【展望】【G1】宝塚記念 2024【雨の影響がレース結果を左右する】

出走馬

2024年6月23日(日)　京都11Ｒ　15:40発走　芝2200ｍ

①シュトルーヴェ　　　セ5　58.0　D.レーン　　　（6-3-0-3）
②ジャスティンパレス　牡5　58.0　C.ルメール　　（5-2-2-4）
③ベラジオオペラ　　　牡4　58.0　横山和生　　　（5-1-0-2）
④ドウデュース　　　　牡5　58.0　武豊　　　　　（6-1-1-2）
⑤ディープボンド　　　牡7　58.0　幸英明　　　　（4-5-3-13）
⑥ヒートオンビート　　牡7　58.0　坂井瑠星　　　（5-8-5-11）
⑦プラダリア　　　　　牡5　58.0　池添謙一　　　（4-2-2-8）
⑧カラテ　　　　　　　牡8　58.0　岩田望来　　　（8-2-1-30）
⑨ソールオリエンス　　牡4　58.0　横山武史　　　（3-2-1-3）
⑩ローシャムパーク　　牡5　58.0　戸崎圭太　　　（6-3-1-1）
⑪ヤマニンサンパ　　　牡6　58.0　団野大成　　　（3-1-3-10）
⑫ブローザホーン　　　牡5　58.0　菅原明良　　　（6-3-4-7）
⑬ルージュエヴァイユ　牝5　56.0　川田将雅　　　（4-3-1-5）

雨の影響がレース結果を左右する

当日の明け方5時頃まで雨が降り、その後、12時以降に再度の雨が降り始める予報。

当日の午後に向けて、雨を降らせる前線が九州あたりから京都に流れて来る。

この日の芝レースは6レース。

11時以降に京都に振り出し始める雨の影響がどのようになるのか注視が必要。

極端な道悪の不良馬場になればブローザホーンが有利。

外差し傾向が出始めた重馬場程度ならドウデュース・ソールオリエンスが脚質的に有利。

京都の芝は前日まで時計の速い状態だったが、この日の雨で状況が一変しそうだ。

有力馬

シュトルーヴェ

芝2200ｍは実績あり。

重・不良実績は無いが、血統的に雨馬場に対する適性はある。

重賞２連勝の内容が良い。

内で上手く流れに乗って、直線は外目に進路を取れれば面白い。

D.レーン騎手の腕の見せどころ。

ジャスティンパレス

京都芝2200ｍのコース条件は良い。

血統的にはピッタリ。

但し、雨は割り引きになる。

稍重くらいなら大丈夫の印象。

不良馬場まで悪化してしまうと心配な面がある。

ベラジオオペラ

スタートセンスと折り合いの良さ。

大阪杯では、この２点で勝利をもぎ取った。

ただ、今回の宝塚記念では割り引きたい。

京都記念2024で2着の内容から、芝2200ｍは少し距離が長い。

前走が上手く行きすぎた印象もある。

ドウデュース

調整が順調でとても状態が良さそう。

前走のドバイターフでは脚を余してしまい不完全燃焼。

ここでは最も能力の高い馬。

パワーがあり多少の雨は苦にしない印象。

芝馬場の内側が荒れて、外差し傾向になれば、むしろ競馬はし易い印象。

但し、不良馬場まで馬場が悪化した場合は崩れることも考えられる。

ディープボンド

馬場は重い方がよく、雨は得意。

距離2200ｍは本馬にとっては距離が短い印象。

レース道中、そして直線でどのような進路取りをするのか。

他馬のレース結果にも影響が出てくるかもしれない。

ソールオリエンス

京都芝2200ｍのコースは合いそう。

外差し傾向の京都になれば、より合うイメージ。

雨も歓迎。

馬格が大きくなく成長が止まっていて、

良馬場の時計の速い決着、速い脚には限界がある。

不良馬場まで悪化するとどうかだが、

重馬場で時計の掛かるコンディションの方が良い。

この条件でどれだけ走れるか要注目の存在。

ローシャムパーク

大阪杯では一番強い競馬。

今回の条件でも自分の力は出せる。

血統的に多少雨が降っても大丈夫そう。

あとはメンバー強化の舞台でどれだけ自身の力が通用するか。

ブローザホーン

不良馬場で期待したい馬。

母オートクレールは不良馬場が大得意だった。

通常の良馬場より時計が6秒～7秒以上かかる、

上り3Fは40秒台も出るような極悪馬場になれば、

ここでG1制覇は十分にある。

重馬場までだと勝ち切りまではどうか、不良馬場を期待したい馬。

最後に