【アルテミスS 2022】過去10年の傾向とデータを検証した結果、気になるポイントが出てきた

中央競馬
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2022年10月29日(土)にアルテミスS(GⅢ)が行われます。
当記事では、過去10年の1着馬~3着馬を検証します。
父、母父、前を振り返えると
気になる3つのポイントが出てきました。

アルテミスSは東京競馬場で行われる2歳牝馬限定の芝1600mのレースです。

毎年、素質馬が揃うので注目になります。

まずは過去10年のレース結果をご覧ください。

過去10年のレース結果

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過去10年ごとに以下の項目をまとめました。
タイム、1着馬~3着馬、性齢、負担重量、騎手。
丸印内の数字は馬番になります。

2021年 晴・良 11頭立て タイム 1:34.0

1着 ⑦サークルオブライフ 牝2 54.0㎏ M.デムーロ
2着 ②ベルクレスタ    牝2 54.0㎏ 松山弘平
3着 ①シゲルイワイザケ  牝2 54.0㎏ 福永祐一

2020年 晴・良 16頭立て タイム 1:34.9

1着 ⑭ソダシ       牝2 54.0㎏ 吉田隼人
2着 ⑥ククナ       牝2 54.0㎏ ルメール
3着 ⑬テンハッピーローズ 牝2 54.0㎏ 田辺裕信

2019年 晴・良 9頭立て タイム 1:34.3

1着 ⑨リアアメリア    牝2 54.0㎏ 川田将雅
2着 ⑧サンクテュエール  牝2 54.0㎏ ルメール
3着 ⑤ビッククインバイオ 牝2 54.0㎏ 大野拓弥

2018年 晴・良 15頭立て タイム 1:33.7

1着 ③シェーングランツ  牝2 54.0㎏ 武豊
2着 ⑪ビーチサンバ    牝2 54.0㎏ 藤岡康太
3着 ⑧エールヴォア    牝2 54.0㎏ 浜中俊

2017年 雨・良 15頭立て タイム 1:34.9

1着 ⑬ラッキーライラック 牝2 54.0㎏ 石橋脩
2着 ⑥サヤカチャン    牝2 54.0㎏ 松岡正海
3着 ②ラテュロス     牝2 54.0㎏ 秋山真一郎

2016年 曇・良 18頭立て タイム 1:35.5

1着 ⑯リスグラシュー   牝2 54.0㎏ 武豊
2着 ⑫フローレスマジック 牝2 54.0㎏ ルメール
3着 ⑥シグルーン     牝2 54.0㎏ M.デムーロ

2015年 曇・良 15頭立て タイム 1:34.1

1着 ⑭デンコウアンジュ  牝2 54.0㎏ 田辺裕信
2着 ⑮メジャーエンブレム 牝2 54.0㎏ ルメール
3着 ⑩クロコスミア    牝2 54.0㎏ 勝浦正樹

2014年 小雨・稍 17頭立て タイム 1:34.4

1着 ⑯ココロノアイ    牝2 54.0㎏ 横山典弘
2着 ③レッツゴードンキ  牝2 54.0㎏ 岩田康誠
3着 ⑨トーセンラーク   牝2 54.0㎏ 吉田隼人

2013年 曇・良 18頭立て タイム 1:35.2

1着 ⑤マーブルカテドラル 牝2 54.0㎏ 田辺裕信
2着 ④パシフィックギャル 牝2 54.0㎏ メンディザバル
3着 ③ニシノミチシルベ  牝2 54.0㎏ 松岡正海

2012年 晴・良 18頭立て タイム 1:33.8

1着 ①コレクターアイテム 牝2 54.0㎏ 浜中俊
2着 ⑧アユサン      牝2 54.0㎏ 丸山元気
3着 ⑬ウインプリメーラ  牝2 54.0㎏ 田辺裕信

過去10年の1着馬~3着馬の父、母父

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マイナー血統の馬でも3着内に来ています。

2021年
1着 ⑦サークルオブライフ 父エピファネイア   母父アドマイヤジャパン
2着 ②ベルクレスタ    父ドゥラメンテ    母父Numerous
3着 ①シゲルイワイザケ  父エピファネイア   母父リンカーン

