Frankel産駒の5枠⑧番コンエネルジアに注目したい。
東京芝1400mでデビュー。
結果は4着。
スタートややもっさり、ダッシュはつかず。
後方に位置して、第4コーナーは一番外を回って追い込む競馬だった。
パドックでの馬っぷりは良く見え、能力は高そう。
距離200mの延長、新潟芝外回り、雨で若干力を要する馬場状態。
条件が合っている。
今回のレースは相手関係にも恵まれている。
500㎏の大型馬で2戦目の上積みが見込めそう。
ダミアン・レーン騎手から池添謙一騎手へ乗り替わりになるのは少し気になる。
デビュー戦では変な癖があるように見受けられなかったので、上手く騎乗してくれると思う。
対抗できるのは8枠⑮番エマヌエーレかな。
⑧コンエネルジア、⑮エマヌエーレに絞って注目する。
Frankel産駒について(フランケル)
生涯成績14戦14勝。
ワールドサラブレッドランキングで、136ポンドという高い評価を受けた馬です。
走りはダイナミックで欧州の芝1600m~芝2000m路線で圧勝し続けました。
種牡馬になってからも活躍馬を多く出しています。
日本で走る産駒からも活躍馬が出ています。
既にGⅠ勝ち馬を3頭送り出しています。
・ソウルスターリング (阪神JF、オークス)
・モズアスコット (安田記念、フェブラリーS)
・グレナディアガーズ (朝日FS)
適性距離は父と同じく芝1600m付近が得意なようです。
ペースが速くなり、そこそこに上りを要する展開が向いています。
スピードを持続する耐久力勝負に秀でているのでしょう。
母レディイヴァンカについて
現役時にアメリカのダート1400mのスピナウェイS(GⅠ)を勝っています。
8月末から9月初めに行われる2歳牝馬限定のGⅠ競争になります。
仕上がりの早い馬が勝ち上がります。
ただ、このスピナウェイS(GⅠ)を勝って、その後も活躍する馬は少ないようです。
2歳の8月末から9月初めのGⅠということで、仕上がりの早い馬専門になっているようです。
スピナウェイS(GⅠ)勝ちのみという場合は、競争能力という面で若干劣る面があると見た方がよさそうです。
レディイヴァンカは、スピナウェイS(GⅠ)勝った後に引退します。
2戦2勝で引退しました。
コンエネルジアが初仔になります。
初仔の馬っぷりは良いです。
ただ、距離は芝1600mくらいまでのようです。
父馬によっては長い距離に適応できる仔が出るかもしれません。