2022年10月1日(土)にシリウスS(GⅢ)が行われます。
中京ダート1900mを舞台に行われるハンデ戦です。
例年は阪神ダート2000mで行われます。
今回は、京都競馬場の改修工事に伴う変則開催のため中京で行われます。
過去10年の1着馬~3着馬の傾向とデータを検証します。
まずは過去10年のレース結果をご覧ください。
過去10年のレース結果
2021年 晴・良 16頭立て タイム 1:57.4 ※中京ダート1900mで施行
1着 ⑧サンライズホープ 牡4 56.0㎏ 幸英明 父マジェスティックウォリアー 母父スペシャルウィーク
2着 ⑪ウェスタールンド セ9 58.0㎏ 藤岡佑介 父ネオユニヴァース 母父Marquetry
3着 ②ブルベアイリーデ 牡5 57.0㎏ 福永祐一 父キンシャサノキセキ 母父ストーミングホーム
2020年 曇・良 16頭立て タイム 1:57.8 ※中京ダート1900mで施行
1着 ⑮カフェファラオ 牡3 54.0㎏ ルメール 父American Pharoah 母父More Than Ready
2着 ②サクラアリュール 牡5 54.0㎏ 藤岡康太 父ゴールドアリュール 母父Gulch
3着 ③エイコーン 牡5 55.0㎏ 高倉稜 父フリオーソ 母父アドマイヤムーン
2019年 晴・良 14頭立て タイム 2:03.5
1着 ⑥ロードゴラッソ 牡4 55.0㎏ 藤岡佑介 父ハーツクライ 母父Kingmambo
2着 ⑧アングライフェン 牡7 57.0㎏ 川田将雅 父ステイゴールド 母父パントレセレブル
3着 ⑫メイショウワザシ 牡4 54.0㎏ 松山弘平 父アイルハヴアナザー 母父マンハッタンカフェ
2018年 曇・不 16頭立て タイム 2:01.5
1着 ③オメガパフューム 牡3 53.0㎏ 和田竜二 父スウェプトオーヴァーボード 母父ゴールドアリュール
2着 ⑯ウェスタールンド セ6 55.0㎏ 北村友一 父ネオユニヴァース 母父Marquetry
3着 ⑭サンライズソア 牡4 57.5㎏ ルメール 父シンボリクリスエス 母父スペシャルウィーク
2017年 晴・良 16頭立て タイム 2:03.9
1着 ④メイショウスミトモ 牡6 55.0㎏ 古川吉洋 父ゴールドアリュール 母父アジュディケーティング
2着 ⑤ドラゴンバローズ 牡5 54.0㎏ 和田竜二 父キングカメハメハ 母父Polish Precedent
3着 ⑬ピオネロ 牡6 56.0㎏ 福永祐一 父ネオユニヴァース 母父Candy Stripes
2016年 晴・稍 11頭立て タイム 2:01.7
1着 ①マスクゾロ 牡5 56.0㎏ 秋山真一 父Roman Ruler 母父Giant’s Causeway
2着 ⑧ピオネロ 牡5 56.0㎏ 福永祐一 父ネオユニヴァース 母父Candy Stripes
3着 ⑨アポロケンタッキー 牡4 57.5㎏ 和田竜二 父Langfuhr 母父Gone West
2015年 晴・稍 12頭立て タイム 2:01.7
1着 ②アウォーディー 牡5 55.0㎏ 武豊 父ジャングルポケット 母父サンデーサイレンス
2着 ⑧ダノンリバティ 牡3 55.0㎏ 戸崎圭太 父キングカメハメハ 母父エリシオ
3着 ③ナムラビクター 牡6 58.0㎏ M.デム 父ゼンノロブロイ 母父エンドスウィープ
2014年 曇・良 14頭立て タイム 2:03.8
1着 ④クリノスターオー 牡4 57.5㎏ 幸英明 父アドマイヤボス 母父ジェイドロバリー
2着 ⑩ナムラビクター 牡5 58.0㎏ 小牧太 父ゼンノロブロイ 母父エンドスウィープ
3着 ⑦トウシンイーグル セ6 55.0㎏ 和田竜二 父ハーツクライ 母父Seattle Slew
2013年 晴・良 16頭立て タイム 2:03.4
1着 ②ケイアイレオーネ 牡3 53.0㎏ 幸英明 父ヘニーヒューズ 母父Marquetry
2着 ⑬ナイスミーチュー 牡6 57.5㎏ 小牧太 父キングカメハメハ 母父Fire Maker
3着 ⑪グランドシチー 牡6 58.5㎏ 津村明秀 父キングカメハメハ 母父ブライアンズタイム
2012年 曇・良 16頭立て タイム 2:03.3
1着 ②ナイスミーチュー 牡5 54.0㎏ 小牧太 父キングカメハメハ 母父Fire Maker
2着 ⑩ヤマニンキングリー 牡7 57.0㎏ 武幸四郎 父アグネスデジタル 母父サンデーサイレンス
3着 ⑬グレープブランデー 牡4 58.0㎏ 浜中俊 父マンハッタンカフェ 母父ジャッジアンジェルーチ
気になるポイント
過去10年、1度も牝馬が3着以内に来ていない
過去10年、牝馬が出走したのは2017年の1頭のみ。
2017年 牝4 53.0㎏ タイニーダンサー 16着
ダートの長丁場、スタミナとパワーが求められます。
出走頭数が少ないのは、牡馬と比較して馬格が小さい牝馬に適さない条件だから。
そもそも牝馬の出走頭数が少ないです。
栗東所属騎手が10連勝中
3着内にきている騎手を確認すると、栗東所属の経験豊富な騎手がほとんどを占めています
若手騎手の一発や美浦所属騎手はほとんどありません
ダート長丁場になると、騎手の経験・腕が問われるのかもしれません。
幸英明、和田竜二といった栗東の味のあるベテラン騎手が騎乗する馬には注目が必要です。
負担重量が軽い3歳牡馬が活躍
ダートの定量戦。
とくにGⅠでは、4歳以降の古馬が強い。
なかなか3歳馬が活躍できない傾向があります。
しかし、シリウスSに関しては、ハンデ戦のため3歳牡馬の負担重量が軽くなります。
ダートの長丁場というタフ条件になると負担重賞が軽いことは有利に働くのかもしれません。
ポイントまとめ
- 過去10年、1度も牝馬が3着以内に来ていない
- 栗東所属騎手が10連勝中
- 負担重量が軽い3歳牡馬が活躍
最後に
様々な予想を考慮された上で、馬券検討の助けになればと思います。
馬券は自己責任でお願いします(*人>ω<)。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。