【ジャパンC 2022】外国馬を検証、今回は要注目

中央競馬
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過去10年、外国馬の最高着順は5着。
まったく、勝ち負けできてない、と言っていいです。
データと傾向からは外国馬は買えません。
ただ、今回の外国馬は要注目と思います。

何故なのか?

3つの理由です。

  • グランドグローリーと想定1番人気シャフリヤールの差が小さい
  • 有力な外国3歳馬が出走
  • 過去5年と比較すると、外国馬に対抗する日本馬のレベルが怪しい

また、枠順が発表されました。

①シムカミル
②オネスト
③ヴェルトライゼンデ
④トラストケンシン
⑤グランドグローリー
⑥ヴェラアズール
⑦テュネス
⑧デアリングタクト
⑨ユニコーンライオン
⑩ハーツイストワール
⑪カラテ
⑫シャドウディーヴァ
⑬テーオーロイヤル
⑭ダノンベルーガ
⑮シャフリヤール
⑯リッジマン
⑰ユーバーレーベン
⑱ボッケリーニ

これは、日本の上位人気馬には不利な枠順です。

正直なところ、シャフリヤールは心配です。

今回は外国馬の3着内、十分にありえます。
詳細は、以下にまとめます。

2022年は4頭の外国馬が出走

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4頭の外国馬が出走予定です。

グランドグローリー 牝6
シムカミル     牡3
オネスト      牡3
テュネス      牡3

要注目となる3つの理由

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要注目の3つの理由です。

グランドグローリーと想定1番人気シャフリヤールの差が小さい

前回、2021年のジャパンC。

3着馬がシャフリヤール(2:25.2)。

5着馬がグランドグローリー(2:25.5)。

タイム差は僅か0.3秒差。

今回、4歳馬になったシャフリヤールは負担重量57.0㎏。

前回より、負担重量+2㎏です。

450㎏台のシャフリヤールにとっては、

プラスとは言えません。

2022年の凱旋門賞、グランドグローリーは5着。

レースを見返すと、酷い雨の中、

外から良い脚で追い込んでいます。

競走能力はまったく落ちていない。

むしろ、2度目の来日でより良い状態で出走可能とみます。

グランドグローリーは勝ち負けできる存在です。

有力な外国3歳馬が出走

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3頭の3歳牡馬が出走してきました。
各馬に簡単ですが、コメントしました。

シムカミル

過去好成績の馬番①におさまりました。

切れるタイプではありません。

先行して粘るタイプ。

パリ大賞(GⅠ)2着。

ニエル賞(GⅡ)1着。

競走能力はあります。

勝ち負けは厳しい印象がありますが、

レースを掻き乱してくるかもしれません。

オネスト

過去好成績の馬番②におさまりました。

しかも、ルメール騎手が騎乗。ここは注目です。

3走前のパリ大賞(GⅠ)1着。

前走、凱旋門賞(GⅠ)10着。

Frankel産駒です。

フットワークが軽くきれいで

日本の馬場は合っていそうです。

注目したいのは、パリ大賞(GⅠ)の上り3Fです。

パリロンシャン競馬場の稍重の馬場状態。

勝ちタイムは、2:27.76。

上り3Fは、34.27秒 (11.26-11.09-11.92)。

タフな欧州の芝馬場で、しっかり速い脚を使えています。

レース展開的に、日本の人気馬をマークしながら、

最後に追い込んできそうです。

パリ大賞(GⅠ)のレース分析をした記事は以下になります。

テュネス

一番不気味な存在です。

半兄に2021年の凱旋門賞を勝ったトルカータータッソ。

重たいドイツ血統ですが、超良血です。

Allegrettaの母系。

一族からは、キングズベスト、アーバンシー、

ガリレオ、シーザスターズ、が輩出されています。

競走能力は、かなり高そう。

週末は晴れ予報なので、雨は降りそうにない。

これまでのレースとは条件が違いますが、

激走されても驚けません。

過去5年と比較すると、外国馬に対抗する日本馬のレベルが怪しい

正直、想定1番人気のシャフリヤールが

勝ち切れるか微妙です。

テーオーロイヤルは天皇賞春の激走が

影響しているのか、状態一息の印象。

最も期待できるとすれば、ダノンベルーガ。

次がヴェラアズール。

日本馬の中だけでも大混戦が予想されます。

過去10年の外国馬の成績

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過去10年の外国馬の成績を以下にまとめます。

各年の1着馬のタイム、上り3F、(通過順位)。
これと、外国馬をタイム差で比較しています。

2021年 1着 ②コントレイル    2:24.7 33.7 (8-7-8-8)

