競馬フラップの注目馬シリーズです。
10月30日(日)は東京11Rに注目します。
天皇賞秋、芝2000mです。
古馬と有力3歳馬がぶつかる
注目のレースになります。
さて、注目馬は?
まずは、出走馬をご覧下さい。
出走馬
10月30日(日)東京11R 15:40発走 芝2000m
出走頭数は15頭です。
①マリアエレーナ 牝4 56.0 松山弘平 (5-4-2-4)
②カラテ 牡6 58.0 菅原明良 (7-2-1-22)
③パンサラッサ 牡5 58.0 吉田豊 (5-5-0-11)
④ポタジェ 牡5 58.0 吉田隼人 (6-4-2-5)
⑤ダノンベルーガ 牡3 56.0 川田将雅 (2-0-0-2)
⑥ジオグリフ 牡3 56.0 福永祐一 (3-1-0-2)
⑦イクイノックス 牡3 56.0 ルメール (2-2-0-0)
⑧シャフリヤール 牡4 58.0 Cデムーロ(3-0-2-1)
⑨ジャックドール 牡4 58.0 藤岡佑介 (7-2-0-2)
⑩ノースブリッジ 牡4 58.0 岩田康誠 (5-0-1-4)
⑪レッドガラン 牡7 58.0 横山和生 (7-1-5-13)
⑫バビット 牡5 58.0 横山典弘 (4-2-0-4)
⑬アブレイズ 牝5 56.0 マーカンド(3-1-0-11)
⑭ユーバーレーベン 牝4 56.0 Mデムーロ(2-1-3-5)
⑮カデナ 牡8 58.0 三浦皇成 (4-3-4-30)
注意:競争成績に海外競馬・地方競馬・地方交流競走は含まれません。
注目馬
⑦イクイノックス
選んだ理由
注目する3つの理由です。
3歳牡馬は負担重量が有利
天皇賞秋を勝つには速いラップを追走し、
尚且つ、直線で速い脚が必要になる。
1ハロン区切りの通過ラップが11秒台が続く、
厳しい流れです。
負担重量が軽い方が速い脚を持続できる。
11秒台が続くラップの中、
最後の直線で上り3F33秒台を出せるか。
そういった条件を求められる場合、
負担重量が58.0㎏を背負う古馬の牡馬は不利。
3歳牡馬の56.0㎏は有利です。
2022年10月30日(日)の東京の天候は晴れ。
天候面からも、かなり速い時計勝負
になることが想定されます。
決め手勝負への期待
有力馬の中で最も決め手があるのはイクイノックスです。
東京芝コースの長い直線で、長く良い脚を使えます。
今回の枠順は有力ところが真ん中に固まりました。
展開面から、有力馬を見ながら、最後に差し脚を活かす。
決め手を活かす競馬ができると期待しました。
また、日本ダービーで厳しい流れを経験。
タイム2:21.9。
上り3Fは33.6。
結果、2着。
日本ダービーの経験が天皇賞秋で活きると判断しました。
天皇賞秋に合う血統背景
父系を確認します。
父キタサンブラック。
決め手は無いタイプでした。
しかし、イクイノックスは決め手があります。
長く良い脚を使えます。
なぜか?
キタサンブラックの母系には
テスコボーイの血が流れています。
ここに注目したい。
テスコボーイ ~ サクラユタカオー ~ サクラバクシンオー。
と続く血が入っています。
テスコボーイの血はスピード決着に強い。
とくに天皇賞秋と好相性。
サクラユタカオー自身が日本レコードで天皇賞秋を勝っています。
1986年 サクラユタカオー 1:58.3
ブルードメアサイアーとしては、
ネーハイシーザーが天皇賞秋を勝っています。
1994年 ネーハイシーザー 1:58.6
テスコボーイの代表産駒トウショウボーイがいます。
トウショウボーイ産駒のミスターシービーは天皇賞秋を勝ちました。
1984年 ミスターシービー 1:59.3
天皇賞秋にテスコボーイの血が輝くと期待しました。
ここからは母系を確認します。
母系の方にも高い天皇賞秋への適性があります。
イクイノックスの母系をみるとトニービンの血があります。
東京を得意とするトニービンです。
トニービン産駒は3頭が天皇賞秋を勝っています。
1995年 サクラチトセオー 1:58.8
1997年 エアグルーヴ 1:59.0
1998年 オフサイドトラップ 1:59.3
そして、
現在の天皇賞秋レコード1:56.1を持っているのは、
ジャングルポケット産駒のトーセンジョーダンです。
トニービン産駒の日本ダービー馬がジャングルポケットです。
2011年 トーセンジョーダン 1:56.1
血統背景から、時計の速い東京芝2000mの舞台はど真ん中です。
父キタサンブラックが
不良馬場という特殊な条件でしたが、
天皇賞秋を勝っていることも心強い材料です。
テスコボーイ、トニービンは、
一昔前の血に見えます。
しかし、現在のスピード競馬に
高い適性を示すとみています。
他出走馬について
簡単ですが各出走馬にコメントしました。
①マリアエレーナ
小倉記念(GⅢ)を圧勝。
今回のメンバーで初東京は厳しい。
②カラテ
新潟記念で復活の勝利。
GⅠの一線級には足りない印象。
③パンサラッサ
最近、出脚がつかない。
スタートが心配です。
④ポタジェ
東京芝2000mのガチンコ勝負。
大阪杯のようにはいかないかも。
⑤ダノンベルーガ
間違いなく素質馬です。
ただ、まだ成長途上と思います。
⑥ジオグリフ
芝2000mは合っています。
本来は時計のかかる洋芝向きと見ています。
⑧シャフリヤール
競走馬として完成期にきています。
馬格440㎏台の馬が負担重量58.0㎏。
厳しい流れを想定すると割り引きたい。
⑨ジャックドール
タフな流れを押し切るのが得意。
ただ、最後の決め手比べで劣ります。
⑩ノースブリッジ
力はあります。
今回の出走メンバーは強い。
⑪レッドガラン
ここ数戦は勝ち負けできていません。
現状、足りないです。
⑫バビット
もしかしたら展開次第で逃げるかも。
勝ち負けは難しいと判断しました。
⑬アブレイズ
今回の相手関係は厳しいです。
⑭ユーバーレーベン
芝2200m以上に適性があるとみています。
⑮カデナ
今回の出走メンバーでは力不足です。
まとめ
3つのポイントをまとめました。
注目馬は⑦イクイノックス。
- 3歳牡馬は負担重量が有利
- 決め手勝負への期待
- 天皇賞秋に合う血統背景
最後に
様々な予想を考慮された上で、馬券検討の助けになればと思います。
馬券は自己責任でお願いします(*人>ω<)。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。