2023年の東京大賞典(G1)のレース回顧。
有力馬を中心にレース結果を振り返ります。
レース結果
2023年12月29日(金) 大井9R 15:40発走 ダート2000m
タイム :2:07.3
上り3F:37.8
1着 ⑤ウシュバテソーロ 牡6 57.0 川田将雅
2着 ⑨ウィルソンテソーロ 牡4 57.0 原優介
3着 ⑥ドゥラエレーデ 牡3 56.0 B.ムルザバエフ
4着 ②ノットゥルノ 牡4 57.0 武豊
5着 ①キングズソード 牡4 57.0 岩田望来
6着 ⑦グロリアムンディ 牡5 57.0 T.マーカンド
7着 ③テンカハル 牡5 57.0 坂井瑠星
8着 ⑧ミックファイア 牡3 56.0 御神本訓史
9着 ④マンガン 牡6 57.0 笹川翼
大井の砂を入れ替えた影響
昨年2022年の東京大賞典の勝ち時計は、「2:05.0」。(良馬場)
今年2023年の勝ち時計は、「2:07.3」。(良馬場)
2秒くらい時計を要する砂になっています。
この傾向は来年も続きそうです。
勝った大型馬の⑤ウシュバテソーロは、まったく問題なく適応しました。
今後、500㎏以上ある大型馬の方が有利になりそうだ。
有力馬
1着 ⑤ウシュバテソーロ
後方でじっくり構えて、先行集団を差し切り。
海外競馬で結果を残してきた馬。
ここでは力が違った。
2024年も現役続行のよう。
海外のビッグタイトル獲得を期待。
2着 ⑨ウィルソンテソーロ
単騎逃げて良い競馬しました。
惜しかった。あと少しでした。
今回は勝ち馬が強すぎた。
先行、差し、どんな形でも力を出せるのは強み。
2024年は5歳になる。
さらに力を付けるなら、GⅠに手が届く。
原優介騎手は経験の少ない大井で良い騎乗。
騎手にとっても2024年は飛躍の年になりそうだ。
3着 ⑥ドゥラエレーデ
安定した先行力がある。
3歳馬で3着は立派。
今後、どれだけ成長するのか注目したい。
4着 ②ノットゥルノ
絶好の位置取り。
力を出し切っての4着。
地方の時計を要するダートは合う。
距離も2000m以上あった方が良い。
今後、有力馬が崩れれば、チャンスある。
5着 ①キングズソード
レースの流れが落ち着ついた。
差し脚を生かす位置取りにいた本馬には厳しい展開。
最後は差を詰めている。
大井適性は高い。
8着 ⑧ミックファイア
3番人気に押されました。
地方競馬の期待を背負う立場。
強力な中央馬相手によく出走してきた。
まだ3歳馬。
3歳馬が古馬に跳ね返されていたダート競馬界。
今回の東京大賞典で勝ち負けは厳しかった。
これから力を付けて、どこまで強くなるのか。
中央馬に負けない競馬ができるのか。
今後の期待が大きい。