2022年11月20(日)に、マイルCSが行われます。
当記事では、過去10年の1着馬~3着馬を検証します。
父、母父、前走を振り返えると
気になる3つのポイントが出てきました。
先に3つのポイントを書きます。
- 前走、東京出走組みが好成績
- 外国人騎手が強い
- 前走、同距離の芝1600m組みが中心
何故なのか?
そこは以下に記載しました。
過去10年の結果をまとめているので、
参考になればと思います。
今回、阪神芝1600mで行われます。
先週の開催で芝がかなり荒れてきました。
メンバーの力は拮抗している。
大混戦が予想される。
注目のレースになります。
まずは過去10年のレース結果をご覧ください。
過去10年のレース結果
過去10年ごとに以下の項目をまとめました。
タイム、1着馬~3着馬、性齢、負担重量、騎手。
丸印内の数字は馬番になります。
2021年 曇・良 16頭立て タイム 1:32.6 ※阪神芝1600mで施行
1着 ⑫グランアレグリア 牝5 55.0㎏ ルメール
2着 ③シュネルマイスター 牡3 56.0㎏ 横山武史
3着 ⑬ダノンザキッド 牡3 56.0㎏ 川田将雅
2020年 曇・良 17頭立て タイム 1:32.0 ※阪神芝1600mで施行
1着 ④グランアレグリア 牝4 55.0㎏ ルメール
2着 ⑧インディチャンプ 牡5 57.0㎏ 福永祐一
3着 ⑦アドマイヤマーズ 牡4 57.0㎏ 川田将雅
2019年 晴・良 17頭立て タイム 1:33.0
1着 ⑤インディチャンプ 牡4 57.0㎏ 池添謙一
2着 ⑭ダノンプレミアム 牡4 57.0㎏ 川田将雅
3着 ⑦ペルシアンナイト 牡5 57.0㎏ マーフィー
2018年 晴・良 18頭立て タイム 1:33.3
1着 ①ステルヴィオ 牡3 56.0㎏ ビュイック
2着 ②ペルシアンナイト 牡4 57.0㎏ M.デムーロ
3着 ③アルアイン 牡4 57.0㎏ 川田将雅
2017年 晴・稍 18頭立て タイム 1:33.8
1着 ⑱ペルシアンナイト 牡3 56.0㎏ M.デムーロ
2着 ⑪エアスピネル 牡4 57.0㎏ ムーア
3着 ④サングレーザー 牡3 56.0㎏ 福永祐一
2016年 曇・良 18頭立て タイム 1:33.1
1着 ⑯ミッキーアイル 牡5 57.0㎏ 浜中俊
2着 ⑧イスラボニータ 牡5 57.0㎏ ルメール
3着 ⑮ネオリアリズム 牡5 57.0㎏ ムーア
2015年 曇・良 18頭立て タイム 1:32.8
1着 ⑯モーリス 牡4 57.0㎏ ムーア
2着 ⑩フィエロ 牡6 57.0㎏ M.デムーロ
3着 ⑤イスラボニータ 牡4 57.0㎏ 蛯名正義
2014年 晴・良 17頭立て タイム 1:31.5
1着 ⑫ダノンシャーク 牡6 57.0㎏ 岩田康誠
2着 ⑧フィエロ 牡5 57.0㎏ 福永祐一
3着 ③グランデッツァ 牡5 57.0㎏ 秋山真一郎
2013年 晴・良 18頭立て タイム 1:32.4
1着 ⑤トーセンラー 牡5 57.0㎏ 武豊
2着 ④ダイワマッジョーレ 牡4 57.0㎏ 蛯名正義
3着 ⑬ダノンシャーク 牡5 57.0㎏ 福永祐一
2012年 晴・稍 18頭立て タイム 1:32.9
1着 ①サダムパテック 牡4 57.0㎏ 武豊
2着 ⑦グランプリボス 牡4 57.0㎏ 内田博幸
3着 ⑰ドナウブルー 牝4 55.0㎏ スミヨン
過去10年の1着馬~3着馬の父、母父
父系はサンデーサイレンス系が強い。
血統表のどこかに、サンデーサイレンスの血を引いていればOK。
シュネルマイスター以外は、サンデーサイレンスの血を引いてる。
2021年
1着 ⑫グランアレグリア 父ディープインパクト 母父Tapit
2着 ③シュネルマイスター 父Kingman 母父Soldier Hollow
3着 ⑬ダノンザキッド 父ジャスタウェイ 母父Dansili
2020年
1着 ④グランアレグリア 父ディープインパクト 母父Tapit
2着 ⑧インディチャンプ 父ステイゴールド 母父キングカメハメハ
3着 ⑦アドマイヤマーズ 父ダイワメジャー 母父Medicean
2019年
1着 ⑤インディチャンプ 父ステイゴールド 母父キングカメハメハ
2着 ⑭ダノンプレミアム 父ディープインパクト 母父Intikhab
3着 ⑦ペルシアンナイト 父ハービンジャー 母父サンデーサイレンス
2018年
1着 ①ステルヴィオ 父ロードカナロア 母父ファルブラヴ
2着 ②ペルシアンナイト 父ハービンジャー 母父サンデーサイレンス
3着 ③アルアイン 父ディープインパクト 母父Essence of Dubai
2017年
1着 ⑱ペルシアンナイト 父ハービンジャー 母父サンデーサイレンス
2着 ⑪エアスピネル 父キングカメハメハ 母父サンデーサイレンス
3着 ④サングレーザー 父ディープインパクト 母父Deputy Minister
2016年
1着 ⑯ミッキーアイル 父ディープインパクト 母父ロックオブジブラルタル
2着 ⑧イスラボニータ 父フジキセキ 母父Cozzene
3着 ⑮ネオリアリズム 父ネオユニヴァース 母父Meadowlake
2015年
