【注目馬#7】9月19日(月・祝)中山11R セントライト記念 芝2200m

中央競馬

競馬フラップの注目馬シリーズです。

今週は、土・日・月(祝)の3連休開催になります。

9月19日(月・祝)は台風14号の影響が心配です。

中京競馬は通常どおり開催されることになりました。

無事に競馬開催が行われて欲しいですね。

さて、9月19日(月・祝)中山11Rの注目馬は?

まずは、出走馬をご覧下さい。

出走馬

9月19日(月・祝)中山11R 15:45発走 芝2200m

出走頭数は13頭です。

①ローシャムパーク  牡3 56.0 ルメール(2-2-0-0)※2勝クラス
②ロンギングエーオ  牡3 56.0 横山和生(2-0-1-5)※2勝クラス
③マテンロウスカイ  牡3 56.0 横山典弘(2-3-2-0)※2勝クラス
④ラーグルフ     牡3 56.0 戸崎圭太(3-0-1-3)※3勝クラス
⑤セイウンハーデス  牡3 56.0 幸英明 (2-1-0-3)※3勝クラス(日本ダービー11着)
⑥オニャンコポン   牡3 56.0 菅原明良(3-0-0-3)※OPクラス(日本ダービー8着)
⑦アスクビクターモア 牡3 56.0 田辺裕信(3-0-3-1)※OPクラス(日本ダービー3着)
⑧ショウナンマグマ  牡3 56.0 横山武史(2-1-0-5)※OPクラス(ラジオNIKKEI賞2着)
⑨ガイアフォース   牡3 56.0 松山弘平(2-2-0-0)※2勝クラス
⑩ベジャール     牡3 56.0 北村友一(1-2-0-2)※3勝クラス(毎日杯2着)
⑪キングズパレス   牡3 56.0 松岡正海(2-2-1-1)※2勝クラス
⑫サイモンバロン   牡3 56.0 三浦皇成(1-2-1-3)※1勝クラス
⑬ボーンディスウェイ 牡3 56.0 石橋脩 (2-1-2-3)※2勝クラス

13頭のうち3頭は日本ダービ出走馬。

  • ⑤セイウンハーデス
  • ⑥オニャンコポン
  • ⑦アスクビクターモア

注目馬

⑥オニャンコポン

選んだ理由

台風14号の雨、道悪への血統適性を期待

今年のセントライト記念を検討する上で台風14号の影響は避けられません。

雨の影響を受けた時計のかかる道悪馬場を想定しました。

⑥オニャンコポンはエイシンフラッシュ産駒です。

父系を遡ると、エイシンフラッシュ~キングズベスト~Kingmambo。

Kingmamboに辿り着きます。

Kingmambo系は道悪適正があります。

日本で活躍したKingmambo産駒のキングカメハメハは雨のNHKマイルCを苦にせず圧勝しました。

キングカメハメハ産駒のルーラーシップも雨は苦にしません。むしろ得意な方でした。
道悪条件の中山芝2200mのアメリカジョッキーC(GⅡ)を圧勝しています。

ルーラーシップ産駒のキセキもまた大変な不良馬場の菊花賞を勝ちました。

今回の出走馬にはキングカメハメハ産駒の⑪キングズパレスがいます。

なぜ、⑥オニャンコポンしたのか?