5着 ⑥グランドグローリー 2:25.5 34.2 (9-9-9-9)   0.8秒差
8着 ⑱ジャパン      2:25.7 34.3 (11-12-11-12) 1.0秒差   
11着 ③ブルーム      2:26.1 34.8 (14-11-11-9)  1.4秒差 

2020年 1着 ②アーモンドアイ   2:23.0 34.7 (4-5-4-4)

10着 ⑧ウェイトゥパリス  2:24.6 35.1 (15-15-15-15) 1.6秒差

2019年 1着 ⑤スワーヴリチャード 2:25.9 36.5 (7-7-6-5)

外国馬の出走なし

2018年 1着 ①アーモンドアイ   2:20.6 34.1 (3-2-2-2)

10着 ⑥サンダリングブルー 2:23.4 35.0 (14-14-14-14) 2.8秒差
11着 ⑫カプリ       2:23.7 36.0 (12-11-12-12) 3.1秒差

2017年 1着 ①シュヴァルグラン  2:23.7 34.7 (5-4-4-4)

5着 ⑭アイダホ      2:24.7 35.1 (14-14-14-13) 1.0秒差
9着 ③ギニョール     2:25.0 36.2 (2-3-3-2)   1.3秒差
12着 ⑩ブームタイム    2:25.2 35.9 (9-6-6-7)   1.5秒差
15着 ⑥イキートス     2:25.5 35.7 (16-16-16-15) 1.8秒差

2016年 1着 ①キタサンブラック  2:25.8 34.7 (1-1-1-1)

7着 ⑤イキートス     2:26.4 34.4 (13-14-12-13) 0.6秒差
12着 ⑮ナイトフラワー   2:26.9 34.6 (15-17-17-16) 1.1秒差
14着 ⑧イラプト      2:27.1 35.5 (5-5-5-6)   1.3秒差

2015年 1着 ⑮ショウナンパンドラ 2:24.7 33.9 (9-9-8-11)

6着 ⑧イラプト      2:25.0 34.5 (4-4-5-5)   0.3秒差
11着 ⑱ナイトフラワー   2:25.2 34.2 (14-13-11-15) 0.5秒差
14着 ②トリップトゥパリス 2:25.3 34.4 (15-15-15-11) 0.6秒差
18着 ⑭イトウ       2:29.1 38.7 (4-3-3-3)   4.4秒差

2014年 1着 ④エピファネイア   2:23.1 35.0 (3-2-3-4)

6着 ②アイヴァンホウ    2:24.1 35.3 (13-11-10-8) 1.0秒差
16着 ⑦アップウィズザバーズ 2:27.5 38.1 (17-17-16-17) 4.4秒差
中止 ⑱トレーディングレザー        (5-5-7-18)

2013年 1着 ⑦ジェンティルドンナ 2:26.1 33.9 (3-3-3-4)

5着 ⑩ドゥーナデン    2:26.3 33.6 (14-11-10-10) 0.2秒差
13着 ⑭シメノン      2:26.7 33.8 (12-11-13-13) 0.6秒差
17着 ⑰ジョシュアツリー  2:28.0 35.5 (6-6-6-7)   1.9秒差

2012年 1着 ⑮ジェンティルドンナ 2:23.1 32.8 (2-2-3-6)

8着 ⑥レッドカドー    2:24.1 33.4 (11-11-10-12) 1.0秒差
11着 ⑪ジャッカルベリー  2:24.5 34.1 (15-15-13-7)  1.4秒差
12着 ⑤マウントアトス   2:24.6 33.9 (8-8-10-12)  1.5秒差
13着 ⑭ソレミア      2:24.7 34.5 (4-4-4-3)   1.6秒差
17着 ②スリプトラ     2:27.7 37.2 (6-6-6-11)   4.6秒差

関連記事

まとめ

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改めて、外国馬の3着内は十分に
ありえる理由をまとめました。

  • グランドグローリーと想定1番人気シャフリヤールの差が小さい
  • 有力な外国3歳馬が出走
  • 過去5年と比較すると、外国馬に対抗する日本馬のレベルが怪しい

最後に

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様々な予想を考慮された上で、馬券検討の助けになればと思います。
馬券は自己責任でお願いします(*人>ω<)。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。