1着 ⑯モーリス 父スクリーンヒーロー 母父カーネギー
2着 ⑩フィエロ 父ディープインパクト 母父デインヒル
3着 ⑤イスラボニータ 父フジキセキ 母父Cozzene
2014年
1着 ⑫ダノンシャーク 父ディープインパクト 母父Caerleon
2着 ⑧フィエロ 父ディープインパクト 母父デインヒル
3着 ③グランデッツァ 父アグネスタキオン 母父Marju
2013年
1着 ⑤トーセンラー 父ディープインパクト 母父Lycius
2着 ④ダイワマッジョーレ 父ダイワメジャー 母父Law Society
3着 ⑬ダノンシャーク 父ディープインパクト 母父Caerleon
2012年
1着 ①サダムパテック 父フジキセキ 母父エリシオ
2着 ⑦グランプリボス 父サクラバクシンオー 母父サンデーサイレンス
3着 ⑰ドナウブルー 父ディープインパクト 母父Bertolini
過去10年の1着馬~3着馬の前走
前走、東京組みが好成績。
2021年
1着 ⑫グランアレグリア 東京 芝2000m 天皇賞秋(GⅠ)3着
2着 ③シュネルマイスター 東京 芝1800m 毎日王冠(GⅡ)1着
3着 ⑬ダノンザキッド 東京 芝1600m 富士S(GⅡ)4着
2020年
1着 ④グランアレグリア 中山 芝1200m スプリンターズS(GⅠ)1着
2着 ⑧インディチャンプ 東京 芝1600m 安田記念(GⅠ)3着
3着 ⑦アドマイヤマーズ 京都 芝1400m スワンS(GⅡ)3着
2019年
1着 ⑤インディチャンプ 東京 芝1800m 毎日王冠(GⅡ)3着
2着 ⑭ダノンプレミアム 東京 芝2000m 天皇賞秋(GⅠ)2着
3着 ⑦ペルシアンナイト 東京 芝1800m 毎日王冠(GⅡ)4着
2018年
1着 ①ステルヴィオ 東京 芝1800m 毎日王冠(GⅡ)2着
2着 ②ペルシアンナイト 東京 芝1600m 富士S(GⅢ)5着
3着 ③アルアイン 東京 芝2000m 天皇賞秋(GⅠ)4着
2017年
1着 ⑱ペルシアンナイト 東京 芝1600m 富士S(GⅢ)5着
2着 ⑪エアスピネル 東京 芝1600m 富士S(GⅢ)1着
3着 ④サングレーザー 京都 芝1400m スワンS(GⅡ)1着
2016年
1着 ⑯ミッキーアイル 中山 芝1200m スプリンターズS(GⅠ)2着
2着 ⑧イスラボニータ 東京 芝1600m 富士S(GⅢ)2着
3着 ⑮ネオリアリズム 札幌 芝2000m 札幌記念(GⅡ)1着
2015年
1着 ⑯モーリス 東京 芝1600m 安田記念(GⅠ)1着
2着 ⑩フィエロ 京都 芝1400m スワンS(GⅡ)2着
3着 ⑤イスラボニータ 東京 芝2000m 天皇賞秋(GⅠ)3着
2014年
1着 ⑫ダノンシャーク 東京 芝1600m 富士S(GⅢ)7着
2着 ⑧フィエロ 京都 芝1400m スワンS(GⅡ)3着
3着 ③グランデッツァ 東京 芝1800m 毎日王冠(GⅡ)5着
2013年
1着 ⑤トーセンラー 京都 芝2400m 京都大賞典(GⅡ)3着
2着 ④ダイワマッジョーレ 京都 芝1400m スワンS(GⅡ)2着
3着 ⑬ダノンシャーク 東京 芝1600m 富士S(GⅢ)1着
2012年
1着 ①サダムパテック 東京 芝2000m 天皇賞秋(GⅠ)8着
2着 ⑦グランプリボス 京都 芝1400m スワンS(GⅡ)1着
3着 ⑰ドナウブルー 東京 芝1800m 府中牝馬S(GⅡ)3着
気になるポイント
過去10年の傾向とデータから
気になる3つのポイントが出ました。
前走、東京出走組みが好成績
過去10年、3着内に来た馬の
前走の競馬場別の集計結果です。
東京 20回
京都 7回
中山 2回
札幌 1回
毎年、3着内のうち、2頭は
東京出走組みということになります。
東京のレース別の集計結果です。
芝1600m 富士S 7回
芝2000m 天皇賞秋 5回
芝1800m 毎日王冠 5回
芝1600m 安田記念 2回
芝1800m 府中牝馬S 1回
秋初戦に東京に出走して、
マイルCSに出走してきた馬は
好成績をおさめています。
外国人騎手が強い
JRA所属となったルメール騎手、M.デムーロ騎手。
この2人を含めると、
過去10年、外国人騎手は3着内に12回きています。
毎年、必ず外国人騎手が3着内に来る計算になります。
有力馬に騎乗している外国人騎手は、
とくに要注目になります。
前走、同距離の芝1600m組みが中心
過去10年、3着内にきた前走距離別の集計結果です。
芝1200m 2回
芝1400m 6回
芝1600m 9回
芝1800m 6回
芝2000m 6回
芝2400m 1回
同距離が最も成績が良い。
芝1600mから離れるごとに成績は良くない。
強いていえば、距離延長組みより、
距離短縮組みが強いです。
ポイントまとめ
気になる3つのポイントをまとめました。
- 前走、東京出走組みが好成績
- 外国人騎手が強い
- 前走、同距離の芝1600m組みが中心
最後に
様々な予想を考慮された上で、馬券検討の助けになればと思います。
馬券は自己責任でお願いします(*人>ω<)。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。