2020年
1着 ⑭ソダシ       父クロフネ      母父キングカメハメハ
2着 ⑥ククナ       父キングカメハメハ  母父ディープインパクト
3着 ⑬テンハッピーローズ 父エピファネイア   母父タニノギムレット

2019年
1着 ⑨リアアメリア    父ディープインパクト 母父Rockport Harbor
2着 ⑧サンクテュエール  父ディープインパクト 母父Canadian Frontier
3着 ⑤ビッククインバイオ 父キングズベスト   母父ゼンノロブロイ

2018年
1着 ③シェーングランツ  父ディープインパクト 母父Monsun
2着 ⑪ビーチサンバ    父クロフネ      母父サンデーサイレンス
3着 ⑧エールヴォア    父ヴィクトワールピサ 母父ワイルドラッシュ

2017年
1着 ⑬ラッキーライラック 父オルフェーヴル   母父Flower Alley
2着 ⑥サヤカチャン    父リーチザクラウン  母父アンバーシャダイ
3着 ②ラテュロス     父ディープインパクト 母父Touch Gold

2016年
1着 ⑯リスグラシュー   父ハーツクライ    母父American Post
2着 ⑫フローレスマジック 父ディープインパクト 母父Storm Cat
3着 ⑥シグルーン     父アイルハヴアナザー 母父ステイゴールド

2015年
1着 ⑭デンコウアンジュ  父メイショウサムソン 母父マリエンバード
2着 ⑮メジャーエンブレム 父ダイワメジャー   母父オペラハウス
3着 ⑩クロコスミア    父ステイゴールド   母父ボストンハーバー

2014年
1着 ⑯ココロノアイ    父ステイゴールド   母父デインヒル
2着 ③レッツゴードンキ  父キングカメハメハ  母父マーベラスサンデー
3着 ⑨トーセンラーク   父アルデバランⅡ   母父タバスコキャット

2013年
1着 ⑤マーブルカテドラル 父ダイワメジャー   母父エリシオ
2着 ④パシフィックギャル 父ゼンノロブロイ   母父Petionville
3着 ③ニシノミチシルベ  父タイキシャトル   母父セイウンスカイ

2012年
1着 ①コレクターアイテム 父ハーツクライ    母父Storm Bird
2着 ⑧アユサン      父ディープインパクト 母父Storm Cat
3着 ⑬ウインプリメーラ  父ステイゴールド   母父フォーティナイナー

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現時点の完成度がレース結果に反映されます。

過去10年の1着馬~3着馬の前走

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前走、芝1600m未満に出走している馬を赤色マークしています。

2021年
1着 ⑦サークルオブライフ 中山 芝1600m 2歳未勝利 1着
2着 ②ベルクレスタ    新潟 芝1600m 2歳未勝利 1着
3着 ①シゲルイワイザケ  中山 芝1600m サフラン賞(1勝クラス)3着

2020年
1着 ⑭ソダシ       札幌 芝1800m 札幌2歳S(GⅢ)1着
2着 ⑥ククナ       札幌 芝1500m 2歳未勝利 1着
3着 ⑬テンハッピーローズ 中山 芝1600m サフラン賞(1勝クラス)2着

2019年
1着 ⑨リアアメリア    阪神 芝1600m 2歳新馬 1着
2着 ⑧サンクテュエール  新潟 芝1600m 2歳新馬 1着
3着 ⑤ビッククインバイオ 中山 芝1600m サフラン賞(1勝クラス)4着

2018年
1着 ③シェーングランツ  札幌 芝1800m 2歳未勝利 1着
2着 ⑪ビーチサンバ    阪神 芝1600m 2歳新馬 1着
3着 ⑧エールヴォア    阪神 芝1800m 2歳未勝利 1着

2017年
1着 ⑬ラッキーライラック 新潟 芝1600m 2歳新馬 1着
2着 ⑥サヤカチャン    京都 芝1400m りんどう賞(500万下)5着
3着 ②ラテュロス     阪神 芝1600m 2歳未勝利 1着

