2023年のホープフルS(G1)のレース回顧。
有力馬を中心にレース結果を振り返ります。
レース結果
2023年12月28日(木) 中山11R 15:40発走 芝2000m
タイム :2:00.2
上り3F:35.9
1着 ⑬レガレイラ 牝2 55.0 C.ルメール
2着 ⑥シンエンペラー 牡2 56.0 B.ムルザバエフ
3着 ⑤サンライズジパング 牡2 56.0 菅原明良
4着 ④アドミラルシップ 牡2 56.0 H.ドイル
5着 ⑱ミスタージーティー 牡2 56.0 坂井瑠星
6着 ⑩シリウスコルト 牡2 56.0 三浦皇成
7着 ⑪ショウナンラプンタ 牡2 56.0 鮫島克駿
8着 ⑧インザモーメント 牡2 56.0 佐々木大輔
9着 ⑫ディスペランツァ 牡2 56.0 L.モリス
10着 ②ヴェロキラプトル 牡2 56.0 戸崎圭太
11着 ⑭ホルトバージ 牡2 56.0 今村聖奈
12着 ⑮ウインマクシマム 牡2 56.0 松岡正海
13着 ⑦テンエースワン 牡2 56.0 横山和生
14着 ⑯センチュリボンド 牡2 56.0 武豊
15着 ③アンモシエラ 牝2 55.0 藤田菜七子
中止 ⑨タリフライン 牡2 56.0 T.マーカンド
取消 ①ゴンバデカーブース 牡2 56.0 松山弘平
取消 ⑰サンライズアース 牡2 56.0 M.デムーロ
ポイントは先行して5番手以内
5番手以内の競馬をした馬たちの結果は以下のとおり。
2着 ⑥シンエンペラー 3-4-3-2
3着 ⑤サンライズジパング 3-4-5-5
7着 ⑪ショウナンラプンタ 3-2-3-2
10着 ②ヴェロキラプトル 1-1-1-1
15着 ③アンモシエラ 2-2-2-2
今回も好成績を残しました。
とくに人気薄の⑤サンライズジパングの好走には驚き。
暮れの中山の2歳限定GⅠ。
中山芝2000mという条件は先行有利の傾向が顕著。
これは次回以降のホープフルSを検討する上で覚えておきたいポイントだ。
有力馬
1着 ⑬レガレイラ
7枠⑬から無理せず、自分のペースを守る競馬。
先行した⑪ショウナンラプンタが掛かって、ペースが流れたことが大きかった。
差し脚を生かす絶好の展開になりました。
牝馬でGⅠホープフルSの勝利は初めて。
素質の高さを見せました。
今後、他路線からの強力牡馬が出てきた時にどれだけやれるのか注目。
牝馬ですが、皐月賞を目指す方向のよう。
今後の動向に注目したい。
2着 ⑥シンエンペラー
ホープフルSの勝ちを狙った理想的な競馬。
先行して5番手以内を取り、内目で脚を溜めて、直線で抜け出す。
今回は勝ち馬の決め手に屈しました。
例年どおりのスローペースなら勝っていた。
決め手はありませんが、地力があります。
クラシックの馬場条件がタフになれば面白い存在。
3着 ⑤サンライズジパング
ホープフルSで好成績になる5番手以内の競馬をしました。
枠順が良く、しっかり自分の力を出し切った。
ダートで成績を出していましたが、
芝では一息の印象があっただけに人気薄でした。
暮れの中山芝も合っていた。
時計の掛かるタフな芝コンディションなら面白い存在になりそう。
5着 ⑱ミスタージーティー
勿体ない競馬でした。
勝負処の第4コーナーから直線がスムーズなら3着以上は確実でした。
8枠⑱という不利な枠順。スタート一息。
レース道中の流れには上手く乗れていた。
それだけに勝負処の進路がスムーズなら。
相当に能力が高い。
確実にクラシック路線に乗ってきそう。
7着 ⑪ショウナンラプンタ
スタート出が良く、少し気合を付けたことが裏目に出ました。
前走で東京芝1800mの速いペースの競馬を経験していたことも良くなかった。
思いっきり掛かりました。
しかも、前走でゆったりした東京を走った影響か、
右回り小回りのコーナリングで膨れる形に。
結果は7着。よくあれで、大きく崩れなかった。
改めて、能力はある馬。
焦らず、一つ一つ課題を克服していく方が良さそう。
期待先行で無理強いすると、中々、芽が出るのに時間がかかるかも。