そこは母父が決め手になりました。

母父はヴィクトワールピサです。

現役時に中山競馬場をとても得意にしたヴィクトワールピサです。

荒れた時計のかかる芝条件になった時でも中山で強い競馬をしました。

昨年のセントライト記念の勝ち馬アサマノイタズラはヴィクトワールピサ産駒です。

最も活躍する日本ダービー組

セントライト記念は日本ダービー出走馬が一番活躍しています。

⑥オニャンコポンは日本ダービー8着です。

今回は日本ダービー3着の⑦アスクビクターモアがいます。

日本ダービーでは0.8秒差を付けられました。

  • アスクビクターモア 3着 2:22.2
  • オニャンコポン   8着 2:23.0

しかし、皐月賞ではほぼ同タイムです。

  • アスクビクターモア 5着 2:00.1
  • オニャンコポン   6着 2:00.1

中山競馬場であれば、アスクビクターモアと差の無い実力があると判断しました。

菅原明良騎手との信頼関係

⑥オニャンコポンの手綱はデビューから、ずっと菅原明良騎手です。

今年のセントライト記念はタフなコースコンディションが想定されます。

馬場状態によっては操作性の高さを問われます。

仕掛けどころの判断も難しくなります。

これまで菅原明良騎手とのコンビで中山で上手な競馬をしてきました。

先行馬や捲る馬が多くいるので、流れが激しくなる可能性があります。

流れが激しくなった時に、菅原明良騎手との信頼関係は活きてきます。

騎手と馬の信頼関係は重要なポイントになります。

他出走馬について

①ローシャムパーク

山藤賞(1勝クラス)を圧勝しました。素質馬で先々活躍を期待できます。
セントライト記念では2勝クラスがあまり活躍できていないデータがあります。
気になる材料です。
また、ハービンジャー産駒は9月中山開催の芝2200mで勝ちがありません。
今年はタフな条件になったので違うかもしれませんが、気になる材料です。

②ロンギングエーオ

セントライト記念の馬番②になりました。
過去10年で6回きている馬番②です。
2勝クラスで能力的には劣る印象があります。
未勝利戦で中山芝2200mを勝っている経験はあります。
脅威の馬番②の力で来るかもしれません。
血統から道悪条件が想定されることはプラスです。

③マテンロウスカイ

待望の2勝目を小倉芝1800mであげました。
中山芝2200mであれば距離はこなせるはずです。
正直、今回どういう競馬をしてくるのか読めません。
中山を熟知した横山典弘騎手の手腕は怖いですね。

④ラーグルフ

皐月賞の8着馬です。力はあります。
月岡温泉特別(2勝クラス)で強い競馬をしました。
じつは過去10年、何故か3勝クラスが一度も馬券内に来ていません。
気になる材料です。

⑤セイウンハーデス

プリンシパルSを勝って日本ダービーに出走し、結果は11でした。
今回の日本ダービー組の中では力が劣ると判断しました。

⑦アスクビクターモア

日本ダービーの3着馬です。
ドウデュースを抑えて弥生賞(GⅡ)を勝っています。
最も実績があり、力最上位の馬です。
気になるのはディープインパクト産駒ということ。
産駒傾向から、タフな中山芝を得意としていません。

⑧ショウナンマグマ

ザファクター産駒で未知数なところがあります。
中山芝コースは合っています。
距離は1800mがベストに見えます。
ラジオNIKKEI賞で2着に来ています。
逃げるのでしょうか?道悪適正があれば怖い存在です。
中山芝1800mの1勝クラスで荒れた馬場を苦にせず2着に8馬身差で快勝しています。
今年の出走馬で唯一ステイゴールドの血を引いている馬です。
母父がステイゴールドで、母母父はメジロマックイーン。
いわゆるオルフェーヴルやゴールドシップと同じ黄金配合の母を持っています。
中山芝の道悪では必ず押さえたい血統です。

⑨ガイアフォース

小倉芝2000mの国東特別(1勝クラス)を7馬身差で圧勝しました。
今年の小倉芝は時計が早いことはありますが、勝ちタイム1:56.8は優秀です。
ただ経験の浅い馬が道悪、かつ、トリッキーな中山芝2200mは気になります。

⑩ベジャール

毎日杯の2着馬です。力はあります。
ただ器用さに欠ける印象があります。
ワンターンの芝1800mが一番合っていると思います。
中山芝2200mはむかないと判断しました。

⑪キングズパレス

キングカメハメハ産駒です。
中山芝の道悪適正がありそうです。
未勝利戦の中山芝2200mで良い勝ち方をしています。
東京芝2400mの1勝クラスを勝ったばかりです。
しかし、2走前にプリンシパルSに出走しており、勝ち馬のセイウンハーデスと差の無い2着でした。
2勝クラスの馬ですが、血統面、相手比較からは馬券内にきても驚けません。
流れが入り乱れて激しくなれば、後方でじっくり構えた本馬は突っ込んできます。

⑫サイモンバロン

唯一の1勝馬です。
今回のメンバー相手では能力的に苦しいと判断しました。

⑬ボーンディスウェイ

中山芝2000mを2勝している実績があります。
ここ最近の走りの内容から、今回の上位馬に離されている印象があります。
また、大外枠を引いてしまいました。
今回は厳しいと判断しました。

まとめ

注目馬は⑥オニャンコポン。

  • 台風14号の雨、道悪への血統適性を期待
  • 最も活躍する日本ダービー組
  • 菅原明良騎手との信頼関係

最後に

様々な予想を考慮された上で、馬券検討の助けになればと思います。

馬券は自己責任でお願いします(*人>ω<)。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。