【注目馬#3】9月10日(土)中山11R 紫苑S 芝2000m

中央競馬

9月10日(土)15:45発走
中山11R芝2000m

出走頭数は12頭です。

①エバーハンティング
②サークルオブライフ
③ロジレット
④ニシノラブウインク
⑤シーグラス
⑥エコルフリューゲル
⑦カヨウネンカ
⑧ライラック
⑨コルベイユ
⑩サンカルパ
⑪サウンドビバーチェ
⑫スタニングローズ

⑫スタニングローズに注目します。
なぜ注目するのか?

ポイントは以下のとおりです。

〇オークスの内容が優秀

オークスは2着。

タイム2:24.1。

1着のスターズオンアースと差は1 1/4。

前半1000mは60.6秒と緩やかな流れでした。
後半1000mは58.5秒になります。

1ハロンの通過ラップは1度も13秒台にはなっていません。

芝2400mを走る【持続力】【スタミナ】を求められるレースになりました。

芝2000m~芝2400mに距離適性があります。

1枠2番を活かしたダミアン・レーン騎手の好騎乗がありました。
そこを考慮しても優秀な内容です。

〇操作性の良い馬

スタニングローズは8戦しています。

これまで6名の騎手が騎乗しました。

吉田隼人騎手、川田将雅騎手、松山弘平騎手、戸崎圭太騎手、坂井瑠星騎手、ダミアン・レーン騎手。

2度続けて同じ騎手が騎乗することはありませんでした。

そんな中、騎手の指示にしっかり従います。

これまで5つの競馬場で走りました。

中京、阪神、新潟、東京、中山。

どこの競馬場に行っても自然体でパドックを回る。

気性が良いです。

操作性の良さ・気性の良さは安定感になりました。

これまでの8戦は全て掲示板内(5着内)です。

〇バラ一族は3歳秋牝馬路線で走る血統

スタニングローズはバラ一族です。

父キングカメハメハ
母ローザブランカ
母父クロフネ

さらに血統を遡ります。

母母ローズバド
 →オークス2着、秋華賞2着、エリザベス女王杯2着

母母母ロゼカラー
 →オークス4着、秋華賞3着

3歳秋牝馬路線で活躍する血統です。

秋華賞では必ずおさえたい馬です。

【メモ】

注目馬はスタニングローズ。

〇オークスの内容が優秀。
〇操作性の良い馬。
〇バラ一族は3歳秋牝馬路線で走る血統。

 

他出走馬について

ここからは他出走馬を検証します。

 

①エバーハンティング

キャリア3戦の1勝馬。
410㎏台と小柄です。

ローラSで勝ち馬から1秒以上離されました。

母エバーブロッサムはオークス2着馬です。
しかし、3歳秋以降さっぱりでした。
7戦すべて掲示板外(6着以下)です。

過去データから1勝馬の成績不振です。

能力、血統、データから判断しました。
勝ち負けするにはパンチが足りません。

 

②サークルオブライフ

危険視します。

父エピファネイア
母シーブリーズライフ
母父アドマイヤジャパン

阪神JF(GⅠ)1着
アルテミスS(GⅢ)1着

出走馬の中で実績は一番です。

国枝厩舎所属の秋初戦になります。
秋華賞の叩きレースと思います。

母シーブリーズライフは、現役時に芝1200m~芝1400mで3勝しました。
芝1600mを2度走りましたが、すべて2桁着順に終わりました。

母系の血統から芝中距離の適性は疑問です。

能力はあります。
来るかもしれません。

しかし、ここは危険視します。

 

③ロジレット

福島芝1800mの1勝クラスを勝ちました。

1勝クラスを勝った時の相手が強くありません。

能力、成績からパンチが足りません。

右回りの小回りコースの適性はあります。

 

④ニシノラブウインク

オークス8着。
スタニングローズから0.9秒差です。

フラワーCは2着。
スタニングローズから0.1秒差です。

ここでは能力、成績から馬券内の候補です。

 

⑤シーグラス

410㎏台と小柄です。

オークス14着。
スタニングローズから2.0秒差です。

小倉芝2000mを2連勝しました。
荒れ馬場は得意です。

ゴールドシップ産駒です。
速い脚を使えない傾向にあります。

開幕週の中山芝コースで割り引きます。

 

⑥エコルフリューゲル

キャリア6戦の1勝馬。

ダイワメジャー産駒です。

相手次第では芝2000mで上位に来ます。

過去データから1勝馬の成績不振です。

ここで勝ち負けするにはパンチが足りません。

 

⑦カヨウネンカ

12戦目で未勝利を脱出しました。
未勝利戦で1,940万を稼いだ1勝馬です。

昇級初戦です。

ゴールドシップ産駒です。
速い脚を使えない傾向にあります。

昇級初戦、開幕週の中山芝コースで割り引きます。

 

⑧ライラック

オークス11着。
スタニングローズから1.3秒差です。

3歳1月のフェアリーSを鮮やかに勝ちました。

桜花賞、オークスともに2桁着順です。
420㎏台と小柄です。

オルフェーブル産駒です。
しかし、成長力が乏しいです。

勝ち負けするにはパンチが足りないと判断します。

 

⑨コルベイユ

芝1800mの逃げ馬です。

右回り小回りコースのスロー逃げができます。

ここではペースの速い先行馬が多いです。
自分のリズムで競馬ができません。

逃げたフラワーCで10着。
スタニングローズから1.2秒差です。

跳びが軽くキレイです。
しかし、直線の坂は苦手かもしれません。

勝ち負けするにはパンチが足りないと判断します。

 

⑩サンカルパ

480㎏台と馬っぷりがいいです。

2勝クラスで2着にきています。

ここでは能力上位です。

津村騎手からルメール騎手へ乗り替わりです。
ここは好感できます。

速いペースで先行します。
逃げてしまうかもしれません。

初めての芝2000mです。

開幕週を利して踏ん張れるかでしょう。

 

⑪サウンドビバーチェ

オークスで放馬しました。

芝2000mの適性は未知数です。

470㎏台です。
牝馬として馬格があります。

能力はあります。
馬券内はあります。

 

結論

相手関係を考慮すると

1着⑫
2着④⑩
3着②④⑩⑪

以上の3連複・3連単のフォーメーションになりました。