【注目馬#1】9月3日(土)小倉2R 2歳未勝利 ダート1700m

中央競馬

9月3日(土)10:35発走の小倉2Rダート1700mの2歳未勝利戦に出走します。

幸英明騎手から今村聖奈騎手への乗り替わりです。
そうです。-4㎏が発動です。

ヤマニンウルスが大差圧勝した2歳新馬小倉ダ1700mの2着馬です。
ゴライコウ自身はタイム1:48.6で駆け抜けており決して走ってないわけではありません。
初戦の2歳新馬はとにかく相手が悪かったということになります。
500㎏と馬格がありダート適性は申し分ありません。

ゴライコウはホッコータルマエ産駒です。

ホッコータルマエ自身はダートで活躍しました。
中央競馬、地方競馬を問わず、どんな条件でも堅実に活躍しました。
馬場が良でも不良でも確実に走りました。
日本全国のダート競馬を走り回ったという印象です。
馬券圏内に来たダート条件は以下になります。
東京ダート1600m、中京ダート1800m、阪神ダート1800m、京都ダート1800m、
新潟ダート1800m、小倉ダート1700m、大井ダート2000m、川崎ダート2100m、
船橋ダート1600m、盛岡ダート1600m、金沢ダート2100m、佐賀ダート2000m、
名古屋ダート1900m

本当にタフです。その能力は産駒にも伝わっていています。
ホッコータルマエ産駒はダートが得意です。
父親と同じく距離は中距離で活躍しています。
とくに稍重、重、不良といった雨の影響を受けたダート競馬が得意。
良馬場条件のダートと比較して馬券内率がグッとあがります。

母父はアフリートです。
ダートで活躍馬を多く出した種牡馬になります。
馬場条件が良・稍重・重・不良とどれになってもダートで堅実に走るタイプです。
アフリート自身はカナダとアメリカで競争生活を送りました。
アメリカに残した産駒が血を繋ぎ米国クラシック勝ち馬を輩出しています。
買い戻しのオファーがアメリカからあったほどですから、
産駒は砂より土のダートが本当は得意だったと考えられます。
日本の時計が早くなったダート条件に対して、より高い適性を示すことが考えられます。

台風11号の影響が予想される今週の小倉開催。
初めて雨の影響を受けたドロドロのダート競馬を経験する可能性が高い
2歳馬達の競争になるということを考えると血統的な評価は高くなります。

負担重量ー4㎏の恩恵があります。
初戦で多頭数競馬を経験して砂を被り捲り差しの競馬ができています。
同じコース、同じ距離で2戦目を迎えられるアドバンテージがあります。
500㎏と馬格があり若干緩めの仕上げから上積みが見込まれます。

2走目を迎えるにあたって馬券内を期待できる要素が多くあります。
加えて、初戦の競馬内容をパトロールで確認するとレース道中ずっと
3頭分以上外を周り続けての2着でした。3着馬とは3/4差でしたが、
その着差以上に力差はあると考えられます。

さらに、今回騎乗する今村聖奈騎手は小倉開催で大活躍しています。
小倉ダート1700mの捲り差しの競馬を奇麗に決める競馬もできています。
初戦を見る限り変な癖はないゴライコウに対して
-4㎏の恩恵を十分に与えることができるはずです。

今回の相手関係は芝からダートに転戦してきたダート血統馬達になります。
素質はありそうなメンバーが揃っていますが、初戦の内容と一度同条件を
経験しているアドバンテージは大きくなります。
天候悪化のダート競馬を考えるとアドバンテージはより大きくなります。

注目の存在として期待できます。

ご来光!!