2016年
1着 ⑯リスグラシュー   阪神 芝1800m 2歳未勝利 1着
2着 ⑫フローレスマジック 東京 芝1600m 2歳未勝利 1着
3着 ⑥シグルーン     阪神 芝1600m 2歳新馬 1着

2015年
1着 ⑭デンコウアンジュ  京都 芝1800m 2歳未勝利 1着
2着 ⑮メジャーエンブレム 中山 芝1600m アスター賞(500万下)1着
3着 ⑩クロコスミア    札幌 芝1800m 札幌2歳S(GⅢ)3着

2014年
1着 ⑯ココロノアイ    新潟 芝1600m 2歳未勝利 1着
2着 ③レッツゴードンキ  札幌 芝1800m 札幌2歳S(GⅢ)3着
3着 ⑨トーセンラーク   札幌 芝1500m クローバー賞(OP)1着

2013年
1着 ⑤マーブルカテドラル 中山 芝1600m 芙蓉S(OP)1着
2着 ④パシフィックギャル 中山 芝1600m 芙蓉S(OP)3着
3着 ③ニシノミチシルベ  東京 芝1400m サフラン賞(500万下)2着

2012年
1着 ①コレクターアイテム 京都 芝1600m デイリー杯2歳S(GⅡ)4着
2着 ⑧アユサン      東京 芝1400m 2歳新馬 1着
3着 ⑬ウインプリメーラ  京都 芝1600m 2歳未勝利 1着

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前走、1600m以上の馬が好成績を残しています。

過去10年のアルテミスSに出走したGⅠ馬

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過去10年で8頭のGⅠ馬を輩出しています。
2022年の出走馬に未来のGⅠ馬がいる可能性は高いです。

2021年
サークルオブライフ 1勝(阪神JF)

2020年
ソダシ       3勝(阪神JF、桜花賞、ヴィクトリアマイル)
ユーバーレーベン  1勝(オークス)

2017年
ラッキーライラック 4勝(阪神JF、エリザベス女王杯2回、大阪杯)

2016年
リスグラシュー   4勝(エリザベス女王杯、宝塚記念、コックスプレート、有馬記念)

2015年
メジャーエンブレム 2勝(阪神JF、NHKマイルC)

2014年
レッツゴードンキ  1勝(桜花賞)

2012年
アユサン      1勝(桜花賞)

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2022年は話題のリバティアイランド

どんな走りをするのか気になるね。

気になるポイント

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過去10年の傾向とデータから
気になる3つのポイントが出ました。

前走、芝1600m組みが有利

過去10年、芝1600m未満の出走馬が3着以内に来たのは5回だけです。

2020年 ククナ       札幌 芝1500m 2歳未勝利 1着
2017年 サヤカチャン    京都 芝1400m りんどう賞(500万下)5着
2014年 トーセンラーク   札幌 芝1500m クローバー賞(OP)1着
2013年 ニシノミチシルベ  東京 芝1400m サフラン賞(500万下)2着
2012年 アユサン      東京 芝1400m 2歳新馬 1着

芝1200m以下の馬に関しては一度も来ていません。

前走の距離で取捨選択ができます。

マイナー血統の馬も活躍する

2歳秋の牝馬限定の東京芝1600mになります。

この時期の馬とっては、厳しい条件になります。

血統より、現時点の完成度が高い馬が好成績を残しています。

前走、未勝利組みが好成績

過去10年、レース別の3着以内に来た回数です。

未勝利組み    11回
新馬組み     6回
サフラン賞    4回
札幌2歳S    3回
芙蓉S      2回
デイリー杯2歳S 1回
クローバー賞   1回
りんどう賞    1回
アスター賞    1回

1勝馬でも十分に勝負になります。

加えて、1走でも多くレース経験のある馬が有利と言えます。

ポイントまとめ

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気になる3つのポイントをまとめました。

  • 前走、芝1600m組みが有利
  • マイナー血統の馬も活躍する
  • 前走、未勝利組みが好成績

最後に

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様々な予想を考慮された上で、馬券検討の助けになればと思います。
馬券は自己責任でお願いします(*人>ω<)。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。