芝・外2000m 15:45発走
出走馬
①イクスプロージョン
②プレシャスブルー
③レッドジェネシス
④サンレイポケット
⑤ヒートオンビート
⑥カラテ
⑦ゴールドスミス
⑧ディアマンミノル
⑨エヒト
⑩ココロノトウダイ
⑪プリマヴィスタ
⑫フォワードアゲン
⑬カナリキケン
⑭コトブキテティス
⑮スカーフェイス
⑯カイザーバローズ
⑰ユーキャンスマイル
⑱フェーングロッテン